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ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [平成二十一年四月十一日]

2009年04月11日 | fine arts
さて、今日は明日、大阪でライヴ仕事があるので、前乗りして関西遠征です。先ずはちょっと寄り道をして京都下車しました。京都、大阪も汗ばむほどの初夏を思わせる暖かい陽気です。そして何だかこちらの方が花粉が多く飛んでいるのでしょうか、かなり鼻がムズ痒くてくしゃみ連発、東京ではそろそろ終りかな、と思っていたのに....。

これから心斎橋辺りを散策して、夜は久々に大阪の連れと会う予定です。

309) 杉浦茂101年祭 冒険と奇想の漫画家 於: 京都国際マンガミュージアム
自己期待度 – 甲
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 甲
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 甲
京都で途中下車したのはこの展示 (写真) が目的でした。現在、特に最近の漫画は全く読むことのない自分ですが、昔の漫画には今でもかなり大好きな作品が多々あります。この杉浦茂氏は、そんな数少ないフェイヴァリット漫画家のひとり。とは言っても、自分はほとんどの作品をリアル・タイムで読んではおりませんが!? さて展示は杉浦茂氏の生誕101年を記念して行われ、貴重な原画などが並んでいます。杉浦氏の奇天烈でひたすら楽しい漫画の数々に自分はかれこれ20年以上前から惹かれています。とにかく杉浦茂氏の漫画は奇想天外、ポップでユーモラス、シュールでキュート、登場する沢山のキャラクター達はとてもヘンテコでチャーミングです。のちに数多くの漫画家達に影響を与えた杉浦茂氏の作品は本来の漫画の姿だと思います。ホント、イイんですよ。復刻本もいろいろと出版されていますので、是非、皆さん、杉浦茂ワールドを堪能してみて下さい。

京都国際マンガミュージアム → http://www.kyotomm.jp/

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。

今日の美術展 [平成二十一年四月十日]

2009年04月10日 | fine arts
今日も申し分のない良い陽気でした。原チャリでサクサクと多くのギャラリーを廻りました。

そう言えば、今日で今年の美術展鑑賞も300件 (!!) 超えです。全く何やってんだか....、ありがたいこってす。恐縮です。

298) 第7回TIS公募受賞作品展 於: Gallery5610
298) 第7回TIS公募受賞作品展 於: Gallery5610
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
東京イラストレーターズ・ソサエティが主宰する公募展の受賞作展示です。新進気鋭作家達による意欲作の数々を見ることが出来ました。いろいろと興味をそそるものがあり、中でもみずうちさとみ女史の綿布に刺繍と彩色による「銭湯」は可愛らしく楽しい作品、唐仁原多里氏の色と質感が味わい深い「OLD CAR」などに惹かれましたね。自分の好きな作家、馬込博明氏の作品もありましたよ。此処に登場していたイラストレーターの方々、今後に期待です。

Gallery5610 → http://www.deska.jp/

299) 版画にみる戦後ドイツの美術 – E.又レーからA.D.クリスチャン II期 於: Fuji Xerox Art Space
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
2/27に訪れた展示の第2期目です。今回、紹介されているのはハインツ・マック氏、ゲアハルト・フォン・グラヴェニッツ氏、ギュンター・ユッカー氏、オットー・ピーネ氏の4名の作品。前回に引き続き、戦後ドイツに於ける現代アート版画作品に関して、その流れを垣間見れる興味深い展示でした。

Fuji Xerox Art Space → http://www.fujixerox.co.jp/event/hanga/

300) CALLENDER SALONE 2010 於: DESIGN HUB
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
JAGDA所属のデザイナーがデザインした2010年度版カレンダーを紹介した展示です。それぞれに趣向を凝らした様々なカレンダーが並んでいました。多くの目を惹くものがありましたが、いまイチ、自分にはピンとくる作品はありませんでしたね。ですが、付箋型の小さなカレンダー (写真) やパソコンのモニター脇に取り付けるものなどは、シムプルで結構、使えるかな? と思いました。

DESIGN HUB → http://www.designhub.jp/

301) 写真で旅する世界遺産 第二部 [文化遺産編] 人類が創造した文化 於: FUJI FILM SQUARE
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
こちらも2/27に訪れた写真展の第二部。第一部は自然遺産で、今回は人為的に造られた文化遺産編です。人類は太古から多くの凄いものを造ってきたんだな、と改めて実感出来た美しい写真の数々でした。

FUJI FILM SQUARE → http://fujifilmsquare.jp/

302) Message From Body X PART II 富樫梢「笠井ジュリアンヌ嬢の肖像・II」 於: Pepper's Gallery
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 丁
自己不満度 – 乙
自己関心度 – 丁
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
作家自身をモデルにした女性のエロティックなペインティングと素描。それらの作品からはフェティシズムを感じるました。

