春蘭の棚はミストの出る扇風機を1つ連続稼働させて
あと数機の扇風機はタイマーで間欠稼働させています。
このミストが効いているのか春蘭の棚の最低温度(地上65cm~70cmの位置)は
予想通り22,5℃に下がりました。
そろそろ割れそうな温度になって来たと思います。
ふうらんの棚の方は遮光も少なく普通の扇風機のみでミスト扇風機を置いていませんので
流石に最低温度が23℃でした。
(画像では22,5℃に見えますが真っ正面から見ると23℃です。)
暑さのため冷房でしのごうという方もおありのようですが
あまり自然とかけ離れた栽培は余所で栽培が困難になる可能性が高く
商売人としては全く取り扱い出来ない蘭になります。
うちではここ数年研究を重ね夏の暑さの中でも普通に育つような栽培を目指した結果
ふうらんよりも夏に暑がるはずの春蘭(特に広島よりも気温の低い産地の物でも)が
この暑さの中元気に伸び続けています。
暑がるはずの春蘭が動いていますから もっと暑さに強いふうらんは樂です。
冬に過度な加温の中で育つふうらんは いわゆるインキュベーター栽培のような感じで
自分は取り扱いを遠慮させて頂いて居ります。
冬に低い加温の物は夏の暑さの中でも止まることは少ないようですし
うちなどの場合は 春蘭と一緒の栽培ですので厳冬期はマイナス1~2℃に普通になりますが
夏の止まりは殆ど感じません。
管理はシンプルなのが一番気楽で好きです。