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ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

福岡にて。

2008年10月22日 | etc.
今日は一日、仕事で福岡でした。そんな訳で今日の処はこれにて。

今日の美術展 [平成二十年十月二十一日]

2008年10月21日 | fine arts
今日はちょっと時間があったので、かためて見逃せない展示を中心に訪れて来ました。明日は仕事で一路、福岡です。(写真は新橋の「ニッパー」くん。)

近代日本の巨匠たち 於: 出光美術館
当美術館が収蔵する近代日本に於ける画家、工芸作家の大家による数々の名品を展示しています。平櫛田中氏による大きな存在感のある「張果像」、植村松園女史の美女で季節を描いた「春夏秋冬」、坂本繁二郎氏の洋画、富本憲吉氏と板谷波山氏による多くの陶芸作品、素晴らしい品々ばかりが並んでいました。そんな中で、特に自分の気を惹いたのが、昭和初期に活躍された高井白陽氏による漆芸品の数々。今までに見たことのない、とてもモダンな意匠、斬新な色彩、見て驚きましたね。名匠達の高い技を垣間見ることが出来ました。

↓ 出光美術館 / ↓
http://www.idemitsu.co.jp/museum/

福田美蘭展 於: 第一生命南ギャラリー
出光美術館を出て向いの第一生命ビルのギャラリーでは何を催しているのかと思って覗いたら、福田美蘭女史の作品展だったので見て来ました。常にアイロニカルであり、尚且つリアリティを描いている福田美蘭女史、ここに並んでいる写実的に描かれた大判の絵画も、そんな意味が込められた作品の数々です。かなりの社会風刺であり、メッセージ性の高い絵画、添えられた自身の絵に対する解説も興味深く、美蘭女史の制作に対する姿勢が良く解りましたね。凄い発想だと思います。

↓ 第一生命 芸術・文化 ↓
http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/activity/culture/index.html#a02

進藤万里子作品展 『bibo 1681-2127』 於: ZEIT-FOTO SALON
知人の写真家、森澤ケン氏に奨められた写真展です。見てイイとか悪いとかではなく、かなり衝撃的でした。荒々しく汚れささくれ立った様なモノクロの画面、アナーキー、パンクです。実験的でコラージュの様、まさに80's初期の香り、アングラな雰囲気も感じ取れます。一体、どんな技法でその作品が撮られプリントされているか、興味がありますね。とにかくイムパクト大でした。自分は好きですよ。

↓ ZEIT-FOTO SALON / ↓
http://www.zeit-foto.com/

関口貴仁展 朱彩壺 於: INAXガレリアセラミカ
前を通りかかり、INAXギャラリーでは何が催されているのかと思ってチェックがてら寄ってみました。若手陶芸家、関口貴仁氏の作品展です。その乾いた様な質感、朱彩で描がかれた花の色合いには独創性が感じられ、良い佇まい、美しい焼き物でした。若干26歳の作品とは思えない程です。凄く好感を持ちました。今後の活躍が楽しみな作家さんだと感じましたね。

↓ INAXギャラリー / ↓
http://www.inax.co.jp/gallery/

村野藤吾 – 建築とインテリア ひとをつくる空間の美学 於: パナソニック電工 汐留ミュージアム
5/9に村野藤吾氏が設計した目黒区総合庁舎の建築ガイドツアーに参加しましたが、今回は村野氏の足跡をたどる様な内容の展示でした。村野氏が設計した数々の名建築をパネル、資料、そして調度品、インテリア家具などで紹介しています。どの建築物にももちろんこだわりを感じ、自分としては氏の建築は、言い方はヘンかもしれませんが、とても建物然 (?!) としていると思います。遊び心や粋、洒落が感じられつつも、整然とした機能美の建築です。今回、氏の設計された建物の数々を知りましたが、目黒区総合庁舎の他、日本生命日比谷ビル、グランドプリンスホテル新高輪の設計は圧巻で、それらは、やはり日本の高度経済成長期を象徴する産物でしょう。機会を作って今度、見学しに行ってみようと思います。あと村野氏が集めた建築関係の資料や自分の設計に関するメモ書きのスクラップを見て、こうして氏の設計が成されていることに納得、凄い研究家だと感じました。とにかく妥協のない設計、本当に村野藤吾氏は昭和期を代表する名建築家のひとりですね。
ところで、全くの余談ですが、松下電工が パナソニック電工になって、松下電工の名とナショナルと言うブランド名が無くなってしまったのは、ナショナル世代の自分にとって何となく寂しいです。

↓ パナソニック電工 汐留ミュージアム / ↓
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/

今日の美術展 [平成二十年十月二十日]

