goo blog サービス終了のお知らせ 

ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [平成二十一年四月十日]

2009年04月10日 | fine arts
今日も申し分のない良い陽気でした。原チャリでサクサクと多くのギャラリーを廻りました。

そう言えば、今日で今年の美術展鑑賞も300件 (!!) 超えです。全く何やってんだか....、ありがたいこってす。恐縮です。

298) 第7回TIS公募受賞作品展 於: Gallery5610
298) 第7回TIS公募受賞作品展 於: Gallery5610
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
東京イラストレーターズ・ソサエティが主宰する公募展の受賞作展示です。新進気鋭作家達による意欲作の数々を見ることが出来ました。いろいろと興味をそそるものがあり、中でもみずうちさとみ女史の綿布に刺繍と彩色による「銭湯」は可愛らしく楽しい作品、唐仁原多里氏の色と質感が味わい深い「OLD CAR」などに惹かれましたね。自分の好きな作家、馬込博明氏の作品もありましたよ。此処に登場していたイラストレーターの方々、今後に期待です。

Gallery5610 → http://www.deska.jp/

299) 版画にみる戦後ドイツの美術 – E.又レーからA.D.クリスチャン II期 於: Fuji Xerox Art Space
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
2/27に訪れた展示の第2期目です。今回、紹介されているのはハインツ・マック氏、ゲアハルト・フォン・グラヴェニッツ氏、ギュンター・ユッカー氏、オットー・ピーネ氏の4名の作品。前回に引き続き、戦後ドイツに於ける現代アート版画作品に関して、その流れを垣間見れる興味深い展示でした。

Fuji Xerox Art Space → http://www.fujixerox.co.jp/event/hanga/

300) CALLENDER SALONE 2010 於: DESIGN HUB
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
JAGDA所属のデザイナーがデザインした2010年度版カレンダーを紹介した展示です。それぞれに趣向を凝らした様々なカレンダーが並んでいました。多くの目を惹くものがありましたが、いまイチ、自分にはピンとくる作品はありませんでしたね。ですが、付箋型の小さなカレンダー (写真) やパソコンのモニター脇に取り付けるものなどは、シムプルで結構、使えるかな? と思いました。

DESIGN HUB → http://www.designhub.jp/

301) 写真で旅する世界遺産 第二部 [文化遺産編] 人類が創造した文化 於: FUJI FILM SQUARE
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
こちらも2/27に訪れた写真展の第二部。第一部は自然遺産で、今回は人為的に造られた文化遺産編です。人類は太古から多くの凄いものを造ってきたんだな、と改めて実感出来た美しい写真の数々でした。

FUJI FILM SQUARE → http://fujifilmsquare.jp/

302) Message From Body X PART II 富樫梢「笠井ジュリアンヌ嬢の肖像・II」 於: Pepper's Gallery
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 丁
自己不満度 – 乙
自己関心度 – 丁
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
作家自身をモデルにした女性のエロティックなペインティングと素描。それらの作品からはフェティシズムを感じるました。

Pepper's Gallery → http://www.peppers-project.com/top/jp/top_frame_jp.htm

303) Drawings 於: 西村画廊
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 戊
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
当画廊が推す人気現代アートさっか7名のドローイング作品の展示です。押江千衣子女史の樹々を描いた爽やかさを感じる作品、小林孝亘氏の鉛筆と墨とで描いた味のある小作品シリーズ「うさぎとトランペット」が良かったですね。

西村画廊 → http://www.nishimura-gallery.com/

304) 金井杜道 仏像の現在「興福寺-阿修羅と八部衆」展 於: 壺中居
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 丙
現在、上野の東京国立博物館で開催中「国宝 阿修羅展」の図録写真も撮影されている写真家、金井杜道氏の阿修羅像や他の興福寺に於ける仏像を撮った写真展です。良い仏像はその姿に力がありますね。金井杜道氏は、そんな力を巧みに写し取っていると思いました。そして静けさのある、その写真からは厳かな気配を感じます。

壺中居 → http://www.kochukyo.co.jp/

305) 永坂嘉美光写真展 聖なる桜 於: ルーニィ247フォトグラフィー
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
和歌山県高野山の山桜を撮影した美しい写真の数々、情緒ある自然な桜の姿が写し出されていました。

ルーニィ247フォトグラフィー → http://www.roonee.com/

306) 笑う眼 – 世羅拓人写真展 於: Place M
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
ちょっと風変わりな景色を写し撮ったモノクロ作品、なかなか興味深い画面で気を惹かれました。

307) Soloist 藤川まゆみ写真展 於: Place M
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 甲
自己不満度 – 戊
自己関心度 – 甲
自己推薦度 – 甲
自己趣味性度 – 乙
とても穏やかな心地になる良い写真の数々でした。何のことはない、すぐ其処、何処にでもある様な光景なのですが、その風景の最も美しい一瞬を絶妙に捉えていると思える様な画面です。素晴らしい感性で撮られた写真だと感じますね。素敵です。とても気に入りました。

Place M → http://www.placem.com/

308) 端景 大森博写真展 於: ギャラリー蒼穹舎
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
東京湾岸や湾に注ぎこむ川岸で撮られたモノクロ写真。決してきれいとは言えない風景、そこには生々しさが感じられます。人が生活して行く上での影の部分が写し出されている様な気がしました。渋い作品です。

ギャラリー蒼穹舎 → http://www.sokyusha.com/index.html

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。