アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

1年生のころ

2008-12-10 17:54:08 | 振り返り
振り返り第3弾です・・・。
本日は、息子の1年生のころを綴ってみます。

息子の1年生は1学期までは完璧でした。
きっと、環境が変わって極度の緊張状態が続いていたのかな~と思い出すと感じます。
2学期の診断のきっかけのころからは、不思議がいっぱいになってきました。
それまで離席もなく授業に参加?していたのですが、このとき以後離席するようになりました。
教室にいても、フラフラしたり、床に寝ころんでいたり・・・。
学校外にも出て行ってしまったり。
廊下もフラフラ。校長室に遊びに行ったり、職員室に遊びに行ったりという感じでした。
突然、消えて先生があわてて探しまわるとプールにいたり。(このころは昆虫が大好きだったので、プールで水カマキリや、ヤゴを探しに行っていたようです。)

このころから「こだわり」も出てきたような。
母が学校に様子を見に行ったときに息子は11時45分になると必ず教室を出て行きました。
母が???と思っていると担任の先生が「給食室に毎日この時間に行って、献立表と違いがないか確認しているので。あと、ひろ君が食べられるものがあるかの確認もしているようですよ。」と教えてくれました。
1年生の担任の先生は、息子が変化してからもしかして?と思ったようで、対応の仕方を変えてくれました。(ベテランの先生なので)
息子の不思議にも、落ち着いて関わってくれました。
母はとっても、ありがたいなと思っていました。
3学期はとうとうほとんど教室にはいなくて、補助の先生が付きっきりでした。
二人で、他の部屋で学習したり、体育館があいている時に運動したり。
3学期の最後の日、息子は校長先生のところに行って「僕は2年生にはなりません。学校やめますから。」と伝えたそうです・・・。

以上1年生の時でした。


現在の息子のお話。
先週の金曜日に、足のうらに大きな水ぶくれ?が出来てしまった息子。
様子をみていたのですが、どんどん大きくなって中も水ではないような感じに
息子は痛みに鈍感。けれどあきらかに歩き方も変な感じで。
思い切って、昨日の夕方医者に連れて行きました。
そしたら、行くところ行くところ「本日は終了しました」の表示が。
仕方がないので薬局に行ってみました。
薬剤師さんに息子の足を見せたら、「これはかなり膿んでいます。病院にすぐに行って処置してもらった方がいいです。」って言われてしまいました
救急で病院へ。内科医しかいないといわれたのですが、またまた息子の足を見せたら「すぐ処置しましょう」って。
息子の順番になって処置室に入ったら「痛くしないでください。僕、痛いの苦手ですから。どのくらい痛いですか?100%中、何%ですか。」って質問してました~。
先生も看護師さんも「面白い子だな~。君は。」って大笑いしていました。
処置終了後「歯医者さんの麻酔よりは痛くなかったですね~。」と感想を言って、またまた先生と看護師さんから笑いをいただきました

母も「ぷっ」って笑えました・・・やはり不思議君です