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楽天経営主義

経営コンサルタントが経営とは関係なく
日常を気ままに綴ります。

孤宿の人

2011年05月27日 | 日記
先週たまたま選んで読んだ「孤宿の人」(宮部みゆき著)の解説を
みると、先日亡くなった児玉清さんが解説を書いていました。

それまで、多くの人と同じように、アタック25の司会者だったり、
エリート上司を演じる俳優ぐらいのイメージしかなかったのですが、
あまりにタイムリーだったので驚いています。
大変な読書家であったとテレビで紹介していたり、22日付の日経の
コラムでも、児玉さんの本好きについて書かれていました。
調べてみると、たくさんの書評や本に関するコラムも書かれていたん
ですね。不勉強でした。

児玉さんは本は「大切な友人」とおっしゃっていたらしいのですが
同感です。
最近、私の場合は友人は本だけといった感もありますが・・・(笑)

さて、孤宿の人ですが、本の雑誌が選ぶ第1位と帯に書かれていた
という理由だけで選び、どんな内容かも知りませんでしたが、
本当に読み進めるほどに内容に引き込まれてしまいます。
丸海の自然と主人公である「ほう」の無垢さと危なっかしさ、
「加賀様」の隠された人間性の描写に引きつけられました。

まだ読んでいない方におすすめです。

日本経済について

2011年04月21日 | 日記
たいそうなタイトルにしてしまいましたが、私が日本の経済について
語ろうというわけではありません。
後でも書きますが、そんな知識無いですしね。

仕事柄、経営者から「先生、これからの日本の経済(景気)はどうなるん
ですか」という質問をよくされます。
だいたいそんな時は、新聞やテレビの評論家が言っていたことを、
わかる範囲で話すことで、その場逃れをしていました。

勘違いされるのですが、経営コンサルタントは企業や団体、それらに
属する人達のコンサルティングをするのであって、マクロ経済について
明るいわけではないんですよね。

でも、少しはマクロ経済というか、日本経済の現状について知って
おかなければと思い、昨年は2冊の本を読みました。
1冊は「日本経済の真実」(辛坊治郎、辛坊正記著)で、もう1冊は
「経済ニュースが10倍よくわかる「新」日本経済入門」(三橋貴明著)
です。本の題名からもマクロ経済に素人だということがわかるでしょ(笑)

前者はよみうりテレビを退社して、どこのテレビに出られるはずなのに
未だに10チャンネルでしか見る事ができませんが、私はキー局の
キャスターに比べると遠慮のない物言いが好きで信用してます。
そして後者は、私と同じ中小企業診断士ですが、マクロ経済に
明るく、その国家経済の分析に企業分析と同じ財務分析をとりいれて
データ重視の解説が有名です。

2人とも、それまでの著書で納得させられ、大変好きなんですが、
日本経済に関する論点は違っています。
前者は、財政均衡が必要であり構造改革を押した小泉政策を評価
しています。そして、後者はデフレ解消が第1であり、そのためには
財政均衡にはとらわれない国の積極的な財政出動が必要であり、
それを行おうとした(短期政権だったのでやりきれなかった)
小渕、麻生政権を評価しています。
どちらも、それなりに正しく感じられ、余計にわからなくなりました。

ということで、相変わらずお客様から日本経済について質問された時は
どっちつかずな回答をしていたのですが、今週たまたま本屋で
三橋貴明氏の「日本の大復活はここから始まる!」が目につき
買いました。

ここでは、世論がはじめに結論ありきの論理構成により操作されていると
説明し、「デフレ」、「円高」、「(赤字)国債」、「世界経済」の
報道にまつわるウソをわかりやすく解説しています。
それを読んだ結果、三橋貴明氏の主張に乗ることにしました。
日本の財政赤字は怖くない、赤字国債発行と積極的な公共投資による
デフレ脱却が今一番必要な事と納得しました(つもり?)。

今後は、お客様からの質問に対しては、この論点に沿った形でお話し
していきたいと思っています。

日本はなぜ世界で一番人気があるのか

2011年04月14日 | 日記
東日本大震災に被災された皆さんには心からお見舞いを申し上げます。

海外のメディアでも盛んに取り上げられましたが、被災された皆さんの
自制された秩序ある行動には、同じ日本人として誇りに思うとともに
感動しました。

反面、政府や東電の対応には、報道を見る度に怒りがこみ上げてきます
が、これは今更言うまでもないので、ここではこれ以上言及しません。
でも、一言だけ言いたいのは、こんなダメな政府を選んだのは我々国民
であることは間違いないわけですから、変えることが必要だと思ったら
選挙に行って自分の意思を1票に託さなければならないと思います。
それが、ダメな政府を作り上げてしまった我々の責任の取り方だし、
失敗を踏まえて、より良い国を作る第一歩になることだと思うからです。
先日の統一地方選挙の投票率の低さから感じたことです。

最近、日本のことにすごく興味があります。
というよりも、今まで日本人でありながら、日本のことを全然知らな
かった自分が恥ずかしくなります。
「日本はなぜ世界で一番人気があるのか」(竹田恒泰著)は、閉塞感で
いっぱいの日本(自分?)を勇気づける本だと思いました。

日本は国家としての歴史が2千年あります。当たり前のことのように
思いますが、2千年も同じ国が続いていることは世界で唯一だそうです。
第2位はデンマークで千年ほど。
この年になって知らないことは非常に恥ずかしい事ですが、
我々の年代では学校では教えてくれなかったですよね。
今もそうだとしたら、是非教えるように変えていかなければいけないと
思います。

