手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

まーさんの超ご機嫌な帰還

2022-06-28 | 介護
(↑やっぱり梅雨明けしちゃった〜〜)



わたしが長野へ旅行に行っている間、そしてその前後、

まーさんはショートスティに。


ブログでも書いたように、春には散々な経験があったので、

今回は預けるのにかなりの緊張感がありました。



夫は1週間ほど前から、

毎日のように耳元で、

「家に誰もいない日があるから、泊まりに行ってもらうね」と、

まーさんに語りかけてました。

まーさんはというと、何年か前には、

「誰もいなくてもわたしが留守番をする」と言って行きたがらなかったので、

その後のショートスティの時は何も言わずに送り出していたのですが、

今回は思い切って方法を変えました。


すると、今回は行きたくないとは言わないまーさん。

前の嫌な体験のあったショートスティの記憶はもうないのです。

そして、「一人で家にいる」という考えも浮かばなかったようでした。


今回はこれまでとは違う施設にしました。

それはそれで全く知らないところということもあり、

前の経験もありますから、

預けている間は、家族がそれぞれのところでドキドキ。

でも、

夫はまーさんを預けている間はかなり夜中熟睡できたようです。

1階で夜中に音がするとすぐに目が覚めてしまってましたから。


3泊4日。


日曜日にわたしたち夫婦と息子でまーさんを迎えに行きました。


車を止めて、施設の入り口に向かいながら聞こえてきたのは、

小学校唱歌。

いい声の合唱が聞こえてきたのです。

「ばあばの声なんじゃない?」と息子。


玄関ロビーで待ってたら、廊下の奥の方でまだ姿が見えないのに、

まーさんの元気な声が聞こえてくる。

そして間も無く車椅子を押してもらってやってきたまーさんを見ると、

めちゃくちゃ元気で笑顔!


