要領を得ない

定時後、１号の送迎があるから速攻で帰ろうと思ってＰＣの電源を落とした所に「片山さん、いいですか？」と隣の島の人に案内された社員が現る。
「この申請を出したいそうですが、分かりますか？」
うん、担当は隣のおねぃ様だけど、まー分かりますよ？と用件を聞く事にしたけど、なんだかその申請書がヘン。

それは、申請者が女性の名前で、自分の子供を健康保険の扶養から削除しました。っていう書類。
持ってきたのは男性社員だし、ウチの書類ぢゃないの。（＾－＾；
「えっと、ここに書いてある申請者の女性は？」と尋ねると「僕の母です」。
「んじゃ、ここに書いてある子供は？」と尋ねると「ぼくの弟です」。
ふむ。
「んで、この申請書をどうしたいの？」と聞けば「『会社に持って行け』って言われました」。

あ、あのね。（＾－＾；
会社に持って来るのはいいさ。
けど、この書類を持って行って「なに」を「どうしろ」と母親に言われたのさ？
「いや『持って行け』って言われただけなんで・・・・」ってガキの使いか！？

なんとなく察するに、母親の扶養家族に入っていた弟を、兄である社員の扶養にした方が良いんぢゃね？って話になって、社員の扶養にする手続きがしたい。とかそんなカンジか。
「キミの持ってきたこの書類は、母親の健康保険の扶養に入っていた弟を削除します。の書類なんだけど、その後、弟をキミの扶養に入れたい。って話ぢゃないのかな？」と念を押しても「はぁ、そーなんですか？んじゃそうかもしれません」と全然分かってないカンジ。┐(￣ヘ￣)┌
こっちも時間が無いし、必要書類が足りなかったので「これとこれ。あとコレを書いたら、住民票を市役所でもらってきて」と伝えて帰ってもらった。

そのあと速攻で建物を出たら、脇の所でさっきの社員がケータイ片手に話し込んでいる。
最初から母親に確認しておけよ！

そーいうのってよくあるんだよね。┐(￣ヘ￣)┌
「社員の母」から電話があって「息子の扶養に入りたいから『会社で書類をもらってきて』って何度も頼んでいるのに、もらってきてくれない」とか。
「書類を息子に渡したのに、いつまで経っても（扶養に入った）新しい保険証をくれない」とか。
どちらも息子である社員がめんどくさがって書類を依頼してなかったり、不備書類があるのに再提出してなかったり。
ラチがあかないから会社に電話してきちゃうんだろうけど、こっちとしては寝耳に水。
かなり怒りモードの時とかあるけど、その怒りはオイラ達ではなく息子に向けろや！ってな時もあったりしてやりきれない。