ほぼ何時時もネットショップの出荷をさせて頂いておりますため
ある程度の地域に対応できるように
蘭を無加温に近い状態で管理しています。
怖いのは
動き出した蘭を冷やすことです。
動く前は少々冷えても蘭にストレスはないと思いますが
いったん”春化現象”後にスイッチが入って
動き始めたときに急激に冷えると過分なストレスを与えてしまい
春先の動きが悪くなったりすることもあると思います。
特に用心したいのは
この時期に温度の入った蘭を買い入れるときに
受け入れる側が同じような温度管理であればほぼ問題ないと思いますが
受け入れる側がほぼ無加温状態であったばあいは
最悪枯死することもあります。
あまり自分の棚と大きく開きがある管理をされたものは
用心が必要だと思います。
※わたしの所やおなじみさんのお棚で風ランが皺引きが少ない年です。
これは例の活力剤の影響もあるんでしょうね。
今年が異例なのは通常の品種は皺引きが少ないのですが
寒さの影響か?覆輪芸のものが極端に皺引きをしています。
寒い今シーズンですが春蘭・風ランともに出来るだけ
耐寒性を上げる管理をお勧めいたします。
耐寒性を上げることで蘭も強くなり
病気にも抵抗力が出てまいりますし冬季、無加温でも
葉艶のある美しい蘭を観賞できます。