先程 今年の夏の蘭展のご案内状が摺りあがりました。
6月26日(金)~29日(月)の4日間 恒例の夏の蘭展を開催致します。
富貴蘭で人気の高い建国殿(羆系)や羆の系統の変異など
数年がかりで少し集めることが出来ました。
芸の奥行きの深さなどやはりこのジャンルは筆頭だと思います。
しかし自称〇〇と系統物を気取った問題の有りそうな販売も後を引きません。
くれぐれもご用心を!!
おそらく今は殆ど無くなったと思いますが高千穂縞の1つ月輪(覆輪)が
縞になった物を販売いたします。
私は月輪の最上柄の縞はこの販売品以外は見たことがありません。
偶に半柄になったものが縞っぽい時に見て期待しますが最終的にみな戻りますので
いったん覆輪に仕上がった物から縞に変わるというのは非常にレアなケースだと思います。
柄物は中透の場合は本来中透縞ですので”縞”という不安定な部分をたえず持っており
ます。柄はほぼ固定ですが1~3%程度は柄が狂うこともあります。
今回の月輪の縞はこのパーセンテージよりももっと低い可能性だと思います。
絶対と断言できない植物の変異の幅など知れば知るほど楽しくなります。
春蘭では超人気品の 娘子ほか多種多様に取りそろえられるように
常時積極的に買い付けを心がけております。
なお春蘭は暑い時期に入りましたので当面店頭販売のみで対応させて頂きます。
(春蘭の夏季の発送はお休み致しております。)