7月6日(月)
3年生以上の子どもたちは、算数の時間、必ず2人以上の先生が入ります。
1つのクラスに2人の先生ということで、「TTの授業」と呼んでいます。
単元によっては、少人数のクラスに分けて、別々の教室で授業をします。
高学年ほど、この形が多くなりますが、これを「少人数の授業」と呼んでいます。
このクラスでは、「大きな数の計算はどのようにすればよいだろう」という学習を、TTで行いました。
「何千たす何千の計算は、千円札何枚と考えるとかんたん」
など、子どもたちは、自分の考えをノートにしっかりと書いていました。
こちらは、どんどん練習問題を解いて、習熟を図る時間でした。
2年生なので、先生ひとりで子どもたちの丸つけをすると、長い列ができてしまいます。
そんな時は、子どもたち同士で丸つけをし合うこともあります。
休み時間。
ろうかや手洗い場で、一生懸命バケツに水を移している子どもたちを発見しました。
「今、53ばいめ!」
そう言いながら、水移しに熱中している子どもたち。
「10リットルのますは、1デシリットルのコップ何杯分の水でいっぱいになるか、ためしてるところ」
だと教えてくれました。
手洗い場には、「ℓ」「㎗」「mℓ」などの単位を示したカードや容器が並んでいます。
子どもたちが自由に、水遊び感覚で、「量を体感する」工夫がこらされていました。
学習指導要領にも、
「具体物などを用いた活動を通して・・・量の大きさについての感覚を豊かにする」
ことが大事だと示されています。
体験を通して学んだことは、しっかりと身に付いていくのです。