5月4日(月)
先週の子どもたち。
今日は2年生です。
見事な藤の花が咲き誇っている藤棚の下に、探検バッグを持った子どもたちがいました。
生活科「春を見つけよう」の学習で、運動場や校舎周辺にある春を見つけに出かけるところでした。
「あっちに、タンポポが咲いてるよ!」
友だちの声に、女の子たちも走っていきました。
運動場の隅のあちらこちらに、タンポポが咲いていました。
これは、カタバミ。
タンポポと同じ、強い黄色の花です。
黄色い花は、ほかにもありました。
オニタビラコ(鬼田平子)という、これも、草むらのどこにでも見られる雑草の花です。
黄色からオレンジ色の花を咲かせるこの花を、どこかで見たことはありませんか?
そう、コマツヨイグサです。
西の浜の旧大成小裏よりも西側には、このコマツヨイグサが自生して広がっています。
グラウンド整地のため、一度は絶滅していたのですが、風に乗って数百メートルを旅してきたコマツヨイグサは、再び大志小の運動場の片隅にも根を張り、花を開いてくれました。
詳しくは、こちらも開いて見てください。(http://blog.goo.ne.jp/ra-gucchan7878/d/20140727)
草むらの中で、子どもたちが見つけたものは・・・。
ダンゴムシでした!
アゲハチョウも飛んできましたが、写真に撮ることができませんでした。
残念!
観察して発見したことは、ノートにメモしていきました。
自然に自生している草花や虫だけでなく、花壇や学級園にも、春を見つけることができました。
園芸委員さんがお世話している、ガザニアの花です。
5年生の学級園には、4年生の3月に植えていたジャガイモが、葉を茂らせていました。
3年生の教室前には、これも冬の間に植えていたイチゴが赤い実をつけ、収穫の時期を迎えていました。
校区内に田んぼが1つもなく、草むらも少ない、自然にふれることの圧倒的に少ない校区に住んでいる子どもたちですが、それでも、学校の敷地内で、これだけの春を見つけることができました。
一昨年植えたアジサイや、今年植えられたばかりのモミジに囲まれた子どもたち。
四季折々の草木を植えたり、草むらも適当に残しながら、子どもたちが季節感をいっぱい味わえる学校になるように、少しずつ進化させているところです。
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