Pepper's Gallery → http://www.peppers-project.com/top/jp/top_frame_jp.htm

303) Drawings 於: 西村画廊
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 戊
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
当画廊が推す人気現代アートさっか7名のドローイング作品の展示です。押江千衣子女史の樹々を描いた爽やかさを感じる作品、小林孝亘氏の鉛筆と墨とで描いた味のある小作品シリーズ「うさぎとトランペット」が良かったですね。

西村画廊 → http://www.nishimura-gallery.com/

304) 金井杜道 仏像の現在「興福寺-阿修羅と八部衆」展 於: 壺中居
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 丙
現在、上野の東京国立博物館で開催中「国宝 阿修羅展」の図録写真も撮影されている写真家、金井杜道氏の阿修羅像や他の興福寺に於ける仏像を撮った写真展です。良い仏像はその姿に力がありますね。金井杜道氏は、そんな力を巧みに写し取っていると思いました。そして静けさのある、その写真からは厳かな気配を感じます。

壺中居 → http://www.kochukyo.co.jp/

305) 永坂嘉美光写真展 聖なる桜 於: ルーニィ247フォトグラフィー
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
和歌山県高野山の山桜を撮影した美しい写真の数々、情緒ある自然な桜の姿が写し出されていました。

ルーニィ247フォトグラフィー → http://www.roonee.com/

306) 笑う眼 – 世羅拓人写真展 於: Place M
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
ちょっと風変わりな景色を写し撮ったモノクロ作品、なかなか興味深い画面で気を惹かれました。

307) Soloist 藤川まゆみ写真展 於: Place M
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 甲
自己不満度 – 戊
自己関心度 – 甲
自己推薦度 – 甲
自己趣味性度 – 乙
とても穏やかな心地になる良い写真の数々でした。何のことはない、すぐ其処、何処にでもある様な光景なのですが、その風景の最も美しい一瞬を絶妙に捉えていると思える様な画面です。素晴らしい感性で撮られた写真だと感じますね。素敵です。とても気に入りました。

Place M → http://www.placem.com/

308) 端景 大森博写真展 於: ギャラリー蒼穹舎
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
東京湾岸や湾に注ぎこむ川岸で撮られたモノクロ写真。決してきれいとは言えない風景、そこには生々しさが感じられます。人が生活して行く上での影の部分が写し出されている様な気がしました。渋い作品です。

ギャラリー蒼穹舎 → http://www.sokyusha.com/index.html

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今日の美術展 [平成二十一年四月九日]

2009年04月09日 | fine arts
何処へ行っても桜の花が満開。ポカポカ陽気で桜の花が舞い散る中、今日は早起きをして原チャリで久しぶりにチョイ遠乗りをしてきました。府中の森公園の桜並木 (写真) も桜の花びらが敷き詰められていてきれいでしたよ。

295) 油彩画 – 描くということ 於: 練馬区立美術館
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 丁
当館収蔵による油彩画名品の展示でした。出品点数はあまり多くないものの、鳥海青児氏、鶴岡政男氏、靉光氏、中村宏氏等による味のある良い作品ばかり、こだわりを感じるコレクションです。とにかく良い絵画を無料で見ることが出来る、ありがたいですね。どの作品にも活き活きとした色彩に魅せられました。

練馬区立美術館 → http://www.city.nerima.tokyo.jp/museum/

296) 山水に遊ぶ 江戸絵画の風景250年 (前) 於: 府中市美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 戊
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
山水をテーマとして江戸時代に於ける絵画から作品をチョイスしたちょっと変わった視点による当美術館らしい企画展です。いつも此処、府中市美術館のキュレイターの発想は独特で優れていると思いますね。まぁ、普段は一堂には見ることの出来ない変わった趣の絵画が並び、とても興味深い内容でした。雪舟氏の描いた絵を元に画風は違えど連綿と続いた同じ様な構図の「富士図」などは見ていて特に面白かったです。あと伊藤若冲氏の描いた作品が2点ありましたが、どちらも斬新、オリヂナル感があり、「石峰寺図」に於ける画面のポップさにはまいりました。若冲氏の作品にはいつも驚かされます。ホントにどうしたらあんな絵を考えつくのか不思議ですよ! 後期展示も楽しみです。

府中市美術館 → http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/

297)「ユイス」展 於: オチコチ チカ
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
風呂場で使う椅子、「湯+椅子」で「ユイス」だそうです。8名のデザイナーの方々が東京の杉の木を用いて作ったお風呂椅子の展示でした。それぞれに趣向を凝らして、しかも実用的な良いデザインのものばかり、実際に使ってもみたいと思いましたね。温泉やスパとかにあったら素敵でしょう。杉の木の質感、風合い、肌触りもイイもんです。

