今日の女王サマ

映画、本、音楽、お出かけ、思ったことなどズラズラ書き連ねています。

8月15日

2005年08月15日 | Weblog
終戦記念日です。

私が小さい頃の写真を見てみると『火垂るの墓』の節子のような髪型をしています。モンペに下駄履きです。しかし、私も弟も丸々と太っています。母はパーマをかけて美しく(母の兄弟姉妹はみな美形です)、父は台湾からの引き揚げ者だったので少し苦労の跡が見えます。

父は生まれてから20代前半まで台湾で過ごしました。おじいちゃんが材木商だったんです。家にはセントバーナードとシェパードがいて、使用人もいたそうです。
引き揚げてくる時、5人兄弟の2番目が欠けていただけで、あとは健在。一番上の兄(私には伯父)は最近まで元気でした(もう亡くなりましたが)。

この父や母にさえ、戦争の話はあまり聞いたことがありません。いえ、話そうとしてくれたのに私たちが拒否していたのかもしれませんね。

日本はもうすでに60年戦争をしていません。こんな国は稀なんでしょうか。
世界で戦争を放棄・禁止している国は日本と、コスタリカ、パナマの3国だけなんですって。
見えるところでは私たちもわかるけど、見えないところでも他国は戦争を繰り返しているんですね。

平和ボケと言われても、戦争をしないという心構えは必要です。しかし、いざという時、今の国民に死ぬ気で日本を守ろうという人はどれぐらいいるんでしょう。

あなたは日本を愛していますか?日本という国に誇りを持っていますか?

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2 コメント

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愛国心 (古賀さん)
2005-08-15 20:44:46
日本にいると愛国心のこれっぽちも感じませんが、外国に行くと、俄然、愛国心の塊と変身するのはどういうわけでしょうか。国歌なんかどこからともなく流れてくると、涙が自然にうるんできます。国が強制しなくとも愛国心は、自然に形成されるものだと思います。ただ、世の中の流れは国際化です。国際結婚の友人らをみると、愛国心って何だろうとよく思います。「地球を愛する」ということになるのでしょうか。欧州に行くと、国籍の違う夫婦がやたらに多いのに驚きます。これから、日本もそうなっていくのでしょう。わが社の同僚も奥さんが日本人でない人は決して少なくないですね。 
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残暑お見舞い申し上げます (bays_star)
2005-08-17 21:37:51
うちの祖父も、戦時中は台湾で炭鉱経営していたそうですから、

どこかでご先祖同士、お会いしていたかも知れませんね。

国、愛すべき山河、美しき国土、文化、家族。。。



文化なんて考えると、戦争以外にも、戦わなきゃいけない相手がいそうだけど!



日本には、3つの平和な時代があったと言われています。

まず、平安時代。日本が統一されたあと、朝廷は軍隊を解散してしまった。

統一した軍を持たない国家なんて、前代未聞です。

次が、徳川の300年。こんな時代に300年も戦争していないなんて、これも奇跡です。

そして戦後の60年。

これをして、日本を好戦的な国とか言う国があることが、僕は信じられないけれどな。

日本は永く日本人だけで暮らしていたから、外国人に日本を説明する言葉を持っていません。

今こそ、日本的なものの考え方を、国際社会にどんどん輸出していくべきなのに。

アメリカに追従するのではなく、日本は"平和"を、輸出しなくてはいけないんです。
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