今日の女王サマ

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久しぶりに買った本

2015年01月18日 | 映画&本&音楽&TV
お金と置く場所がなくて、もっぱら図書館を利用して本を読んでますが、久々に買った本があります。

阿部和重&伊坂幸太郎共著による『キャプテン サンダーボルト』。


2014年12月にhonto主催の「阿部和重×伊坂幸太郎『キャプテンサンダーボルト』発売記念スペシャルトークイベント」に当選して、日ごろあまりお目にかかれない作家さんのトークを聞きに行きました。

この会場がたまたま勤め先の近くで、これはもうイベントに参加しなさいと運命に言われているような気がしたものです。それにしても当選しなければ運命もクソもないわけで、よく当たったものだな~と幸運に感謝しました。

ほとんどの人は自分で買った本を持参していたのですが、私はサイン会があるなどとはちーっとも考えておらず、会場であわてて買ったんですよ。事前に買っておけばポイントも貯まったのにな~。

で、見開きに書いてもらったのがこのサイン。

私の名前は漢字で書くとちょっと難しいのでひらがなにしてもらいました。書いてもらう時、阿部氏がちょっと私の顔をジッと見たような気がしたのですが、読んでいくうちになんとなくわかったような気がします。

お話の途中に「れいこさん」が出てくるんですね~。しかも「れい子さんって誰だ。その美人そうな女は」というセリフがあり実際の「れいこさん」はおばあちゃんなんですけど、阿部氏or(and?)伊坂さんの中で「れいこさん」というのは美人のイメージがあるらしくて、ちょっと嬉しかったんです。電車の中で読みながらムフフフです。

『キャプテン サンダーボルト』は荒唐無稽でもスピード感あふれるお話。案外スラスラと読めてしまいました。阿部和重さんは今まで知らずにいた作家さんですが、昨年読んだ川上未映子さんの『きみは赤ちゃん』という育児エッセイに夫のあべちゃんという人が何度も出てきまして、このあべちゃんが阿部和重さんなのでした。
見かけとは違い、キャラクターがメチャ面白い人で、トーク中に何度も笑ってしまいました。だからと言ってさっそく阿部氏の作品を読もうという気にはならないのですが、いつか機会があったら手に取ってみようと思っています。

めったに表に出てこない伊坂氏目当てでイベントに行ったのに、すっかり阿部氏が好きになっちゃいました(笑)。

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