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戸川宮司さんの話

2016-10-21 | 日記

10月21日(金)

 

唐津くんちまであと2週間になりました。

毎年恒例の「くんち前指導」の時間。

今年は3年ぶりに、唐津神社の戸川宮司さんにお出でいただき、唐津神社や唐津くんちの歴史、お祭りに参加する心構えなどについて、お話いただきました。

 

 

唐津神社は、海の神を祀る神社として、天平勝宝年間(今から1200年以上前)、今の第一中の辺り、町田汐の先に創建されたと言われているそうです。

今の南城内の場所に移ったのは、慶長年間(今から約400年前)。

寺沢志摩守広高が唐津城築城に際し、唐津藩主の祈願所として城内に再建されたそうです。

しかし、城内にはよほどのことがない限り、唐津の町の人たちはお参りに行くことができません。

そこで、年に一度、秋のお祭りの時期に、神様が神社を出て町周りをされるときに、それをお守りする曳山を作って一緒に回ろうと考えて、唐津くんちは始まったのだそうです。

 

 

唐津くんちは、唐津の町や町の人たちを元気にするお祭りなので、曳山を曳く人は元気いっぱい曳いてほしい。

そして、曳山を見る人も、元気に応援して、思いっきり楽しんでほしい、と話されました。

 

もちろん、みんなが楽しめるということは、ひとりひとりがルールやマナーを守って初めてできること。

こうした心構えを持って、唐津を訪れるたくさんの観光客の人たちに、唐津っ子の心意気を見せることができる唐津くんちになればいいなあと思います。