4月28日(日)
大型連休がスタートしました。親子で楽しい計画を立てておられるところも多いことでしょう。
私は、中町に最近OPENした「はな家」でお昼を食べ(風のよく通るすてきな空間。食事も美味しかった‼)、やきもん祭りを見てきました。
また、西の浜も今日から海・浜開き。昨日は、唐津里浜づくり推進協議会の皆さんによる浜清掃活動も行われたそうです。ありがとうございます‼
こうした行楽シーズンは心もついつい弛みがち。子どもたちも、海や山での事故も多くなってきます。
では、次の写真を見てください。
最近、玄海灘沿岸部の海岸に打ち上げられる例も見られるようになってきた猛毒のタコ「ヒョウモンダコ」です。
体長10cm以下の小さなタコですが、テトロドトキシンというフグの毒と同じ成分の猛毒を持っており、噛みつかれたり、食べたりすると、しびれ、血圧低下、呼吸困難などの症状が表れ、最悪の場合死亡することもある、きわめて危険な海の生き物です。
私たちが小さい頃、親や地域のおじちゃんたちに教えてもらったマムシなどと同じように、子どもたちには、もし見つけても絶対に触らないようにということを、きちんと教える必要のある生き物になってきました。
次は、わかりますか?
これは、「マダニ」です。
このマダニに噛まれることで、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染し、4月中旬までに、国内で11人が感染し、うち7名が死亡(佐賀県では、2名感染、1名死亡)したということが確認されています。
現在まで死亡者はいずれも50歳以上であり、全て農作業中の出来事だったと伝えられていますが、児童や幼児がこのような事態に陥らないという保証はありません。
山遊びをするときや、遠足で山の中に入ったりするとき、長ズボンや長袖シャツを着用して身を守るという用心も必要かもしれません。
学校でも、校内に掲示して注意を呼びかけたいと考えています。ご家庭でも、この写真を見せていただき、注意喚起をしていただければ幸いです。
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