こんばんは。
午前中、2日前から実家に帰っておりましたカミサンを北九州市小倉南区へ
九州自動車道(=1,000円(^^)v)を利用して迎えに行きました。鳥栖ICから
小倉南IC方向はいつものように混雑も無く時間通りの所要時間でしたが、逆方向
(熊本方面行き)は太宰府ICを頭に約30kmほどの渋滞でした。その渋滞を横目に
スイスイですから気分は爽快!(^u^)・・いやな性格と思っておられるかもしれません
ね・・。他人の渋滞を見るのは爽快です!。(^_-)-☆
山崎豊子著「運命の人」を第4巻(最終巻)を読み終わりました。私には涙なしには
読めない第4巻でした。舞台は前3巻までと違って一貫して「沖縄」です。著者は
この巻を書くために約10年間を費やしたのではないかと思われます。
「広島」や「長崎」の原爆投下による悲惨さはマスコミ等でうっすらと知ることは出来て
いましたが、それ以上の悲惨さが「沖縄地上戦」にはあったことをこの本を読んで知
りました。小説ですからすべてが真実とは言えませんが、まったくの作り話とは私に
は思えないのです。今まで私は戦争の体験談を聞く機会はありませんが、この本は
それを代行してくれたと思っております。目から涙、鼻から鼻水(^u^)それを処置す
るのに何枚のティッシュペーパーを費やしたことでしょう!読む傍らにBOXごと置い
たくらいですから・・。この本を読んで私が今まで如何に「沖縄」に対して無知であった
かと、無関心であったかと、恥ずかしい気持ちを抱きました。
「運命の人」は本土の人はいかに「沖縄」に無関心であるか・・と言うことを問題提起
しています。私はこの「運命の人」を一人でも多くの人に読んでもらいたいと思いまし
た。
きしくも明日は「終戦記念日」、今までとは違った、「敬虔な祈り」で戦没者の霊を
弔いたいと思います。(^.^)/~~~