7月19日(月)
「西の浜に着いたぞ~!」
子どもたちは、松原の中に荷物を置くと、目の前に広がる砂浜や海に向かって、一目散に駆け出しました。
全校児童が西の浜に大集合するのは、何と3年ぶりのこと。
去年も一昨年も、雨にたたられ、この海辺の集会は中止になっていたのです。
♪ う~み~は~ ひろい~な~ おおき~い~な~
みんなで「うみ」の歌を歌いました。
広々と広がる海を前にして、いい気持ちでした。
そして、計画委員会の子どもたちから、今日の海辺の集会の2つのゲームについて、説明がありました。
1つめのゲームの始まりです。
決まった時間内に、どれだけの海岸のごみを集めることができるか、たてわりグループごとに競い合うゲームです。
両手いっぱいのゴミを集めては、リーダーの持つごみ袋に入れていきます。
先日の花火大会のあとだったので、もっとたくさんのごみで散らかっているかと思っていましたが、そうしたゴミはほとんどありませんでした。
あとで話を聞くと、花火大会のあと、その日のうちに、ほとんどのごみは持ち帰られたのだそうです。
お客さんのマナーも、今年はとてもよかったそうです。
それでも、中にはこんなごみも落ちていました。
海岸には、どこからやって来たのか、きれいなアオスジアゲハもひと休みしていました。
終わりの合図がなりました。
袋いっぱいになったごみが、たくさん集まってきました。
どのグループが一番だったかは、あとで発表があるということでした。
続いて、2つ目のゲームが始まりました。
決められた時間内に、どれだけ高い砂山を作ることができるかというゲームです。
最初は、1~3年生が砂を積みます。
上級生は手を出せないので、応援したり指示を出したりしながら、周りで見守りました。
さあ、4~6年生の番になりました。
さすが上級生。
集まる砂の量が違います。
「がんばって!だいぶん高くなってきたよ!」
「おおっ、50cmば超えたばい!」
「まあだ、周りば広うせんと、砂の流れてしまう!」
ゲーム終了の時間になりました。
それぞれのグループが砂山を囲んで集まり、集合写真を撮りました。
最高記録は、65cm!
6つのグループが同じ記録で優勝となりました。
6年生のリーダーシップで、どのグループも仲良く協力し合って活動できたので、みんな笑顔です。
よく晴れた夏の日の西の浜で、楽しい時間を過ごすことができた子どもたち。
いよいよ明日は終業式。
そして、長い夏休みが始まります。