五龍(柳)作の鉢
これまでに万年青鉢は5~6点くらいは扱わせて頂いたように思います。
しかし富貴蘭鉢で印のあるもの1点で無いもの1点で希少な作品です。
特に蘭鉢ですと少ないようです。
私は恥ずかしながらようやく2点目の取り扱いになりまして
少ない中でも蘭鉢は特別な存在で憧れもありますが
実物を見る機会が非常に稀な”極一部のコレクター”のかたのみが
秘蔵しているというのが現状でしょう。
と申しますのもかなり鉢に造詣のある著名な方でさえ
未所有だったりするのですから・・・
この鉢も初めて見てからはや15年が過ぎていました。
これまでは非売品として存在しており購入が無理な逸品でした。
鍔からの曲線が誠に美しい鉢です。
その鉢が今回とうとう私のところに来てくれました。
使い頃の4寸程度の大きさです。
品の良い鉢だと思うのですが如何でしょうか?
石の上にも3年ではないですが諦めないで何時までも
恋焦がれているのも良いですね。