大学入試に役立つPodcast
中学入試の国語問題をちょっと見てみると非常に多いのが動物生態学や植物生態学などの生態学関係の文章(説明文)である。受験生と指導者は、関連分野の本に親しんでいる必要があるだろう。
では大学入試の英語はどのようなものが多いのかといえば、環境問題であり、言語論であり、脳科学である。(写真は河合塾『やっておきた英語長文500』である)。
私が先日受験生と一緒に解いた問題でいえば、2009年度の早稲田大学スポーツ科学部ではレイチェル・カーソン(『沈黙の春』で有名な環境問題啓蒙家であるが、中学の英語教科書にも取り上げられている)だったり、2009年度の明治学院大学の問題は脳科学的テーマであった。
となると、早慶上智や難関国立大学志望者ならば、いくつかのpodcastはぜひとも聴いて見ておきたい。(中堅大学志望者の場合は無理に挑戦する必要はない)。かなり面白そうだと思った番組を紹介しよう。
Scientific Americanには長くておもしろいものがある。最近では進化論とダーウィンがとても良い。たとえば、2009年の10月24日の"Lucy and Neanderthais"11月14日の"II Recent Evolution; and Becoming Human"だ。それから、オリバーサックス、V・S・ラマチャンドラン、ピンカーといった英才たちの番組も良かったら、聴いてもらいたい。だが、ふつうは、ちょっと勧めにくい。長くて難しいからだ。
私がおもしろがっているのではダメなので、高校生にも取っつきやすいものはといえば、Scientific AmericanとNational Geographic Daily Newsである。「短い」のである。科学英語に関心のある人も、ぜひ聴いてもらいたい。
まずはScientific Americanの「一分間心理学」である。一分間というくらいで短いからだ。最近のお勧めは、2009/11/17の“The Roots Of Language”(1分40秒)だ。言語の起源をチンパンジーのジェスチャー行為に求めるものだが、ジェスチャーしているときには右半身がよく動くのだそうだ。すなわち、左脳=右半身に言語的なものが関わっているのだという。どこかの大学入試に用いられるのではないかとひそかに思っている。
Scientific American
60-Second Psych 11/17/09
The Roots Of Language
あるいは、iTunesのある人は次をチェックしてみてください:
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=262750202
もう一つは、やっぱりNational Geographic。
National Geographic Daily Newsというのが良い。 Stiticher Radioというのを聴いてみると、2009/11/21 ”Where Is Water on Moon From?Volcanoes, Sun … Earth?”(4分46秒)For many, 2009 will be remembered as the year water on the moon was confirmed beyond any reasonable doubt.というのが面白かった。
それから”Evolution vs. Intelligent Design: 6 Bones of Contention”(2009/11/26、2分35秒)
On the Origin of Species;the theory that new species can arise from old ones through natural selection is still met with some resistance. である。
iTunesのある人は次をチェックしてください。
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=321190935
ダーウィンのような進化論では「目」 のようなデザインは不可能ではないかとか、そういった反論があるという話だ。ダーウィンの進化論は、フロイトやマルクスと違って今でも大いなる論争の的みたいですね。(興味のある人は、長いバージョンであるがScientific Americanのダーウィン特集を聴いてもらいたい。たとえば、"Darwin's Influence on Modern Thought"(2009/11/25)にはじまって沢山の番組がある)
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以前も書きましたが、まだ若干空き時間がありますので、英語の過去問特訓を希望している方は、電話(042-749-2404)等でご連絡ください。なお、当塾には受付係はおりませんので5:30ー8:30の時間帯はお避けて下さい。
中学入試の国語問題をちょっと見てみると非常に多いのが動物生態学や植物生態学などの生態学関係の文章(説明文)である。受験生と指導者は、関連分野の本に親しんでいる必要があるだろう。
では大学入試の英語はどのようなものが多いのかといえば、環境問題であり、言語論であり、脳科学である。(写真は河合塾『やっておきた英語長文500』である)。
私が先日受験生と一緒に解いた問題でいえば、2009年度の早稲田大学スポーツ科学部ではレイチェル・カーソン(『沈黙の春』で有名な環境問題啓蒙家であるが、中学の英語教科書にも取り上げられている)だったり、2009年度の明治学院大学の問題は脳科学的テーマであった。
となると、早慶上智や難関国立大学志望者ならば、いくつかのpodcastはぜひとも聴いて見ておきたい。(中堅大学志望者の場合は無理に挑戦する必要はない)。かなり面白そうだと思った番組を紹介しよう。
Scientific Americanには長くておもしろいものがある。最近では進化論とダーウィンがとても良い。たとえば、2009年の10月24日の"Lucy and Neanderthais"11月14日の"II Recent Evolution; and Becoming Human"だ。それから、オリバーサックス、V・S・ラマチャンドラン、ピンカーといった英才たちの番組も良かったら、聴いてもらいたい。だが、ふつうは、ちょっと勧めにくい。長くて難しいからだ。
私がおもしろがっているのではダメなので、高校生にも取っつきやすいものはといえば、Scientific AmericanとNational Geographic Daily Newsである。「短い」のである。科学英語に関心のある人も、ぜひ聴いてもらいたい。
まずはScientific Americanの「一分間心理学」である。一分間というくらいで短いからだ。最近のお勧めは、2009/11/17の“The Roots Of Language”(1分40秒)だ。言語の起源をチンパンジーのジェスチャー行為に求めるものだが、ジェスチャーしているときには右半身がよく動くのだそうだ。すなわち、左脳=右半身に言語的なものが関わっているのだという。どこかの大学入試に用いられるのではないかとひそかに思っている。
Scientific American
60-Second Psych 11/17/09
The Roots Of Language
あるいは、iTunesのある人は次をチェックしてみてください:
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=262750202
もう一つは、やっぱりNational Geographic。
National Geographic Daily Newsというのが良い。 Stiticher Radioというのを聴いてみると、2009/11/21 ”Where Is Water on Moon From?Volcanoes, Sun … Earth?”(4分46秒)For many, 2009 will be remembered as the year water on the moon was confirmed beyond any reasonable doubt.というのが面白かった。
それから”Evolution vs. Intelligent Design: 6 Bones of Contention”(2009/11/26、2分35秒)
On the Origin of Species;the theory that new species can arise from old ones through natural selection is still met with some resistance. である。
iTunesのある人は次をチェックしてください。
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=321190935
ダーウィンのような進化論では「目」 のようなデザインは不可能ではないかとか、そういった反論があるという話だ。ダーウィンの進化論は、フロイトやマルクスと違って今でも大いなる論争の的みたいですね。(興味のある人は、長いバージョンであるがScientific Americanのダーウィン特集を聴いてもらいたい。たとえば、"Darwin's Influence on Modern Thought"(2009/11/25)にはじまって沢山の番組がある)
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以前も書きましたが、まだ若干空き時間がありますので、英語の過去問特訓を希望している方は、電話(042-749-2404)等でご連絡ください。なお、当塾には受付係はおりませんので5:30ー8:30の時間帯はお避けて下さい。