新宿機動部隊(将棋)

社団戦出場チーム「新宿機動部隊」のブログ。

着手完了と時計について

2011-11-27 23:55:15 | 将棋よもやま
「週間将棋」紙2011/11月30日号に、このような記事がありました。

「11月16日号掲載の記事中に、“マナーとしては手が離れたら着手ですが、ルールとしては時計を押した時点で着手というのが明確じゃないですか”という発言があり、それに対して“着手はあくまでも手が離れた時点でないと大会運営に支障が出るから訂正してほしい”というクレームがあった。記事の趣旨は“手が離れた時点で着手完了というルールに基づいたもの”です」

この認識の齟齬は実際に経験したことがあります。道場のローカル・ルールで「時計を押すまでは着手完了ではないので手を変えてよい」というところがあり、そういた判定を目撃したことがあります。一方、数年前の社団戦で相手が持ち駒を打ち間違え、違う駒に打ち直したので「それは反則でしょう」と告げたところ、「まだ時計を押していないので問題ないです」と言われ、理事に確認したところ手が離れた時点で着手完了、この場合は反則負けという裁定が下りました。

大会ごとにきちんとルールの説明をすることがいいと思いますが、11月16日号の記事の趣旨は、「手が離れた離れない、という判定は実際には困難なので、時計を押したかどうかという基準にすれば明確だろう」ということなのではないかと思ったのですが、週間将棋紙は違う認識なのでしょうか? 紙面の全文を読んでもよく理解できませんでした。

ちなみに個人的な認識では、「手が離れたら着手完了」だと思いますので、あとはマナーの問題だと感じています。それが統一できないならば、時計を押したら着手完了、というルールでもやむなしでしょうが、どうも納得はいきません。





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2 コメント

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着手完了 (へっぴり腰の大将)
2011-11-28 19:52:24
手合時計を使わない大会もあります。
やっぱり駒から手が離れたときが統一性があって宜しいかと思います。
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手が離れたら着手完了 (kk)
2011-11-28 20:56:23
これが基本ですね。

社団戦のように運営のしっかりした大規模の大会では、待ったのトラブル自体が減っていると思いますが、そうでないところではやはり多いのでしょう。

審判をされる棋士にとっては、困った問題なのでしょうね。
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