今日の女王サマ

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ハッピーフライト

2008年12月03日 | 映画&本&音楽&TV
矢口史靖(やぐち・しのぶ)監督の映画『ハッピーフライト』を観ました。
矢口史靖さんの作品は他に『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』などがあり、ユーモアあふれるオリジナルストーリーはかなりのお気に入りです。

そう、矢口史靖作品にハズレはないのです。

空港で働く一人として、この映画は見逃せないという意気込みで観ました。結果、最高に面白かったです!

あいにく舞台は成田でなく羽田。しかしそこで働く人々は成田と変わりありません。
全日空が全面協力したんでしょうなぁ。飛行機もスタッフもJAL色は一切なし。

(グランドスタッフ)胸に挿しているのは無線機ですが、成田ではモトローラとよんでいました。別にモトローラ社製ではなかったですけどね。私もシャワー受付のときは常に装着していましたよ。

この映画では飛行機の発着にたくさんの人が携わっているんだということが改めてよくわかります。

華やかに見えるけど本当に大変な仕事です。憧れのキャビンアテンダントは食事時間10分、しかも立ち食いですもんね(笑)。


主役は綾瀬はるかですが、新人CAの味がよく出ていました。

私はディスパッチャーを演じた肘井 美佳(ひじい みか)が気に入ってしまいました。フライトを無線でサポートするディスパッチャーですが、機長から思い切りダメ出しされたときの「やっぱりダメだった」という感じでふくれっ面をする、その顔がね~、すごくよかったんですよ。

この映画は観たあと、観客をハッピーにしてくれます。

観に行かれたかたはエンドロールにも出てくる肘井 美佳さんを見て下さいね。