オチコチ → http://ochi-kochi.com/

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今日の美術展 [平成二十一年四月八日]

2009年04月08日 | fine arts
イイ陽気ですね~っ。今日はそんな陽気にピッタリの展示を観てからレコーディング仕事へ向かいました。

で、今、この前もお報せしたコムピレーション・アルバムに収録されるこだま和文氏のレコーディング中 (写真) です。かなり際どいキラーな楽曲に仕上がりそうで超楽しみっすね。

294) 春爛漫 桜の花に誘われて 於: 長谷川町子美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 丁
展示タイトル通り、見ていてとてもほのぼのとして春を感じさせる作品が並んだ展示でした。主に桜や梅の花を描いた作品の数々、日本画では那波目功一氏、加山又造氏等、油彩では三栖右嗣氏のしだれ桜を描いた絵画、そして平櫛田中氏、また平櫛氏の彩色を手掛けていた平野富山氏の木彫など見事な作品ばかりで、すっかり堪能いたしました。

長谷川町子美術館 → http://www.hasegawamachiko.jp/

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今日の美術展 [平成二十一年四月七日]

2009年04月07日 | fine arts
原チャリ移動が苦にならない陽気となって嬉しいです。今日はクラブ・ジャマイカの皿廻し (写真 – 閑古鳥が鳴いてましたが....、トホホ。来月は黄金週間中なので頑張るぞ!?) 明けで朝帰りの為、早い時間からは行動が出来なかったので、仕事帰りに一軒、画廊に寄りました。

293) 間島秀徳展 – Kinesis 於: GALERIE ANDO
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
岩絵具を用いた抽象画です。墨で下絵を描いて、その上に絵具を厚塗りする技法は興味深く、描かれた画面の独特な質感に惹かれました。一面、青で塗り潰された作品を見ていたら何となくイヴ・クライン氏の作風が思い浮んできましたね。ちょっと ”Kinesis” の意味は分かりませんが、とても深い趣のある良い作品だと思います。今日は画廊オウナーと間島秀徳氏の作品に関する話の他、いろいろな話をすることが出来たのも有意義でした。

GALERIE ANDO → http://www.ando-tokyo.jp/

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さて、今日は....。

2009年04月06日 | etc.
すっかり春爛漫の陽気になりましたね。良い天気ではありましたが、今日は何かとバタバタで展示を見に行くのは見送りました。

でもって、アーティスト写真撮りで ”KING NABE” 氏の洋品店 “Royal Charley” へ。そこで、カメラマンの森澤ケン氏に撮ってもらったのがナベさんと自分のツー・ショット。今までありそうでなかった写真です。ナベさんのバンド “King Nabe & The Vikings” の楽曲も今、自分が企画制作しているコムピレーション・アルバムに収録されますよ。

さて、今から “CLUB JAMAICA” に皿廻しへ行ってきます。

今日の美術展 [平成二十一年四月五日]

2009年04月05日 | fine arts
昨日のライヴ打ち上げで、思いっ切り朝帰り。昼頃まで寝て、午後からのんびり出掛けました。良いお花見日和となりましたね。今日訪れた国際版画美術館のある町田の芹が谷公園も桜が満開、とても和やかな雰囲気でしたよ。生憎、今日はデジカメを持って出るのを忘れ、写真なしです。あしからず。

292) 【伝統木版から現代へ】展 於: 国際版画美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 甲
自己不満度 – 戊
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 丙
日本に於ける浮世絵版画以降の木版画を紹介した展示です。有名な作家の作品から今までに見たことのない作家のものまで多くの木版画が出品され、とても見応えがあり興味深い内容でした。中でも伊東深水氏の美人画ではない風景版画、織田観潮氏による抽象的なモダンな画風の作品、石川寅治氏、清田雄司氏等の木版画に惹かれましたね。充実した内容の良い展示でした。

国際版画美術館 → http://www.city.machida.tokyo.jp/shisetsu/cul/cul01hanga/index.html

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。

すわっ、大変!!