わたしたちの顔を見たときは、嬉しそうだったけど、

「どうして今頃迎えにきたの?」

「先生に挨拶せずにきてしまった」と、

今活動をしていた場所にもう一度戻りたいくらいの勢い。


こちらはその反応に、一同顔を見合わせて、噴き出す。

その後何度も何度も「先生(歌をリードしてくださってたスタッフさんらしい)に挨拶できなかった」

「さよならと言えなかった」と残念そう。

まーさんを迎えに行った施設の別のスタッフさんが、

何も言わずに連れてきてしまったようで・・・。


でも、

「3人で迎えにきてくれたの??」と、

家族全員で迎えに行ったのは嬉しかったようでした。


車に乗ってから、

「どうだったの?」と聞くと、

今まではディケアやショートスティに行っても、

帰ってすぐでも行ったことすら忘れてるのに、

今回は記憶が長くとどまってた。

「楽しかったよ〜」と。

「また行きたいかい?」と夫が聞くと、

「絶対行きたいね」との確信的な返事。


「あそこは広くてね。いいよ」


あまりにクリアな答えにこちらはびっくり。

やはり施設によって合う合わないがあるのだと実感したわたしたち。

次回もここにお世話になりたいと心から思いました。



目下、

まーさんにとってのショートスティの唯一の課題は、

必ず行く前よりも歩けなくなって帰宅すること。

前の施設では「絶対立たせない」という考えのもとだったので、

それが理由で足が弱ったと思ってましたが、

今回も弱ってました。

きっと向こうでは、一人で立って動くのは危険とされて、

車椅子介助になるためにほとんど歩く機会がなかったからだと思います。

危険を回避するためというのは仕方がないことですが、

少し歩く機会もあればいいな。

家でもトイレの行き帰りだけの運動しかしていませんが、それくらいでも大丈夫なので。


今回も足が浮腫んで、ベッドに一人で足を上げて寝られないくらい、

伝い歩きもかなりスローペースになってしまってるのがとても気になりました。

この点だけ、もう一度ケアマネと相談だなと思いました。


一つ一つやってみて、

困ったところを相談しつつ、改善していく、

どんなことでもそうやって前に進んでいくのですね。


とにかく感謝、感謝です。



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6 コメント

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Unknown (sue2006)
2022-06-28 05:55:07
おはようございます。
ショートステイ、お義母さまが楽しく時間を過ごされて、ご主人も熟睡できたり、まんじゅう顔がさんも長野でリフレッシュ、それぞれがほっとする時間がもてて良かったですね。
我が家もこれからショートステイを利用する日がやってくることを想定してます。
問題点などとても参考になります。
ありがとうございます。
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Unknown (まんじゅう顔)
2022-06-28 19:09:00
スーさん、温かいコメントをありがとうございました。
親の介護、そして自分の老後と、こういうことは他人事ではないですね。それぞれの状況は違っていても、関わる側、関わってもらう側の思いの両方が支えられるように、うまく道筋を立てていきたいですね。
ショートスティもうまく利用していければと思います。
返信する
Unknown (ポテト姫)
2022-06-29 05:05:42
 私は、今現在は「公民館講座」として「うたごえ広場』というのを主催してますが、元々は、母がお世話になっていた高齢者施設にて「ボランティアとして」、月に一度、「みんなで歌うひと時」をやりに行っていたことが、きっかけでした。(^.^)
 「グループホーム」だったので、「認知症」傾向の方が多かったわけですが、皆さま、「歌うことが大好き」のようで、ノリノリで歌ってらっしゃいましたね。
 その様子を見て、これは、自宅にいらっしゃる方々にも、喜んでもらえるのでは? と考えて「公民館講座として」やってみるに至ったわけです。(^-^)
 「合唱』ほど「本格的』ではなく、「カラオケ」みたいに「個人で歌う」わけでもない、昔の「音楽の授業」的な形式が、喜ばれるみたいですネ。「脳トレ』にも、「役立つ」のかも?^_−☆
 コロナ騒ぎになってから、施設の方には、クリスマス以外、ずっと行けてないのが、淋しいです。(*´-`)
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Unknown (やまぼうし)
2022-06-29 05:30:36
私の姉も施設に入ってから急に歩けなくなりました
姉の介護をしてくれていた義兄が急死したので入れたのですが
やはり施設も手が足りなくて、骨折しないためにも
車いす介護になるようですね
仕方ないと思っています・・・
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Unknown (まんじゅう顔)
2022-06-29 22:46:47
ポテト姫さんがやっておられたようなボランティアさんが、もしかしたらまーさんのお世話になっていたショートスティでも歌声広場をやってくださっていたのかもしれませんね。だからまーさんは、「先生」と呼んでいたのかも。
どんなに直近のことを忘れても、長年歌ってきた歌は忘れてませんね。とても楽しそうに口ずさむこともあります。とてもいいご奉仕、ボランティアだと思います。
コロナ禍が過ぎ去ってまた再開されることを待ち望んでおられる方もたくさんおられることでしょう。早く再開されるといいですね。
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Unknown (まんじゅう顔)
2022-06-29 22:52:51
やまぼうしさんのお姉さまは、そういう経緯で入所されているのですね。やはり車椅子生活になりましたか・・・。
わたしの母の場合は、足が悪くても自由に歩かせてもらっていて、遠くに行く場合だけ車椅子だったので、今回のまーさんのことにはびっくりしました。
ベッドの足元にセンサーを置いて、ちょっとでもベッドから降りると、センサーが感知して、スタッフさんが駆けつけ、すぐに車椅子という格好だったようです。そこで、自力でトイレに行かせるという選択肢はなかったのです。ほんのちょっとでも歩くチャンスがあると、一気に悪くなることはないと思うのですが、今の介護の現場では人手の問題もあり難しいのでしょうか。
まーさんの場合はショートステイですし、また自宅に帰るわけですから、歩けなくなってしまうのは問題。ちょっとケアマネさんに相談してみようと思います。
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