社労士・行政書士お役立ちノート

兵庫県宝塚市で開業している女性特定社会保険労務士・申請取次行政書士・キャリアコンサルタントこーろの奮闘記です。

ごめんとありがとうが口癖

2010-02-21 22:51:55 | 行政書士の日常
先週の木曜日、大阪府中小企業家同友会京阪支部の2月例会に参加しました。

報告のテーマは「我慢と粘りの経営指針」~社員の意見を黙って聞く覚悟が出来たとき~

報告者は㈱ミヤコ自動車 代表取締役の池田育弘さんでした。

実は今回、私は初めての司会でした。
始まる前、間違えてはいけないとかなり緊張していたのですが、報告者の池田さんはとても落ち着いておられました。

「なんで(緊張するの)? (初めての司会を)楽しんだらいいですやん?」と言われてハッとしました。

そうですよね。二度とないかもしれない司会という役目。楽しまなきゃ損ですよね(笑)

こんな風に、池田さんはいつも明るく、決して悲観的ではありません。
経営者の大きな資質のひとつにこの「明るさ」があると思います。
トップが前向きですと、ついて来る部下も明るく前向きになります。

池田さんの会社は8年連続で黒字経営を続けてこられてます。

社員の話もよく聞かれるとのこと。
やはり、人は自分の言うことをよく聞いてくれるとうれしいものですよね。
ましてやそれが自分の会社の社長ならなおさらそうでしょう。

報告をお聞きしてなるほどと感心することが多かったです。

また、新入社員を採用するにあたり、ご自分の母校の大学のキャリアセンターに行かれたそうです。

そこで、大学関係者の方から、卒業生が社長になってこうして来てくれて、とてもうれしい、ぜひ学生に話をしてやってほしいと言われ、これから就職活動をする大学生たちにお話をされたそうです。

「うちみたいな小さな会社は大学生の新入社員は無理だと決めてしまうことはありません。
学生さんが入ってくれるかどうかは、こちらが決めるんじゃない、学生さんが決めることです。
多分、また入社してくれるんじゃないかな」とのことでした。

さらに、報告の中で「ごめんとありがとうが口癖です」と言う言葉が一番印象に残っています。

素直に謝ること。
どんな時でも誰に対しても感謝の心をいつも忘れないこと。

これは会社経営に限らず、どんな場面でも人として生きていく上の一番大切なポイントではないでしょうか。

このように、同友会の例会では経営者から、現実の経営に関する実体験が聞けて、とても勉強になります。

ご興味のある方はぜひお声をかけて下さいね~

では、また☆


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