2008年10月20日 | fine arts
昼間はとても暖かいですが、夜にはすっかり涼しく秋の空気、其処此処で秋の虫達がもう鳴いています。

『ひとつぼ展』30回記念展 ポストカードオークション PHOTOGRAPH 於: Gardian Garden
公募展「ひとつぼ展」が30回を迎え、その記念に作家達が作成した1点ものポストカードのオークションです。8/25にグラフィックアート編に訪れましたが、今回はフォトグラフ編です。164名の写真家の方々によるポストカード大、同じサイズの作品がずらっと並んだ様はとても面白く感じました。写真なので前回のグラフィックアートより、より絵ハガキっぽく見えましたね。作品ももちろんですが、添えられた各作家によるコメントが興味深いです。中には良いな、と思う作品もチラホラ、でもアートには手を出さない様にしている (今以上に蒐集分野を広げたくない....。) 自分なので入札は避けました。楽しい展示ですよ。

↓ リクルート2つのギャラリー / ↓
http://rcc.recruit.co.jp/

"BIG SHOT 2008" 今年もやります!

2008年10月19日 | events
日本のオーセンティック・スカ&ロック・ステディ・バンドを一堂に集めてのイヴェント「BIG SHOT 2008」を今年も開催いたします。
今回も選りすぐりの10バンドがゴキゲンなステージングを披露してくれることでしょう。
全国のスカ・ファンの皆さん、是非、遊びに来て下さい。

BIG SHOT 2008
Japanese Authentic Ska & Rock Steady Bands Convention

-LIVE
KING NABE & THE VIKINGS
THE SIDEBURNS
THE SILVER SONICS
mule train
the brass trigger
Freedom Ensemble
Adams Apple
GENTLE I
Breathe Lites
The eskargot miles

-DJs
BOBO (CLUB SKA/UP&UP)
MICCYAN (Frantic Brown Beat!/UP&UP)
北島友太 (JAVAdeCAFE, 彩音~zion~/UP&UP)

@新宿 LOFT
2008.11.15 (Sat.)
20:00 Open/Start

チケット発売中!
前売 3,000円 当日 3,600円 (+ドリンク代)
・チケットぴあ Pコード: 306-161 phone: 0570-02-9999
・チケットローソン Lコード: 76196 http://l-tike.com
・e+ http://eplus.jp
・新宿ロフト phone: 03-5272-0382

お問い合せ
新宿ロフト: 03-5272-0382
RAKSTONE Records: info@rakstone.com

more info.→www.rakstone.com

今日の和菓子 [平成二十年十月十九日]

2008年10月19日 | japanese sweets
前回は6/12だったので、これまた久々に和菓子の紹介です。

月見饅・兎饅 とらや 東京ミッドタウン店
6/12の記事に続いて老舗「とらや」さんの限定菓子です。昨日、仕事で東京ミッドタウンを訪れた時に購入しました。現在、此処、 とらや東京ミッドタウン店のギャラリー・スペースでは「月と暦展」と言う暦、季節ごとに古来から作られて来た和菓子の紹介・展示が開催されています。この「月見饅・兎饅 」は、その展示にちなんで作られ販売されているもの。 月見饅がこしあん、 兎饅が粒あん、がわがもっちりとした食感で、上品な甘さのあんこ、とても美味しい薯蕷饅頭です。月見饅はかつて宮中などで、旧暦6月16日に成人の儀式として「月見」が行われ、その時に使われて饅頭をもとに作っているそうです。興味のある方は是非、11/10まで行われているので「月と暦展」を訪れてみて下さい。それに合わせて隣りの虎屋菓寮で一服するのも良いかと思いますよ。写真は店頭に陳列されているものを許可を得て撮影しました。

「月と暦展」限定菓子 月見饅・兎饅 1,050円

↓ とらや ↓
http://www.toraya-group.co.jp/

今日の美術展 [平成二十年十月十八日]

2008年10月18日 | fine arts
良い天気が続いてイイ調子ですね。原チャリで走行していると澄んで涼しい空気が心地良いです。仕事前に一軒、大きめの展示に訪れました。写真は今日訪れた展示とは全く関係はありませんが、今日、仕事で使用したヤマハの電子ピアノ “MODUS H01”。とてもスタイリッシュでお洒落、良い音、こんな電子ピアノもあるんですね。ちなみに宣伝でもタイアップでも何でもないのですよ。

