たねまき
2014-04-28 | 日記
4月28日(月)
先週のことですが、3年生が夏に咲く花のたねまきをしました。
まいたのは、ヒマワリとホウセンカのたねです。
学級園にそのまままくという方法もありますが、大志小では、一人一人が牛乳パックのフラワーポットを作ってまきました。
これは、発芽の様子が観察しやすいためです。
教室で事前の学習をしてから、牛乳パックを持って、外に出ました。
そして、学級園の土に培養土を混ぜ、小さな畑を作りました。
フラワーポットができると、先生からたねをもらいました。
「ホウセンカのたねって、アサガオよりも小さいね!」
「サクラソウのたねも、もっと小さいって聞いたよ!」
子どもたちは、1年生の時のアサガオの観察や、一人一鉢でサクラソウを育てた経験をもとに、すでに比較しながら考える学習を始めています。
3年生の理科では、種子植物の一生を比較観察することを通して、たねが発芽し、葉っぱが出て、葉っぱの数が増えながら大きく育ち、やがて花が咲き、花が枯れるとたねができるということが、多くの植物に共通していることを学びます。
それで、ヒマワリやホウセンカのように、しっかりと花が観察でき、たねもたくさん採れる花が教材として使われます。
もし、家庭でも育てられるなら、オクラやヒャクニチソウなどもいいと思います。
この学習は、4年生での、植物の成長は季節との関わりがあること、5年生での、植物の成長に必要な条件、水や日光や肥料を与えた苗と与えなかった苗の比較実験学習などにつながります。
また、こうした体験的な学習を通して、植物にも人や動物と同じように一生があることを感じとる「命の学習」にも広がります。
さあ、準備ができました。
ぐんぐん成長していっぱい花を咲かせることができるか、楽しみですね!