埋もれている？

本日は、とても秋らしい１日でした。

息子は朝、おじいちゃんと畑に行って「なす・きゅうり」を採ってきてくれました。
「なす」の方は、まだまだ良い感じですが、きゅうりは「うり」のようになっていたり、短かったり。
そろそろ収穫は終了かなぁと感じます。

午前中は、幼馴染君と我が家で過ごしていました。

午後は、S君と電車でお出かけ。
幼馴染君が「俺も連れて行って」と言っていましたが、S君と二人の内緒の場所（母は夏休み最後の日に連れて行ってもらいましたが）なので「無理」ってお断りしていました。

息子は楽しい１日を過ごせたのでは。


タイトルのお話。

先日、息子とTVを見ていてのこと。

覗いてくださっている方も見たかな？

発達障害を持っている方で、１度曲を聴いたらすぐに自分でピアノが弾けてしまう方が出ていました。その方は、治療のための薬で目も見えなくなってしまって。
知能年齢も2～３歳くらいだと番組では言っていました。

脳科学者の方が訪ねて行って、お会いして。

その方の話の中で、障碍を持っている方は必ずとてつもない能力を持っていると思えるけれど99％の方がその能力を発揮できず、埋もれているのが現状だと感じる・・・というようなことを言っていました。

そうしたら。

「俺も埋もれているんだね」って息子が。

「えっ」と母が聞き返したら。

「俺もアスペルガー症候群で障碍でしょ。でもとてつもない能力って発揮してないからさ。埋もれているんだよ。でも、何かしらの能力があるんだよね。」と母に話してくれました。


普段はそんなことを感じさせないし、息子「俺は違うと思うよ」って言ってみたりするのですが、やはり息子自身では自分のこと把握しているんだ・・・と息子のこの言葉で感じました。


で・・・。


息子の能力って何かな。

埋もれさせてしまっているのは母なのかな？って思えて。

生涯、埋もれたままももったいないなぁと感じています。けれど、気付くことが出来ない。

早く、気付きたいなぁ。

息子の突起した何かがとても楽しみな感じがしてきた母です。



そのほか、ただ単にトランプをランダムに並べてその順番を記憶する人のことも番組で取り上げていました。
この方は、普通のサラリーマンのような方で、趣味でその大会に出ている人。
日本でいう「オタク」ぽい人と紹介されていました。

見ていてけっこう面白い番組でした。


息子が理解しているので、色々な？？？なことを正直に伝え始めようと感じています。

先日も、学習をしている時の息子のイライラやぐずぐず。
こちらも、この特性からそういう風になってしまっているのだと思うと話、どうしたらこのようにならないかを息子と考えてみたりを始めました。
息子の気持ちをゆっくりと聞き出して。

大きくなってきて、このように自分を分析できたり理解していることは必要なことだと。

ひとりひとり同じ診断名でも違うとは思いますが、息子と母はこのようにして数年後の自立を考えながら進んでいこうかなぁと感じています。