今日の女王サマ

映画、本、音楽、お出かけ、思ったことなどズラズラ書き連ねています。

Lady in the Water

2006年10月04日 | 映画&本&音楽&TV

4カ月ぶりの映画。最後に観たのは何だったっけ?

M.ナイト.シャマラン監督の Lady in the Water を橋向こうのシネマックスパルナ稲敷まで行って観て来ました。
母を誘ってみたけどパスされたので、1人で。パルナまでの所要時間15分。早い早い♪

シャマラン監督は「シックス・センス」で(一部に)絶賛されたけど、その後は作品のグレードが尻すぼみ。

この「シックス・センス」、私はラストが途中から分かってしまっていたんですけど、それなりに面白いと思いました。

さて「Lady in the Water」です。
TVで流れているスポットCMでは、なんとなくホラー映画のような雰囲気ですが、要するにおとぎ話
“ライター”なる人物に会うために、この世に現れた水の精。会って彼(彼女?)の未来を予言したあと、自分の世界に戻り女王となる運命なのですが、それを阻止しようとする邪悪な魔物から水の精を守ってくれる人々をも探さなくてはならない。
カギとなるのは記号論者守護者、複数の職人治癒者。物語が繰り広げられるコーブ・アパートの住人の中にその力を持った人々がいると言うのだが・・・。

本当にそんなおとぎ話があるのなら面白いのですが、この映画のためにこじつけたようなおとぎ話では「なんだかなぁ」という感想です。だって、今の世の中(しかもフィラデルフィアで)、水の精を何の迷いもなく信じる人っていますかね。アパートの住人たち、少しも首をかしげないんですよ。なんか途中でバカバカしくなっちゃいました。これなら「サイン」の宇宙人オチの方がまし。

水の精を演じるのは「ヴィレッジ」(シャマラン監督)で盲目の少女になったブライス・ダラス・ハワード。

パパは元俳優で今は監督さんになったロン・ハワードですが、よく似ています。
 ←「アメリカン・グラフィティ」で俳優だった頃

コーブ・アパートの管理人を演じるのは「サイドウェイ」でモテない中年男の役だったポール・ジアマッティ。あのモテない中年男がそのまま管理人になったかと思わせるほど孤独感を漂わせています。
そして、今までと同様シャマラン監督はこの作品にも顔を出しています。というか、出演場面増えてます(笑)。ちなみにM.ナイト.シャマランのMは「Manoj」なのだそうですが、 マノジ?ですかね。

レディースデイの水曜日でしたが、観客は5人。東京は昼間でも6割ぐらいの入りですが、やっぱり地方はこんなもんか。
 
     (キャラメルポップコーン)コーラとセットで500円ぐらいだったかな?
六本木ヒルズにあるシネコンのポップコーンと比べると、かな~り少なめです。六本木の方が割安だけど、量はこれぐらいでちょうどいい。