6月22日、主治医殿講演の市民公開講座に行って来ました。
演題は「物忘れ防止と生活習慣病について」
演題が演題だけに高齢者の聴講が多かったです。
この公開講座第14回目だったんだけど、過去に例を見ない程の大入り状態だったとか(実は私は初めて
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4人に1人は65歳以上の高齢者。
その中で85歳以上の4人に1人が認知症なんだとか。
みなさんの関心の高さが窺えます。
まず主治医殿が、普通の物忘れ(良性健忘)と 病的な物忘れの違いを説明してくれました。
普通の物忘れは
・体験の一部分を忘れる
・進行しない
・失見当なし
・自覚している
・生活に支障なし
病的な物忘れは
・全体を忘れる
・進行する
・失見当あり
・自覚していない
・生活に支障あり
なんだそう。
例えば数人でご飯を食べに行って、その中の一人の名前が思い出せない・・・のは
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ご飯を食べに行ったこと自体を忘れてしまうのは
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失見当と言うのは、現在の年月や時刻、自分がどこに居るかなど基本的な状況が判らなくなってしまうこと。
これらの症状を自覚していなくて、生活にも支障が出てくると病的であると診断されるそう。
病的な物忘れの代表として、アルツハイマー病の説明などがなされましたが
そこに触れると長くなってしまうので、この辺で
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最後に「認知症になってしまってからでは本人の意思を確認することはできない」
自分の知能・精神状態が健全な時に、自らの意思(例えば胃ろうはしたくない、など)を
できれば文章にして表明しておくことをお勧めします、と結んでいました。
エンディングノート、事前指示書・・・などと呼ばれていますが、
なにも高齢者に限らず、延命・臓器移植に関することなど 自らの意思を残しておくことは大切だなぁと感じた講演会でした。
主治医殿、所々 笑いを取りつつ、素敵でした
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今度の外来で「カッコ良かったですよ~」って言っちゃお
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