笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

本当は「司令塔」だったフィーゴ  3位決定戦 ドイツ-ポルトガル

2006年07月11日 19時14分46秒 | 2006年ワールドカップ
さすがに先週末は疲れました。。
日曜未明に3位決定戦を観てから、その足でオフ会のバスツアーに参加、帰宅後仮眠を取って、月曜未明の優勝戦を観て、仮眠を取ってその日は乗馬でしたから。でもW杯も無事(?)に終わり、ようやく普段の生活に戻れます。

ポルトガル戦でのフィーゴはベンチスタートで、チームは「若い衆」、もとい未来のポルトガルチームに任された感じでした。(個人的にはミゲルも出ていなくて、残念だったのですが)
「司令塔」と言われていたデコが活躍することなく負けてしまったフランス戦でしたけど、ポルトガルの「司令塔」ってなんだか不思議な位置だな~と思ってました。なんとなくフィーゴが司令塔って気がしていたので。(フランス戦以外デコがいなくても勝ち進んでいたし)
なので今回の3位決定戦でのフィーゴは、状態が良くないこともあるのでしょうけれど、なんだか「自分が抜けてどのくらい出来るか」を観ているようにも感じられました。
それにしてもこの方にも「可愛い顔した少年時代」はあったのでしょうか。。渋すぎです(笑)

前半かなり攻め込んでいたポルトガルでしたが、この試合で登場のカーンにゴールを止められなかなか得点になりません。前半0-0。「これは延長かな~」などとサイアクの事態に備えてビデオの準備を始めました。(オフ会の集合時間を考えると延長が観られない)ところが後半、オウンゴールを許してからはもうチームは完全にボロボロ。。フランス戦同様「観ていて痛過ぎる」試合になってしまいました(涙)。若い衆のチーム、ということで言えばでドイツも若い衆のチームなのですが、そこは「組織力はお任せのドイツ」ですから、勝っている勢いもありますが、組織だった攻め方に迷いはありません。 私はドイツの試合運びってワンパターンで面白くないと感じているヒトなのですが、これほど憎たらしく思ったことありませんでした(笑)

でポルトガルの「司令塔」の話です。後半15分あたりでフィーゴ登場です。
私の気のせい&贔屓目かもしれませんが、彼の参加でそれまで浮き足立っていたポルトガルの選手たちが落ち着きを取り戻したように感じられたのです。それを証明するかのようにフィーゴのアシストで1点を返すことが出来たのですから。
もちろんこれは結果論であって、フィーゴが出ても1点も返せないまま試合を終えた可能性もありました。
「司令塔」ってもちろんチームの中盤でゲームメイクをするプレーヤーをさす言葉なのでしょうけれど、その選手の存在自体が問われる言葉でもあるように思うのです。技術力の高い選手を排出することは出来ても、チームを技術・精神共にコントロールできるプレーヤーを排出することは簡単ではありません(というよりも誰かを訓練して作れるもでないのです)。そういう意味でフィーゴがポルトガルにとっての「司令塔」であったことはある意味間違い無いと思っています。

たとえ負け試合であっても、終了のピッチには立つつもりでいたたんじゃないかな、フィーゴ。

画像は「兄貴がいなくても僕たちでがんばるのだ!」 「そーだ!」
「そうであることを祈りたいぜ…」な表情のフィーゴ
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