聖書に学ぶ神のみことば

teacherが感じ、思ったことなどをいろいろと綴ります。聖書の一節をちょっと添えて。

<いい映画そしていい芝居>

2008-03-10 19:48:24 | 街頭風景
 劇団「湖」公演 <タイムホール>が秀逸!

 土日は、土曜夜にレイトショーで映画、日曜午後に芝居ともう一本映画と少し贅沢な時間を持った。

 なかでも、昨日午後札幌で公演された三笠市にある劇団「湖(うみ)」の『タイムホール』は秀逸だった。こんな質の高くシナリオもハイレベルの芝居が1000円というのは信じられない。この劇団は、なんと昭和37年から活動しているというのだが、teacherは仕事柄三笠市とお付き合いがけっこうあるというのに知らなかった。三笠市も夕張市同様に旧産炭地で人口減少、学校の閉校(とうとう高校も数年後に廃校が決まった)、財政の悪化が続いているが、それぞれの地域でがんばっている人たちの姿を見て大いに勇気付けられた。芝居の力は映画よりも強いかもしれない。それにしても、今は光すら当てられない明治時代の監獄史を芝居に組み込むとは実に秀逸。そして、「タイムホール」の名のとおり、過去と未来をつなぐ芝居に紡ぎあげていった演出は高く評価されるべき。

 <写真:江別市石狩川沿いの防雪柵> 取り外しがスタート。春の風物詩です。

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 主は私を光に連れ出し、私はその義を見ることができる。(ミカ書7:9)

 【写真ニュース】
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  昨夜は、芝居がはねてからさらに映画へ。永作博美主演 「人のセックスを笑うな」を観に行った。19歳の男子学生と39歳の女性美術講師演じる永作博美が20歳の年齢差を越えて恋に落ちるという設定であるが、永作博美あっての映画だな~という印象。現時点では彼女以外演じることはできないという率直に思う。長回し多様で退屈な映画という批評もあるが、大手シネコンでやたら宣伝費かけていながら中身の無い映画よりも地味ながら制作者のポリシーが伝わってくる映画のほうがいいというのが結論。@シアターキノ(札幌)

 次回のシアターキノは、どうやらセルビア語で制作されているらしい「サラエボの花」。15日から公開されるらしいが、行けることやら・・・。3月末から4月始めは、授業という本業とはかけ離れた雑務ばかりの業界ですから。