ミヤコグサとヒルガオ

ミヤコグサ （都草）



ミヤコグサは 鮮やかな黄色の蝶形をした花を付けるマメ科の植物で
京都の東山に多かった事から ミヤコグサの名が付いたのですと。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

それにしても 都とは縁遠い道端で 群生している様子は
結構な繁殖力なようで

暑い日差しに 負けずに活き活きと咲いていました。



ヨーロッパから帰化したセイヨウミヤコグサも勢力を
伸ばしていて
セイヨウミヤコグサは 花の付く数が多く
葉や茎に毛を持つので 区別出来るそうですが


はて？ 毛を確かめるのを忘れていました。
どちらにしても 花は殆ど同じで

鮮やかな黄色で 遠くからでも目を引く花だし　
近くで見ても
豆の花の形の可愛い花で　雑草にしては綺麗な花です
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ヒルガオ（昼顔）

どちらかと言うと これはコヒルガオで　葉の基部の形が少し違う
花茎に翼が付いており　花も小ぶりですが


他の場所ではもう少し大き目の花の ヒルガオが咲いていた様な気が・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ヒルガオも現代では 雑草に過ぎないけれど 万葉時代は美人の代名詞
（ヒルガオは万葉時代にはカオバナ（容花）と呼ばれ　カオバナと言うだけで
　　　　　　　　　　　　容姿端麗な女性を思い出させる程 美しい花とされた）

で　あった事を思うと　見方も随分変わってきませんか？

ヒルガオ、コヒルガオ、ハマヒルガオ、ホシアサガオ、マメアサガオ、アメリカアサガオは
野原を彩る ヒルガオ科の花々なので　色々な花に出会いたくて
この季節は 朝の散歩でアチコチ捜して 歩いています。