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業を授ける

2016-04-20 | 日記

4月20日(水)

 

ひとりのノートを見ながら、意見を述べ合う子どもたち。

大志小が目指す子どもの学びの一場面です。

 

 

子ども一人一人が自分の考えを伝え、それをグループの友だち同士で吟味し合う。

こうした学び合いができるためには、授業の中に仕組まれたさまざまな工夫があります。

 

そのひとつは、子どもがしっかりと自分の考えを持ってから話し合いに臨めるように、ワークシートを工夫し、そして一人で考える時間をたっぷりと与えることです。

 

 

付箋を使わせることも、工夫のひとつ。

 

 

グループ分けしたり、順番を入れ替えたりと、考えを整理するときに有効な道具になります。

 

 

こうして自分の考えを持ったところで、グループの中の司会役の子どもが、グループの話し合いを進めます。

 

 

このように、子どもたちが自分たちで学び合っているという気持ちを持たせることも、とても大事にしています。

先生の指導は必要ですが、いつも先生がリードしてしまっていてはダメ。

子どもが受け身になって、自分から学ぼうとする構えが育たないからです。

だから、子どもが司会をし、大事な場面で先生の出番がある、そうした授業を、大志小学校では目指しています。

 

 

グループごとに、熱心に話し合い、学び合っている子どもたち。

 

 

授業とは、「業(わざ)を授ける」と書きます。

知識を詰め込むのではなく、子どもが自ら学ぶ学び方の業を身に付けさせることを目指して、大志小の授業は行われています。