11月21日(金)
1週間ほど前から、校舎内のあちらこちらに、このようなポスターが貼られているのを目にするようになりました。
学年または学級で、グループに分かれて取り組んできた秋の集会に向けての発表が、いっそう待ち遠しくなったものです。
秋の集会第2部は、こうしたグループごとの発表の場として、20分間ずつ3クールに分かれて行われました。
6年生です。
第1部での発表と同様、長崎で学んだことを伝えました。
平和公園、原爆資料館、如己堂など、一つ一つの見学地でしっかりと見聞きし、メモを取ってきたことを整理す学習の過程があって、こうした紙芝居での発表につながっています。
こちらのグループは、被爆された方の体験談をまとめ、劇にして発表しました。
いつもと変わらないはずの学校での授業中の11時2分、いきなり原子爆弾が落とされ、爆心地近くの学校にいた子どもたちや先生が、吹き飛ばされてしまったシーンです。
被爆した方の体験が、悲しい思いとともに伝わってくる劇に、心を打たれました。
5年生です。
米作り体験をきっかけとして、米作りや米を使った料理など、「米(マイ)ライフ」学習を続けてきたことを、グループごとに発表しました。
ひとりひとりが学習の課題をしっかりと持ち、図書やネットで調べたり、インタビューをしたり、実際に料理を作り、それを多くの人に食べてもらって集めたアンケートを集約したり・・・。
そうして自分たちの考察をあわせてまとめたものを、広用紙や電子黒板などを使って、分かりやすく聞く人に伝えることができました。
5年生らしい発表、さすがです。
4年生です。
算数や社会など、これまでに学習したことをもとにクイズを作り、会場の参加者に答えてもらうという、参加型の発表で盛り上がりました。
まだ勉強していない問題に下級生が正解して大喜びするなど、楽しいやりとりが続きました。
3年生は、クラスごとに行われていました。
こちらのクラスは、総合の時間に学習したことを、グループごとに発表しました。
テーマは、「西の浜をきれいにしよう」でした。
西の浜に流れ着いたゴミを集め、種類分けしてみた気づきを発表しました。
司会役、リポーター役に分かれて、テンポよく発表できました。
こちらのクラスでは、リコーダーの発表。
続いて、「すがたを変える大豆」の学習から発展した「すがたを変える食べ物」クイズです。
「このようなものに変身する前の原料は、何でしょう?」
答えてもらった後に、ちゃんと正解とその解説までできた3年生。
しっかりと学習の成果が見えました。
2年生もクラスごとです。
けんばんハーモニカなどを使った合奏。
3曲も演奏してくれました。
そして、国語「お手紙」の朗読劇。
さみしい気持ち、うれしい気持ちなど、伝わるように朗読をすることができました。
こちらのクラスでは、ちょうど第1部の体育館での6年生の発表のように、教室を4つの場に分けて、子どもたちが発表しました。
生活科「まちたんけん」では、多くの保護者の方に引率ボランティアとして参加いただき、大志校区内のいろいろな場所に飛び出していった子どもたち。
今日は、そうしてお手伝いいただいた方々に、「こんなことを勉強したよ」と、ひとりひとりしっかりと伝えることができました。
出番を待つ1年生です。
ひとりひとりがデザイナー。
まるで秋のファッションショーですね。
1年生の子どもたちは、秋の木の実や落ち葉などを使って、かわいい服を作り、手作りのおもちゃ屋さんやゲーム屋さんを開いて楽しみました。
迷路やどんぐりごまなど、子どもらしい発想のおもちゃでいっぱいでした。
教室の中では、1年生だけでなく、手作りおもちゃで楽しむ上級生たちの姿もたくさんありました。
校舎内には、子どもたちの作品がいくつも掲示してありました。
力作ぞろいの作品の前で足を止め、しばし見入られる参観に訪れた皆さんです。
会場には、生活科で使う探検ボードを持ってきている2年生もたくさんいました。
しっかりとメモを取りながら聞くことも学習です。
学習カードを持ち、発表者として、発表を聞いて学ぶ側として、それぞれのめあてを持って参加した子どもたち。
お祭り的な秋の集会から、学習の場という色合いを濃くした今年の秋の集会になりました。