「変わりゆく現代将棋」単行本化！

「将棋世界」誌に羽生名人が３年半かけて連載した矢倉講座が、単行本として出版されることが決定したようです。

４月下旬、上下巻同時発売。これは事件です。

A級順位戦 三浦八段、名人挑戦！

郷田九段対三浦八段戦は、142手で後手・三浦八段の勝ち。

７勝２敗で名人位挑戦権を獲得しました！

A級順位戦 井上八段、降級

井上八段対木村八段戦は150手で後手・木村八段の勝ち。
相矢倉から攻め込んだ井上八段ですが、最後は持将棋模様から点数が足りそうになく、潔い投了となりました。

井上八段は降級、藤井九段の残留となりました。

A級順位戦 高橋、佐藤、森内勝ち

谷川九段対高橋九段戦は、88手で後手・高橋九段の勝ち。
得意の８五飛戦法から、46手目△３五歩の新手で激しい展開となりましたが、
後手が攻め合い勝ち。

佐藤九段対丸山九段戦は、85手で先手・佐藤九段の勝ち。
すでに降級の決まっていた佐藤九段ですが、最終局で意地を見せました。

森内九段対藤井九段戦は、89手で先手・森内九段の勝ち。
馬を切って寄せに行った藤井九段の優勢か？とも見られましたが、実際には難しかったようです。

この結果、挑戦争いから谷川九段と丸山九段が脱落。
三浦八段が敗れると、高橋九段とのプレーオフです。

残留争いは井上八段が自力となり、勝つと藤井九段の降級です。