知る人ぞ知る韓国春蘭・孤高の至宝
極幅広羅紗チャボ中透 と説明しますと実生物とか言われる方もあると思いますが
れっきとした山採り小苗のチョイ柄から少しずつ完全な縞に進化し
良くなったと噂を聞き所有する愛好家のお宅を訪問して拝見し
柄性を見て紺冠がかからない。と自分は判断しておりましたが
見学に行った翌年に完全に紺冠をかけた中透に進化し
自分の柄の見極めの甘さを痛感致しました。
現在でも総販売元で蘭を見ることはほぼ不可能な厳重なガードのある蘭です。
この代表的な写真の蘭をはじめて手にとって見せて頂くことが出来
質感を理解できました。
最も葉幅広いところは3cmもあり驚嘆に値します。
しかし数がいまだに10数本しか中透が無い大変希少であり あまりにも高価で
”ほしい!”と恋焦がれる愛好家は星の数ほど(大げさですが)あり
№1の絶大な人気を誇ります。
日本でも購入したいと希望された方が有ったようですが・・・
この蘭の事を書きましたのは
今シーズン韓国春蘭界最新のニュースとしてお伝えしたい
”ワクワク”の話が伝わってまいりました。
この太皇ですが縞生まれである以上は黒も存在します。
中透の上木が数千万円の破格な蘭ですので 黒とはいえ
数十万円しますし入手も簡単では有りません。
ところがこの夏 奇跡が起きました。
太皇の青から1本縞が出現したようです!
是非欲しいと思い聞きましたが“売らないでしょう!”と笑って言われました。
”確かに売らないでしょうね!”自分でも。
しかし青でしたら購入が現実的にありえる話だと思います。
俄然 太皇が面白くなりました。
弊社もとうとう正真正銘本物の太皇の青(上木)が入荷致します。
日本国内唯一かもしれません。
この新シーズン楽しくなりそうです。
※こんな話を書くと“自称”太皇の青が湧いてでてくる可能性もありますので
ご用心ください。簡単に手に入るものではございません。