アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

中学校初の授業参観

2010-04-23 20:02:09 | アスペルガー
本日も雨が降ったりやんだり
気温も冬温度の1日でした。

こんな中、中学校初の授業参観+保護者会がありました。

母は、やはり授業参観をして、1回会社に戻り業務をこなして、また学級保護者会だけに学校へとんぼ返りしました。(間にあった学校保護者会はパスしてしまいました)

これは・・・直上司が変わって、とっても頼りがいがなく
任せられない状態なので、こういうことになってしまって。
前直上司の時は有給を取っても安心だったのに
なので、たま~に、会社の外に出て大声を出したくなってしまうような状態に陥る母です

本題です。

息子の授業参観してきました~。
息子の席は1番前。

授業は担任の先生の「社会」でした。

始まる前に教室に着いた母。
息子はどこにいるかな?と思って見回したら、後ろの方で数人の男子と休み時間を楽しそうに過ごしていました

先生が来て、授業が始まりました。

息子・・・机の上に授業道具がでていない

先生が、そっと息子に何やら話して、息子が準備出来るまで待っていてくださいました。

授業が始まって様子を見ていたら・・・。

かなり前半は、ぼーっとしていて

その都度、先生もみんなに気づかれないように、息子に理解出来るように指示をしてくださっていました。
手も最初の方は、あげることもなかったのですが、スイッチが入ったら
手を挙げていました

それもかなりマニアックな質問のところで・・・。
先生が息子にこたえられるか聞いてくださって、息子がぼそって返事をして。
で、答えられました
数回、その後も手を挙げていて。

その後、スイッチがOFFになってしまって、また授業から遠ざかって授業が終了
それでも、だまって席に座っていて(机の↓が気になってしゃがみこんでいる時もありましたが)どうにかなっていたかな~って感じて、ほっとしました。

同じ小学校からの保護者の方も、「ひろ君、スイッチONだね」って言ってくれて。
発言したことも「すごいね~」って言ってもらえました。
(息子が発言すること自体が凄いことなのです)

保護者会の時は自己紹介があって

中学校に入学したときの面談で、問題がないようならば他の保護者に説明は入らないと校長先生や担任の先生に言われていたので、「いつも、ぼーっとしていてマイペースでワンテンポ遅れているような息子です。隣の席になったお子さんには、ぼーっとしていたら、教科書はこのページだよとか、教えていただけたら嬉しいと思います。3年間学校に楽しく通ってくれるだけでよいと思っています。よろしくお願いします」というような自己紹介をしてきました。

帰りに仲良し同級生君のお母さんと一緒に母の車で。
おうちへ送って行ったら、息子を含む3人が仲良し君の自宅で遊んでいました。
(27日まで部活がないので)
仲良し君のお母さんが「ひろ君と息子は大人しくて仲良しなのがわかるけれど、バスケ君は元気なのに仲が良くなって不思議だね。」と言っていました。
そういえば・・・バスケ君はとってもハキハキしていて。
でも、波長が合うのかな

息子が帰宅して授業参観の時の話をしたら・・・。
母と同じように「俺、突然スイッチ入ったでしょ。数分だったけれど。で、スイッチその後、切れたんだよね。」と言っていました
自分で、自己分析も出来ているようで。

不思議さは理解している母や先生はこの授業中でもたくさん感じて。

それでも、きっと凄かった時の息子を知らない人はわからなかったのではと思います。

知っている方は、「ひろ君凄いね」って言ってくださるし。

地元の中学校に入学してよかったな~って今日の息子を見ていて思いました