2009年04月04日 | ska & rock steady
PCが大不調....。データをバックアップしてファースト・エイドかけてとか、何やかんやしているうちに時間が瞬く間に過ぎ、展示には訪れることが出来ませんでした。
で、今日はこれから夜のライヴ仕事で横浜へ。

そんなこんなで、昨日撮った上野の桜をお楽しみ下さい。

今日の美術展 [平成二十一年四月三日]

2009年04月03日 | fine arts
ようやく春本番と言う陽気となりました。今日はちょっとした目論見があって早起きして上野へ。まぁ、脆くもその目論見は崩れましたが.....。上野の山は桜の花が見頃でとても賑わっていました。この時期、いつも思うし、述べていることですが、桜の花は毎年何をする訳でもなく美しい花を咲かせてくれます。ホント、ありがたいですね。きれいなものを見ると心が和みますから。ちなみのこの時期、巷は何もかんも桜ヴァージョン、ソフトクリームも「さくら」(写真) です。

さて、今日は夕方からの打ち合せ前、三日振りに展示を見てきました。

289) 101Tokyo Contemporary Art Fair 2009 於: 秋葉原UDXビル アキバ・スクエア
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
28の画廊・ギャラリーがブースを出しイチ押しのアーティストを紹介する現代アートのショウケース的な展示です。いろいろな新進気鋭のアーティスト達の作品を見ることが出来て楽しい内容でした。中にはチラホラと気になる作家・作品がありました。相川勝氏による既存CDの装幀から内容まで手作りでコピーした作品にはホント、笑いましたね。チョイスしたCDのラインナップの妙、そして収録されている楽曲を全て声で再現している処がマニアックで惹かれました。機を同じくして現在、同様の展示、より大きな規模の「アートフェア東京」が東京国際フォーラムで行われていますが、気になりながらもそちらへは物理的に訪れることが出来なさそうです。

101Tokyo Contemporary Art Fair → http://www.101tokyo.com

290) 筒井美馨個展 於: 新宿眼科画廊
自己期待度 – 丁
自己満足度 – 甲
自己不満度 – 戊
自己関心度 – 甲
自己推薦度 – 甲
自己趣味性度 – 甲
この展示、かなり驚きました。筒井美馨女史の作品は基本的に和風で和のモチーフを用いながらも、いろいろなテイストが含まれた絵画です。筒井女史にお話しを聴いた処、独学で絵を描いていらっしゃるとのこと (!!)、その構図から、技法、色彩、アイディアまで全てが素晴らしく、もの凄くセンスの良さを感じました。惚れましたね。ほとんどの作品が綿布に描かれていて、最初、シルクスクリーンでプリントしたものに手書きを加えているのかと思いましたが、全て手書きとのこと、その質感がまた不思議です。絵を手書きしたTシャツは作成されていましたが、作品の図柄はアロハとかに持って来いではないでしょうか!? この件は筒井女史にも話をしましたが、そのアロハ、あれば自分は着たいです。自分としては今後、かなり期待の作家さんですよ。イイっす。

新宿眼科画廊 → http://www.gankagarou.com/

291) GATO 於: ギャラリー代々木
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丁
自己不満度 – 丙
自己関心度 – 丁
自己推薦度 – 丁
自己趣味性度 – 丁
猫好き、猫愛を感じる猫をモチーフとした立体・平面作品の展示でした。猫はイイです。

ギャラリー代々木 → http://www.gallery-st.net

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。

これ! ジャケ #9

2009年04月02日 | musics
今日はこだま和文氏+ダブ・ステーション・バンドによるセッションのリハーサルがあったので昼過ぎからスタヂオへ。メチャ、カッコ良いセッション、渋いナムバー、この曲は来週、レコーディングします。

さて、昨日の東京スカパラダイスオーケストラ・ライヴは、前のクラブ・クアトロとはまた違ったセット・リストで、これまたゴキゲンでしたね。ところで演目の「東京スカ・メドレー」に於ける1曲目、昨日は “SAKE ROCK” エキゾチック・サウンドの巨匠、マーティン・デニー氏の名曲カヴァー、前セット時の “GOING TO A GO GO” スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズのソウル・ナムバー・カヴァーの2曲は夏前にリリースされる自分が企画・制作しているコムピレイション・アルバム2枚にそれぞれ収録される曲です。リリース前に演奏してもらって光栄なことでした。

前述のこだま氏の楽曲もそのコムピレイション・アルバムの一枚に、そして川上つよしと彼のムードメイカーズによる久々のナムバーも2枚共に収録されます。他のアーティストのラインアップもなかなか豪華なので、乞うご期待! 詳細は近々、お報せします。

で、今日は「これ! ジャケ」です。

よく見ると結構、シュールなアルバム・カヴァーです。阿波踊りの踊り子さんとサックス (!?)、内容に沿った分かり易いっちゃ、そうなんですが.....。収録されている楽曲はもちろん有名な日本民謡の数々、それらがナイスなアレンヂで洋風 (?) に演奏されています。1959年リリースのビッグ・バンド・サウンド・アルバムです。

民謡海を渡る / 渡辺弘とスターダスターズ (コロムビアレコード AL141) 10吋LP [1959]