房総 鋸南での7月下旬の灯下採集、第3弾です。今回の成果はコクワガタ オス3匹でした。カブトムシは オス3匹、メス2匹の計5匹でした。これで2014の合計は、 ノコギリクワガタ3匹、コクワガタ10匹の、計13匹となりました。カブトムシの合計は9匹です。
今回も、鋸南町のいつものコースを車で流し、8時から9時頃まで採集を行いました。トップシーズンですので、今が頑張り時です。小3の長男の夏休みの自由研究の一環でもあるので、頑張らないといけません。
それでは、順を追って紹介いたします。
↑ アオドウガネです。何となく、ヤマトアオドウガネに見えます。やや細身の体型に、鈍い輝きは、ヤマトアオドウガネの特徴です。近年、南方系のアオドウガネに押されて数が減っていますので、ドウガネブイブイ同様、灯下でもたまにしか見かけない種です。
↑ こちらはアオドウガネでしょうか。体色が茶色っぽいですが、緑色の部分は非常に鮮やかです。体色には個体差があるので、多分アオドウガネではないかと...。
↑ コクワガタのオスです。来ました、いつもの奴です。かなりの大型です。立派な大顎は、「コ」と名前に付いてはいますが、堂々としたものです。日本産のクワガタの中では、密かに中型種なのです。
↑ 中型のオスです。可愛らしいですね。通常思い浮かべる、所謂コクワガタという姿です。
↑ コクワガタのオスです。3連続でコクワです。こちらもなかなかの大型です。格好良いですね。
↑ 大型のコメツキムシがいました。この大きさから考えると、ウバタマコメツキでしょうかね?体が汚れていて、模様が分かりませんが、多分ウバタマコメツキだと思います。写真を撮ろうとしたら、得意技の死んだ振りをしました。
↑ カブトムシのオスです。随分と小型のオスですね。
↑ カブトムシのオスです。今度の個体は立派な大型のオスです。やはり格好良いですね。まぁ、カブトムシはたくさん捕まり過ぎるので、今年から飼うのはやめることにしました。餌がいくらあっても足りませんので。
↑ カブトムシのオスです。大型のオスがひっくり返っていました。車に轢かれないよう、道の端に逃がしました。余談ですが、灯下採集の事を「レスキューハンティング」と呼ぶ国があるそうです。車に轢かれることから助けるという意味なのでしょう。自分たちも、道に落ちているカブトムシは、全て安全な場所に逃がしています。
↑ ミヤマカミキリです。この時期には灯下にたくさん居ます。
↑ ツノトンボです。トンボという名が付いていますが、実際にはカゲロウに近い仲間です。近年数が減っていて、千葉県レッドデータでは、Cランクの要保護生物に指定されています。長い触角がインパクト大ですね。飛ぶ姿は、トンボに似ていますが、若干バタバタした印象です。
↑ カブトムシのメスです。
↑ カブトムシのメスをもう一丁です。
↑ ミヤマカミキリです。密かに日本最大種です。
↑ ミヤマカミキリです。触角が抜けてしまっています。可哀そうに...。
↑ 別荘のマンションに戻ったら、玄関にコフキコガネがいました。色から考えて、オオコフキコガネだと思われます。まだ毛がびっしり生えています。
ということで、7月下旬のトップシーズンの第3弾でした。この時期に夏休みを取得したので、毎日ガンガン行きたいと思います。