(↑↓あちらこちらの「モミジバフウ」の木の幹は蝉だらけ。ウォーキング途中で)
まーさん、
今回の1週間のショートスティ、元気に行って来られるでしょうか。
祈りつつ送り出しました。
3月、実家片付けのためにわたしたちが田舎に帰るとなって、
久しぶりにまーさんにショートスティに行ってもらった時は、
まーさんもわたしたち家族もすごく大変な思いをしたから、
あんな悲しすぎる経験は2度とさせたくないと思いました。
ちょっとの帰省も大変だ〜「2022・主婦日記」の第12週目〜 - 手帳なわたし
実は先週週末から数日、生まれ故郷に帰っておりました。帰ると言っても、コロナ禍の影響でギリギリまで体調管理が必要で、熱は測るわ、酸素摂取量は測るわ、念入りのチェッ...
goo blog
その経験ののち、ショートスティの施設を変え、
前回から新しいところにお世話になりました。
ところがこの時は迎えに行くと、予想に反して、
「なんで今迎えに来た?」
「黙って帰ってきて、先生にお礼を言えなかった」と繰り返し言ってました。
それまでは毎回ディから帰ってきて、
家に入った時点で、
もうディから帰ってきたことすら忘れてたのですが、
その日ばかりは記憶が長続きし、
「楽しかった。また行きたい」としきりにいうのを聞いて
本当にホッとしたわたしたち。
送り出す側としては、
少しでも「楽しかった」「行ってよかった」という言葉を聞くと、
慰められるのですね。
まーさんの超ご機嫌な帰還 - 手帳なわたし
(↑やっぱり梅雨明けしちゃった〜〜)わたしが長野へ旅行に行っている間、そしてその前後、まーさんはショートスティに。ブログでも書いたように、春には散々な経験が...
goo blog
ただ、一つ問題が。
前回のショートスティでも足がかなり浮腫み、
帰ってきて少しの間はなかなか自力で移動ができなくなってしまっていました。
そのことは、
ケアマネさんを通じて、施設に再度伝えてもらうことになっています。
家で生活していても、
ただベッドとトイレの往復を自力でしているだけで、
足は浮腫んだことがないわけですから、
ほんのちょっとの運動で十分。
それがショートスティの現場では危険を回避するために、
できるだけ車椅子から立たせない方針になっているのでしょう。
そこをなんとかちょっとでも動かす機会を作ってもらえれば、
後で歩けなくなるということもないわけで、
「寝たきり」にさせないために是非是非お願いしたいところ。
まあこの問題は、
他の介護をされている方のブログを読んでいてもよく目にすること。
悩ましいところなんだろうと思います。
また、「ショートスティに行きたがらない」という話もよく耳にします。
我が家もかつてはそうでした。
4年前のこと、
同じように手術のためわたしが入院すると決まった時は、
「それじゃ、わたしが家のことをしなければ」
「そんなところに泊まりに行くなんてできない。わたしが助けられる」
と手伝う気満々。
ショートに行きたがらず、説得が難航。
最後の最後は、出かける時にディに行くように送り出して、
ショートに行く日だとは言わなかったんです。
これはケアマネさんがそうした方がいいと言われたのでやってみたのですが、
案の定、その日の夕方帰れないと聞くと、本人かなり焦ったらしい。
それでも数日経って帰ってきた時には、
「ホテルのようなところに泊まってた」
「〇〇さんが大変な時に、わたしだけあんないいところでのんびりさせてもらって申し訳なかった」と言ったまーさん。
涙が出ました。
それ以降、
夫は意を決して、
まーさんに正直に何度も何度も繰り返し「宿泊すること」を伝えるようになりました。
4年近くが経ち、
彼女自身の状況が変わってきてしまったということもありますが、
まーさんももう何も嫌だとは言わなくなっています。
わたしが入院し、手術するという話を聞いてもポカンとする始末。
ただ行く当日は、1時間に一度くらい同じことを繰り返し言うことになりましたが・・・。
宿泊するとか、しないとか自体が
もうはっきりしてないわけなんです。
家にいても時々「わたしゃ、いつ家に帰るのかな」と言ったりしますから。
彼女にとっての「家」、
今はそれが自分が生まれた清水の家みたいです。
それでも、そんなに困った感じもなく、
穏やかによく笑い、
時に夫(息子)と喧嘩をして口を尖らせ、
そしてそのことでみんなの笑いを誘って喜び、
童女のようにちょいちょい悪さもする!(笑)
時々困るのはわたしたちの方ですけど、
本人は、わたしたちがなんで困ってるかもわからず、
ただ右往左往しているのを見て大喜び。
とにかく面白がる人なんですね。
同居を始めた頃、わたしたち夫婦を見てしみじみ言った言葉。
「あんたら、よく話をして仲がいいからいいね〜」。
まーさんはよく話して関わり合うのが好き。
わいわい言ってるのが好き。
笑っている顔が好き。
特に大笑いしているのが好き。
大笑いしているのを見るのも好き。
喧嘩をしてもそれを大笑いの種にしたら、ケロッとする。
そんな彼女を見ていると、
「心地よく生きる」というのはこんなことなのかと教えられたりして。
まーさんがいないリビングを、ちょいと寂しく感じた夜でした。
↓二つのランキングに参加しています。
それぞれポチッと押して応援してくださると嬉しいです。
励みになります。