ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の和菓子 [21 Jan. '07]

2007年01月21日 | japanese sweets
たい焼 銀座並木通り たい焼 櫻家
今日も美術展と連動して和菓子を購入。銀座並木通り、新橋に程近い、櫻家のたい焼きです。写真をご覧下さい。たい焼きが立っています。とにかく厚みがあるんです。かと言って、このたい焼きは凄く軽いんです。厚さのあるがわとがわとであんを挟んだ様な感じ、がわ生地が他店のたい焼きと違いフワフワ、焼きたては外側がサクサク、かなりの新食感です。味は結構、あっさり目。甘さ押さえ目のあんが軽いがわと相まって美味です。普段はお客さんがかなり並んでいるのですが、会社街の新橋、日曜日は空いていて購入するのには、かえって穴日です。

たい焼 150円

↓ 銀座並木通りたい焼 櫻家 ↓
http://www.ktcktc.com/sakuraya/

今日の美術展 [21 Jan. '07]

2007年01月21日 | fine arts
今日は宇都宮美術館で本日まで開催されていた「デザイン・日本・亀倉雄策」へ行きたかったのですが、ちょっと遠方の為、断念しました。で、新橋方面へ出掛けました。

建築家 山田守展 @建築博物館ギャラリー
今日の朝、教育テレビで見た新日曜美術館のアート・シーンのコーナーで紹介されていたので、新橋方面へ出掛けることもあり、田町まで足を延ばして早速、観てきました。山田守氏は戦後、まさに昭和の高度成長期を中心に活躍した建築家で、日本武道館、京都タワー・ビルなどを設計されています。今日、知ったのですが下北沢から程近い東海大学代々木校舎も氏の作でした。その設計された数々の建物は日本人ならではの几帳面さ、そしてシャープでありながらも夢があり、昭和の粋を感じさせる素晴らしいデザインでした。ここ、建築博物館は今日、初めて知ったのですが、建築関係の図書室があり、今日は閉まっていたので今度、利用してみようと思います。

↓ 建築博物館 ↓
http://www.aij.or.jp/jpn/hall/gallery/gallery.htm

ラ・トリエンナーレ・ディ・ミラノ @Shiodomeitalia クリエイティブ・センター
汐留で最も新しい地区、汐留シオサイト5区、イタリア街にオープンしたShiodomeitalia クリエイティブ・センターのオープニング企画、イタリア・デザインを紹介する同時開催の三つの展覧会です。行って思わず「う~ん、しまった!?」と思いましたね。イタリアのスタイリッシュなデザインを紹介しているのですが、まぁ、気どり過ぎた展示方法、自分はかえって散漫に感じてしまいました。唯一、特集展示の"「再現・1960・ミラノ」日本デザインとラ・トリエンナーレ・ディ・ミラノ"はちょっと興味を持てましたが、それでもかなり内容の薄いものでした。今日、行った他のふたつの展示が無料の上に良い内容だっただけに、1,200円を払ってこれ!?、かなりの虚脱感です。愛が感じられませんね。ここのイタリア街を真似た地区(何とJRAもあって建物がそれなりの造り、でも来ている人々はいわゆる競馬ファン?!)も含めて何だか政治力の臭いのする、やぁ~な感じでした。次回、「ニッポンのデザイナー展」には、とりあえず行ってみますが.....。

↓ Shiodomeitalia クリエイティブ・センター ↓
http://www.shiodomeitalia.com/

椿会の春 60年の輝き @HOUSE OF SHISEIDO
銀座の資生堂本社ビルにあるギャラリーでの美術展。1947年に発足したグループ展「椿会」の60周年を記念して資生堂アートハウス所蔵作品の展示で、展示数はあまり多くはありませんでしたが、愛のある素晴らしい作品の数々を観れて幸せでした。Shiodomeitalia クリエイティブ・センターの後に行った為か、心からホッとしました。中でも梅原龍三郎氏の「芥子図」はとても気に入りました。梅原氏の花を描いた作品は全て好きです。2/6より数点ですが展示換えがあるので、近くに行った時にまた寄りたいと思います。

↓ HOUSE OF SHISEIDO ↓
http://www.shiseido.co.jp/house-of-shiseido/

さて本日、国立新美術館がオープンしました。訪れるのが楽しみです。

↓ 国立新美術館 ↓
http://www.nact.jp/

今日の美術展 [20 Jan. '07]

2007年01月21日 | fine arts
川柳と浮世絵で楽しむ江戸散歩 @たばこと塩の博物館
夕方にスタヂオへ入る前、渋谷の公園通りにある日本たばこ産業株式会社(JT)が運営する「たばこと塩の博物館」へ行って来ました。ここの常設展はたばこの広告とかパッケージなどのデザインを観れて、とても面白いし、企画展も自分好みのものがよく開催されています。今回は江戸の浮世絵とそれに合わせた粋な川柳を一緒に展示したものでした。なかなか楽しい企画で、展示されている浮世絵も良いものばかり、特に歌川広重の「名所江戸百景」シリーズは斬新な構図と鮮やかな色彩が印象的で驚きました。しっかりとした川柳の解説冊子がもらえて、入館料100円は嬉し過ぎます。

↓ たばこと塩の博物館 ↓
http://www.jti.co.jp/Culture/museum/WelcomeJ.html

次回の展示は2/10 (土) ~ 4/8 (日)「ちりめん細工の世界 和の布遊び」で、これも面白そうです。