今日は鎌倉パワーリフティング協会の理事会でした。理事の皆様、まだ路面に雪が残る中、出席いただきまして有難う御座いました。
湘南ベンチプレッサーズとの合同練習。
私もここに来て、一気に調子が上がって来ました！自己記録更新を目標に頑張ります！
さあ、みなさん時は来ましたよ！！
パワエリジムで調整に来ていただいた皆が、最高のパフォーマンスで良い結果を出せるように期待してます。
力を合わせて頑張りましょう！！
パワ⭐︎エリ
今年も選手としてイギリスで開催する世界マスターズ選手権大会に出場するメンバーに選出して頂きましたが、残念ながら出場を断念しました。
日本パワーリフティング協会規定に、海外での大会の場合、旅程中は選手団同一行動が義務付けられています。
前回の国際大会の時は、国際委員長に遅延する旨を書いた「日本選手団として別旅程行動についての許可願い」を提出するように指示が有り、これを提出し遅れて現地入りすることを許可して頂きました。
しかし、今回の条件としては職場に休みを取得する申請をして、もし許可が出ない場合、その理由を証明する「答申書」というものを職場から提出させ、これに併せて遅れて現地入りする「別行動の許可願い」を国際委員長宛に提出、次に国際委員長から日本パワーリフティング協会にこれを報告、そして許可するかどうか、と言う流れになりました。
私が勤務する職場では長期休暇取得は、どうしても無理な状況です。休みを繋げて１週間が限度で、出国前日から休みを取得したとしても往復の機内時間を考えると現地に３日間が限度。そして、帰国翌日からは時差があろうと２４時間の当直勤務となります。そんな訳で事実、新婚旅行が目的の職員でも短期間で行っている状況です。
その理由として鎌倉市では近年、世界遺産登録に向けた活動などで予算削減・給与削減、市職員人員削減など大規模に行われ、結果、人員不足で休暇を取得することが大変困難な状況になりました。
現在、私も職場では責任者をすることもあり、休暇取得を厳しく管理する立場でもあります。
下に厳しい事を言って、自分が国際大会に出るからと言って、１週間以上の長期休暇を取得するとういことは当然、道に外れますし、仲間の信頼も失うことになり、更にはチームワークにも大きく響く事になりますので、考えた結果今回の世界大会出場を断念することに致しました。
海外の重量級選手は、そのほとんどが自分の試合に併せて調整し開催国に来ていたようにも伺えましたが、日本ではそれはチームワークを乱す原因と受け取られてしまうこともあります。
日本チームは他国と比較しても、非常に良く党勢が取れていて、メインセコンド、サブセコンドなど事前に決め、試合前のコスチューム検査や検量などにもセコンド陣が付き添い、選手の負担を軽減しています。これも国際委員会他、出場選手または関係者の労力のお陰げで良い環境つくりがされていると実感しています。
（※余談ですが昨年は、早い段階で、到着日時を報告しましたが、私が到着する前の試合をする選手のセコンドに、自分の名前が入っていて大騒ぎになってしまっていたと、選手団の仲間から聞いて焦りました😄💦）
これまで、世界マスターズ大会で優勝することが最大目標であっただけに目標を見失いそうですが、また新たな目標を定めて練習して行きます。
私も昨年初めて、鎌倉ノーギアベンチプレス選手権大会を開催するにあたり、責任を持つ立場が、どれだけ大変なのかがよく解りました。鎌倉大会と言っても、規模としては県大会の１０分の１程度のものかもしれません、それでもやる事がもの凄い沢山あり「もしかしたら寿命まで縮めたのではないか？」と考える程でした。これは決して大袈裟な話ではありません。
世界大会に出場する日本選手団を統括する責任者ともなれば、その苦労は計り知れません。仕事、家庭、自身の練習、プライベートな時間など全てを犠牲にして多くの時間を費やして精神的にもかなりのものかと思います。また、現地入りしてから帰国するまでネクタイを緩める事も出来ないでしょう。 そう考えると、もうこれ以上迷惑はかけられないと言う結論に達しました。
大会出場に向けサポートしてくれた仲間、応援してくれる職場のパワーリフティング部、会社の同僚、そしていつも激励してくれる友人達には、このブログを持って欠場の報告とさせていただきます。
規定が緩和されることがあれば、その時はまた優勝を目標に頑張りたいと思います。
気持ちを切り替えて、２０１４世界マスターズベンチプレス選手権大会に出場する日本選手団の仲間のご活躍を、心より、日本から応援させていただきます。
日本選手の沢山の成功試技を祈ります！！