ダニ・カラヴァン展 於: 世田谷美術館
1930年、イスラエル生まれの環境彫刻家の大御所、ダニ・カラヴァン氏の活動を紹介する国際巡回展です。環境彫刻に行き着くまで、絵画、舞台美術、壁画、彫刻、レリーフ、インスタレーションと様々な芸術活動を行って来たダニ・カラヴァン氏ですが、それらを通しで見ると一貫した氏の芸術性が伝わる様でした。それは作品は独創的ながら、どれもがとてもバランスが良く、その周りのものとの調和していると言うこと。そこが環境彫刻の名作家と言われる所以でしょう。この手の展覧会では致し方ないことで、今回の展示では資料、模型、映像等でしか作品を見ることが出来ない訳ですが、実際にダニ・カラヴァン氏の環境彫刻の実物を見れたなら、きっと素晴らしいと思うことでしょう。機会があれば奈良県・室生山公園にある氏の「芸術の森」等、自然の中での作品を見てみたいものです。ちなみに当世田谷美術館に作られたインスタレーションは館内の雰囲気に合った良い佇まいの作品でしたね。ダニ・カラヴァン氏の展示を見ていて、氏も影響を受けたイサム・ノグチ氏を思い出し、改めてノグチ氏の作品も見たくなりました。

↓ 世田谷美術展 ↓
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/

今日の美術展 [平成二十年十月十七日]

2008年10月17日 | fine arts
何かと建て込んでいて、なかなか大きな展示へは行けませんね。なので、今日はひとつのビルに入っている、三つのギャラリーへ訪れました。

坂川守「ブドウの木」 於: Kodama Gallery I Tokyo
まずビル1階から。「ブドウの木」と題された坂川守氏による一連の作品展です。実際にブドウの木を描いている訳ではないのですが、何処かブドウの房や蔦、そして植物の花などに見える様なペインティングでした。鮮やかな色で描かれ、大胆な筆致、使われている色の印象からでしょうか、何故か「和」の雰囲気を感じます。そして、その筆遣いは先日、たっぷりと鑑賞した琳派の技法「たらし込み」を連想させました。もちろん、パワーのあるペインティングで、とてもポップであり、優美がある画面、見ていて何だか和みましたね。気に入りました。

↓ Kodama Gallery ↓
http://www.kodamagallery.com/start/index.html

大谷有花展「フェイバリット!」 於: 高橋コレクション白金
2階に上がり、精神科医・高橋龍太郎氏のプライベート・コレクションを展示するギャラリーへ。こちらもペインティング、大谷有花女史による作品の展示です。黄緑色で描かれた作品の数々、一見ではその画面からファンタジーやメルヘンを感じますが、反面、とてもシリアスな意味が込められている様に思います。独特なキャラクター「ウサギねずみ」や草花が描かれたポップな画面の作品でも、じっくり見ていると、その様に感じました。人の意識の深層部分が表されているのではないのでしょうか? 深いです。

↓ 高橋コレクション ↓
http://www.takahashi-collection.com/

田中圭介 [青山] 於: 山本現代
田中圭介氏による人が最後に行き着く処「青山 (せいざん)」と題された木彫作品展です。3階に上がり、自分にとって本日の美術鑑賞に於ける青山が此処でした。「回天」と名の付いた巨大な作品を筆頭に展示された木彫はどれも強いパワーとこだわりを感じさせます。細緻に彫られ、彩色されたジオラマ、その高い技巧、そして表現力は素晴らしいと思いました。「回天」を見ていて自分は中国の神仙思想に説かれる仙人が住む「蓬莱山」を思い起こします。そして、その雲の様な物体は原爆によるキノコ雲にも見え、考え過ぎかもしれませんが、シリアス感も覚えました。田中圭介氏の作品を見て、何はともあれ「人間到る処青山あり」ですから、自分もこれからの青山に到るまで、しっかりと人生を全うしようと改めて考えましたね。

↓ 山本現代 ↓
http://www.yamamotogendai.org/

美ジャケ#36

2008年10月16日 | musics
秋空の良い陽気の一日でしたね。まさに早朝と言える時間からあちこちと仕事で動き周りました。今日は美ジャケを紹介しておきます。

ヴィブラフォン奏者、ピート・テラス氏のクインテットによるお洒落でジャジーなラテン・アルバム。アルバム・カヴァーも雰囲気のあるイラストが使用された洒落ジャケです。名ラテン・ピアニスト、ジョー・ロコ氏がアレンヂを担当していて、結構、エキゾティック風味もあるナイスなナムバーが多く収録されているイイ感じ の一枚。

INVITATION TO THE MAMBO / PETE TERRACE QUINTET (fantasy/3-215)

今日の美術展 [平成二十年十月十五日]

