笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

記録は付け始めるとクセになる ~その8 「今は踊り場にいると思えば」と塩野七生さんは言った

2021年01月10日 14時43分39秒 | 日々雑記
大晦日、東京都では1000人超えての年越しになりました。
いつか来る1000人台が本当に"いきなり"でしたからね~。
その後は以下のように、1200人、1500人、そして、7日に2000人突破です。

↑1月5日

↑1月6日

↑1月7日

↑1月8日
※NHKコロナウィルス特設サイトより。


もうね、"徐々に感"ゼロ。ホップ、ステップ、ジャンプ、じゃなくて、ジャンプ、ジャンプ、ジャ~ンプ!って感じ。

「外で息するのが怖い」とテレビニュースの街頭インタビューで言ってたけど、とんでもない2021年の幕開けになったものです。
休み明けの職場でも、午後2時過ぎるあたりから何となくみんなソワソワ。で、4時くらいにザワザワに変わり、5時にはどんよりした気分で職場を後にする、って感じです(^_^;)

8日には2回目の緊急事態宣言が(とりあえず)出されましたが、


同じ日、既に変異型コロナが猛威をふるい、これでもかとロックダウンしまくったイギリスでは、ついに「制御不能」の宣言が出されたそうです。



9日には、私の住む神奈川で新規感染者が999人出て、

来週には1000人超えるんじゃないかと感じてます。


「3連休は自宅にいて!」と、どんなに叫んでも、まだ松の内だし、成人式だし、お天気良いし。。と出歩かない要素が正直見つからない。

これはもう(世界的にも)行くところまで、行っちゃうんじゃないの? 

自宅待機者も12月から上がっていて、東京都のデータによれば、入院"調整中"だけでも約6700人です。



調整中ってことは、「まだ自分で呼吸できているから待って」というようにもとれます。さらに自宅療養中に異変が起きて死亡したという例も起きていることを考えれば、これはある意味既に「医療崩壊」しているのでは?と、個人的には考えてしまうのですよ。
職場で席が隣の医療系に詳しい同僚によれば、

「重症者の入院期間が平均半年として、その後のリハビリ期間にどのくらいかかるか未知数。加えて元の健康状態に戻れるかどうかも未知数。勤め人が感染した場合、職場に復帰できるかも未知数。更に言えば、軽症者の後遺症が完治するのか全く不明。制度の隙間に落ちちゃう人も多く出そう。」なんだとか。。。

そんな中、4日のニュースに塩野七生さんが出演されていて「これまでに私たちは幾度も疫病に見舞われてきた。でも私たちは生き残ってきたんです。今は、歴史の"踊り場"にいると思えばいい」とおっしゃっていました。確かに昨年は"踊り場で一休み"な1年だったかも。

そういえば1年前も塩野さんの言葉に励まされて(と言うわけでもないけど)「ローマ人の物語」読んだんだっけ。
過去を知り、未来を想像しながら、今を考える。人はそうやって生きてきた。

2021年も、自分なりの気合を入れて、生きてくぞ。
コメント
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