数年前からずっと気になっていたのですがコンディションが最悪でしかも高価でしたので
”ウイルスかも?”と下葉あたりの傷も気になって手が出せませんでした。
しかしこの時期から急激に雪白に冴え葉縁に紺覆輪を見せるこのオンリー1の個体を
何とか元気にしてあげたい!と思いきって昨年とうとう購入を決意し
1年少々栽培しました。
栽培して分かったことはウイルスはなかったことでほんとにうれしかったですね。
一時期韓国で風蘭栽培にブームになっていた”とある液肥”のダメージで
調子を崩していたらしいのですが昨年からうちで使い始めて春蘭の根が劇的に
増えて良い成長をしてくれた液肥をこの蘭にもかけて培養しましたら
根の変な癖もとれて素直な根が何本も出来てくれて
ようやくこれから作がかかりそうな感じになってきました。
まだまだ葉に力が無く愛嬌が出来ていませんがこれからの可能性を
期待出来そうな雰囲気にはなってきたようです。
タチの色はまだまだ冴えて雪白になってきます。
葉縁に紺複輪も見えますのでちょうど奄美の歓喜天の様な芸かもしれません。
傷んでいたときに付いていた子供はダメになりいま成長している子供が初めての子供ですので
まだまだ芸がどうなるのか楽しみです。
当然根もルビーです。