林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

私の勉強法革命ーー勉強の障壁を低くする方法

2009年10月14日 | 文房具と読書
勉強しなければならないと分かっているけれど、どうも勉強する気にならない。そんな気持ち陥っている場合がある。そういうとき、どうしたら、やる気に火をつけることができるだろう? あるいは、気軽に勉強をスタートできるのだろうか。毎日の勉強習慣が身に付くだろうか。

毎日、一定時間以上勉強をするというのは、ほとんどの人にとっては大変なはずです。だから、その大変さの障壁を低くするやり方を、工夫しても良いはずです。ここでipodを紹介したりしたのも、ガジェットや文房具などを通じて、勉強に向かう際のハードルを低くできないかなと考えているからです。

机に向かって只ひたすらに勉強する真面目だけの勉強法だと、勉強にとっかかりをつけるのが億劫になったり、途中で挫折しやすくなってしまうと危惧するのです。もう少し楽に勉強を始動するやり方、ちょっと気が楽になる方法論、忙しい中から時間を捻出する方法論があっても良いではないですか。

最近、『東大生のノートは美しい』などという本が売れているそうです。けれども、「美しいノート」がよいと言ってしまうのも、本当は善し悪しです。

ごく自然に美しいノートができてしまうならば、もちろんその方が良いでしょう。しかし、どうもノートが汚くなる人だとしたら、美しいノートを作れというのがプレッシャーになり、煩わしくなるかも知れないじゃないですか。それ以上に心配なのが、「美しいノート作り」が目的になってしまい、本来の勉強が手つかずになってしまうことです。たとえば、いくら立派な単語帳を作っても、それを何度も読み返さなかったら、全く意味がないのです。

場合によってはノートなどは作らないほうが良いかもしれないですね。教科書や参考書に書き込みをしたり、大小の付箋を貼ったり、あるいは、自分の声で音声教材をつくってしまったほうが効果的かも知れない。要するに、ノートに拘るのではなく、自分なりに楽にできる方法論を探し出す必要があるのです。


ところで私の個人的体験です。今までで一番まじめに受験勉強に取り組んだと思えるのは、高校受験の時でした。中学校3年生の10月のある日、勉強法をちょっと変えただけですが、それが勉強法革命の到来となり、それからは、すさまじいまでに勉強に励むことが出来ました。4時頃に帰宅すると、夜12時まで一心不乱に勉強できるようになったのです。半年後には、奇跡的に日本一難しい高校に合格してしまいました。

勉強法革命といっても、実に些細な、たわい無いことです。問題集をケチらず、直接に答を書き込んでしまう。そうすれば、ラクチンだなと分かった。だから、それを実行した。ただ、それだけのことなのです。しかし、私には世紀の大発見だったんですね。

この方法を必ずしも皆さんには勧めるわけではありません。しかし、たったこれだけのことが、勉強のハードルを低くできるかもしれない。だから、勉強嫌いな人も、自分なりの方法論を模索してもらいたいと思っています。

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