アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

息子のこのごろ

2011-03-06 19:42:02 | アスペルガー

今朝はとても寒くて車のフロントガラスもガチガチでした。

けれど、昼間はとても温かい春の陽気

こんな日は、息子にとってはとても大変。息子はとても強烈な花粉症の持ち主です。目も鼻も。鼻の方は、薬を飲んでどうにか対処していますが、目は自分でも自覚しているので1回でもこするとどうにもならなくなるので、こすらないで我慢しているようです。

そんな息子。

本日はこの今朝の寒い中、自転車で30分以上かかるところにある高校まで模試を受けに7時30分に家を出て行きました。

1年生からはあまり模試を受ける生徒はいないそうですが、それでもバスケ部には3人。

みんなで一緒に行きました。

他の2人は成績優秀らしい。息子は・・・・。

母のこの模試の狙いは、高校入試試験に慣れるための練習です。

ほとんど、同じような時間帯で教科も同じ順番での模試。息子は初めてのことが不安で心配で固まって・・・・酷い時はパニックも。

そのような息子の特性を考えて、これから模試があったら受講させていこうと考えています。

 

息子はというと・・・。

その模試の申し込みのところに付属していた色々な高校のレベルに興味をもってしまって。ここでも、アスペルガー症候群の「1番が良い」という息子が持っている特性がちらほらと顔を出してしまって

志望校を記入するのですが、自分の実力と反比例なただただ1番良いところを記入したいと。

きっと、結果を見て・・・・豹変する

それと、このごろの息子は気持ちが下向き

「俺はダメだ。どうせ・・・」という言葉が多くなってきていて。部活で思うように上達しないこと。周りの友人よりも成績も良くないことなどがジレンマになって、このような言葉を発するようになってきてしまいました。

自分の性格も、「昔みたいに自分のやりたい放題の時に戻りたい。そうしたら、もっと自信を持てていてバスケも違った勢いのあるプレーが出来ていたと思う。運動神経も小学校の時に1年間体育をしていなかったから凡人になってしまったし。」と。

母が「自分が思うように、どんどん動いてみたら?」と言ってみたら「そういう俺はもう俺の中から消えてしまっているんだよ。積極的な行動をする俺という人間がいない。」と言っていました。

現在の息子は息子がいうように、本当に、目立たなくて、おとなしくて、自分を押し出すこともなくて。

それでも、母からの息子は何があっても、芯が通っていて、真面目で一生懸命で。

それで良いのでは・・・と思っていました。

けれでも、息子の心の中では色々な葛藤があるのかなぁと。

これが思春期なのかなぁ。悩んで、思い通りにならない自分にジレンマで。

難しい年齢に差し掛かってきたようです。

上手に息子と向き合って、この時期を乗り越えていかないといけないかなぁと感じ始めた母です。

母は周りと比べるのではなくて、自分のスキルを上げていけばよいんだよと息子には話続けていますが、なかなかそこまで息子には理解できず。

息子は息子っていうことを、理解させていこうと思います。