2008年10月15日 | fine arts
朝方、雨も上がりとても暖かくなって良い秋の日和でした。今日も素敵な空の色と雲の様子だったので移動中、沢山、空の写真を撮りました。そんな中のベスト・ショットです。

大琳派展 継承と変奏 於: 東京国立博物館 平成館
最近の目玉的な展示のひとつ「大琳派展」に訪れました。開館直後に入館したものの、結構な人の入りで、この展示への関心の高さの程が知れる処です。今まで個々に見ることのあったものも沢山ありましたが、まぁ、とにかくこれほどまで琳派の作品が一堂に揃ったことはないのでは!? と思える充実した内容でした。俵屋宗達氏・本阿弥光悦氏が興し、尾形光琳氏・尾形乾山氏が完成させ、酒井抱一氏・鈴木其一氏が昇華させた琳派、その全貌を改めて知り得ましたね。素晴らしいです。そして今回、現在で言う処のインテリア・デザイナー的な琳派の芸術性を強く感じました。絵師や工芸家で在りながら、意匠作家でも在る訳です。また、粋や遊び心も多く感じました。まさに江戸時代だからこそ生まれた芸術だと言えるでしょう。今日、見た作品の中で印象に残ったものは本阿弥光悦氏による味わい深い楽茶碗、 現物を初めて見た俵屋宗達氏の白象や唐獅子などが描かれた京都・養源院の杉戸、久々に見た 尾形光琳氏の燕子花図屏風、滅多に見ることの出来ないアメリカより里帰りした酒井抱一氏の作品など。そして琳派ならではの絵画の技法「たらし込み」を堪能いたしました。会期中、多くの作品が展示替えされるので、宗達氏・光琳氏・抱一氏・其一氏、4人の「風神雷神図屏風」が揃う期間にもう一度は訪れようと考えています。

↓ 東京国立博物館 ↓
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00/processId=00

コレクションによる空想美術館 第6室「赤羽史亮・小西紀行の部屋 – new new painting」 於: トーキョーワンダーサイト本郷
岡田聡氏のコレクションによる日本現代美術作家の作品を展示するシリーズ展、今年の最終回です。 赤羽史亮氏と小西紀行氏、ふたりともダークなイメージを持つペインティング作品を描いています。見ていて平衡感覚がおかしくなる様な不安な気分になりました。しかしながら、赤羽史亮氏の作品はひたすらダーク、ホラーでミステリアスに感じるのに対し、方や小西紀行氏の画風はダークながら、何処かファンタスティックさがある様に思いましたね。ふたりの作品、共にとてもパワーを持っていました。ペインティングには力が必要です。

TWS-EMERGING 107 日置智也「International Flower – continuity solids」 108 石井弘和「超人、降臨。」109 笹田晋平「法華経フォン・ド・ボー」 於: トーキョーワンダーサイト本郷
若手作家のショウケース的なシリーズ展、毎回、見ていると結構、自分のツボにはまるアーティストも居て楽しいです。今回のツボは 日置智也氏の作品。100mm程の丸いフレームとネット生地を用い円錐状に作ったパーツを幾つも繋ぎ合わせて出来きている大きなオブジェ、薄暗い空間に照らし出されて不思議な浮遊感がありました。何だか、何かの結晶が連なっている様に見えます。美しい作品でした。 石井弘和氏の石膏像にキン肉マン・キャラクターをペイントした作品には失笑。 笹田晋平氏のペインティングには食へのこだわりを感じました。仏の道も食欲には.....?!

↓ トーキョーワンダーサイト ↓
http://www.tokyo-ws.org/

今日の美術展 [平成二十年十月十四日]

2008年10月14日 | fine arts
最近、雨がよく降りますね。行動予定の変更を余儀なくされて閉口します。少し寒いくらいの陽気にもなって来ましたしね。

魅惑の挿絵本展 – 世紀末から現代まで 於: Bunkamura Gallery
仕事前に雨の為、近場の展示に一軒、寄りました。100年以上前の木版画や銅版画から現代作家による作品まで挿絵本を一堂に集めての展示・販売です。ギャラリーでの展示とは言え、挿絵本ばかりを沢山見る機会はあまり無いので結構、見応えがありました。特に自分の目を惹いたのがバーン・ジョーンズ氏の細緻な木版画、ドイツ抽象表現主義の作家、ヴォルス氏の作品、建築家であるル・コルビュジェ氏のコムプリート本など。いろいろなアーティスト達による挿絵本と言う、絵画とはまた違う作品を見ることが出来て興味深い展示でしたね。

↓ Bunkamura ↓
http://www.bunkamura.co.jp/index.html