よく学べ
2014-04-17 | 日記
4月17日(木)
朝の始まりは、読書タイムから始まります。
1年生の教室では、担任の先生による読み聞かせ。
「ぐりとぐら」のお話をみんなで楽しんでいました。
10分間の読書タイムが終わる時間になると、
「朝の立腰の時間が始まりました…」
と校内放送が流れます。
子どもたちは、読んでいた本を閉じ、静かに立腰を始めます。
朝の健康観察や朝の会が終わると、1時間目の授業が始まります。
3年生の社会科です。
「自分の家の周辺の自慢の場所を、絵や地図で紹介しよう」
というめあてを持ち学習することで、地図で伝えることのよさに気づき、地図で表したりを読み取ったりする力を育てます。
次々に、子どもたちの思いのこもった地図ができあがってきました。
この地図を手に持って、これから「まちたんけん」に出かけます。
こちらは、1年生の算数です。
カエルとカエルが乗っているハスの葉の数を数えるために、ブロックを使っています。
どちらもブロックに置き換えることで、多い少ないを比べることができるようになります。
同時にこれは、カエルという具体物をブロックという半具体物に置き換えて考えることができるという、抽象的思考の最初の入口でもあるのです。
小学校1~3年生の時期の子どもたちは、「具体から抽象へ」という思考力が大きく育つ時期でもあります。
普段見ている町の風景を、空の上から見たような地図で表したり、具体的な形を持つ物を数という抽象的な概念で考えるようになったり。
こうした子どもたちの思考は、まちを探検したり、ブロックをたくさん操作したりという、体験活動を繰り返し行うことで育っていくのです。