木場研。
3局指して2勝1敗。1局目、後手番で先手の中飛車に対して居飛穴。作戦勝ちと思いましたが、穴熊の組み方が少し雑で、それが終盤にたたる展開となってしましました。
2局目、先手で中飛車に。中央の折衝で角銀交換の駒損となりましたが、4、5筋で歩がきいたのが大きく、1筋の端攻めと絡めて勝ちきれました。しかし、後手に手厚く攻められたら少し足りない形勢でした。
3局目は先手番で三間飛車、後手は中飛車から左穴熊。後手の動きに乗じて作戦勝ちから一手勝ち模様となりましたが…。
本譜、後手が攻防に△7五角と打ち、利きを遮断して▲6四歩とした局面。ここから△4八角成▲2一金△同玉▲3三桂△同銀▲3一飛成と進んで詰みましたが、ここで△3二銀▲同と、と金を一枚取られていたら…
△3九銀と放り込まれて▲1八玉が利かず、▲同金は△同飛成、▲同玉は△4八角成から簡単に詰んでいました。感想戦で気付いて、互いに苦笑。
直ちに2一金、同玉、3三桂、同銀、3一飛成、同角、3二銀、2二玉、2一金でしたね。
この時期はいつもこんなものですが、社団戦開幕までにはなんとかしたいです。