11月1日(土)
今週は、5年生の研究授業がありました。
大志小学校で、子どもたちの学力向上を目指して取り組んでいる国語の授業です。
「大造じいさんとガン」を読み、「ショーウインドウ」の作り方を学んで、おすすめの本を紹介するという流れで学習を進めていきます。
上が「ショーウィンドー」。
先生たちが作ったお手本ですが、あらすじや魅力的な場面、お気に入りの一文紹介など、一つ一つのウインドーを作っていくことがそのまま1時間の学習のねらいになっています。
この日の学習のねらいは、「お気に入りの一文を紹介」することでした。
黙々と物語を読み返したり、ワークシートに書き込んだりする「ひとり学び」の時間が、10分間ほど続きました。
たくさんの先生たちが、学習の様子を見て回ったり、写真を撮ったりしていますが、こんなことにはもうすっかり慣れっ子です。
「グループタイム」になりました。
約5分間。
子どもたちは止まることなく話し合いを続けました。
じつは、ふだんから、間を空けないで次々に話すトレーニングを重ねてきているのだそうです。
全員がこうした話し合いができるというところが素晴らしい!
もうひとつ。
グループで話し合う時は、「はい」や「いいえ」で答えられないような質問(「オープンクエスチョン」と呼んでいますが)で問いかけるようにしているそうです。
そうすることで、必ず一言ではなく、文章で答えなければならなくなります。
「みんなでタイム」になりました。
「グループタイム」で出た意見の中から、全体に出してみたい意見を発表します。
発表する子どもたちの言葉が、とても豊かでした。
それは、一度使ったり学んだりした言葉を、こうやって常時教室に掲示しておくことで、自分の言葉として使えるようになる手立てをとってあるからでした。
国語の学習で使う大事な用語も、しっかり掲示して押さえてありました。
5年生、鍛えてあります!
みんなと話し合い学んだことを参考にして、自分の考えを修正しよりよいものにすることができました。