同種の本で昨年読んだ「日本通・お国自慢13の視点」、
これも面白いですよ。
13人の知識人が、それぞれの得意分野や経験から日本について語って
くれています。
昨年読んだので、内容は忘れていることが多いですが、印象深かったのは
千玄室氏のところでした。
お茶の家元といえば、ただお茶の作法を教えているだけかなと思って
いたら、やはり、その道の第一人者はお茶だけでなく、その周辺の知識も
さすがなものと思わされました。また、人間的にも大変な人であることが
書いてあることから想像されます。やはり道を極めた人は違いますね。

この2冊おすすめです。

チェーンメール

2010年11月25日 | 日記
前回の風水の話を昨日、娘にしました。
すると、「それ、先月チェーンメールでいろんな人からきたわ。」
と言うのです。
メールをもらった時は、単純に私のためを思って教えてくれたのだと
思ったのですが、確かに内容はチェーンメールですね。

多分、このブログを読んだ人も同じような内容のメールを
たくさん受け取っていたかもしれません。
すみませんでした。
でも、悪い内容ではないから良いかとも思っていたのですが、
ふと気がつきました。

私の娘は同じ内容のメールをたくさん受け取っているのに
私はたった一つだけ!

これって、友達が少ないってこと?!
しかも10月のことを11月に受け取るって、送る方も送り先に困って
探しに探したあげく、やっと思いついたって感じが・・・
一番後回し。

いやいや、私の友人達は思慮深いので、くだらないチェーンメールで、
私を煩わさないように考えてくれたんだと思います。
そう思うことにします。
そう思わないと今夜眠れなくなりそうだから。

風水

2010年11月16日 | 日記
もう11月になってしまいましたが、友人から次のような
メールをいただきました。

風水の先生より
2010年の10月は、5回の金曜日5回の土曜日5回の
日曜日がすべて1ヶ月の中にあります。
これは823年ぶりの事だといいます。
8名の大切な人にこの内容を教えてあげるとお金が
入ってくるそうです。
中国の風水を基礎に出た内容で、伝えないと無くな
ってしまうそうです。
豊になってほしい貴方に送りますから、豊になって下さい。

このメールをいただいた時点で11月になっていたんですよ。
まぁ、10月中に伝えないといけないということも
ないでしょうから、このブログを読んで下さっている
大切な皆さんにお伝えします。

信じる(信じたい?)方は、大切な方に教えてあげて
下さい。

年齢を重ねるということ

2010年11月07日 | 日記
父が亡くなって2週間ちょっと経ちました。
すごく昔のことのような気がします。
この2週間はよく父のことを考えていました。

男の子は父親の背中を見ながら育つとか言いますが、
確かに影響を受けていたと思います。

表面的にですが・・。

子供の頃の私の父は仕事人間でした。
プラント工事の会社に勤めていたことから、
ほとんど地方の現場に出張しており、顔を見るのは月に一度
あるかないかだったと思います。
管理職となってからも、あまり早く帰ってきたことは
ありません。
だから、男が仕事すると言うことは夜遅くなることは
当然だと思っていました。

私が、勤めていた会社は週休二日、残業なし、営業ですが
お客様を接待することもほとんどありませんでした。
だから、ほぼ毎日6時過ぎに退社しようと思えばできました。
結婚した頃は、早く帰る自分が嫌で、毎日時間をつぶして
帰っていました。
お金が無かったので、本屋で立ち読みが多かったと思います。
子供ができたとき、土、日に昼近くまで寝ていて、ぐうたらな
姿を見せたくないと思ったことが、資格試験を始めた
きっかけでもあります。

このように、これまでの生活スタイルは父の影響が
大きかったといえます。
でも、こういったとらえ方が、父の一面しか
見ていなかった事がわかりました。

それは、父の告別式の時、勤めていたときの下請会社の
方達が母のところに来て口々に「大変お世話になった。」と
挨拶に来てくださったからです。
すでに、退職して10年以上経っているにもかかわらずです。
父が在職中は修行中で色々教えてもらったという2代目の
方もいらっしゃいました。
そんな方達が、今も父を大切に思ってくださったことが
息子としてすごくうれしかったです。

最近、私にとって大切な人を次々に失ってしまい、とても
心細い思いをしています。
失ったといっても、亡くなるという意味だけではなく、
私の身近な存在ではなくなり、気軽に相談や話ができない
という意味です。
今年は、かっての上司、そして父、昨年にも一人・・。

年齢を重ねると言うことは、このような形で大切な人を
失っていくことかもしれません。
良い年齢の重ね方をしていると、大切な人を失う数以上に、
自分を大切に思ってくれる人が増えていくのかもしれませんね。

自分に置き換えると、全然良い年齢の重ね方ができていません。
まだまだ、これからです。

神田昌典氏

2010年09月05日 | 日記
金曜日は昨年、私が担当した実務補習グループの飲み会でした。
皆さん私よりも10歳以上若い人ばかりでしたが、楽しい一時でした。
最近若い人と飲んでいるときが一番おもしろいような気がします。

同年代の同業(コンサルタント)と飲んでいると、どうしても
仕事の話になることが多くなります。
また、仕事や仕事以外の話にしても、同じ話の繰り返しが多いん
ですよ、年寄りばかりだと(笑)。

話は変わりますが、前回投稿の「ビジネス書大バカ事典」に
神田昌典氏の著書についても、評価が書かれていました。
確か、石井裕之、苫米地英人、本田健に続く「まがい本」作者
ぐらいのランクだったと思います。

ただ、評価は出版時系列に3冊の本について書かれており、
「あなたの会社が90日で儲かる」はまとも!、「非常識な成功法則」
で道を踏み違えて、「全脳思考」で元に戻そうとしたが、
戻し切れていないといった内容だったと思います。

私は、神田昌典氏を勝手に師匠の一人にしています。
「あなたの会社が90日で儲かる」は初めて読んだとき、
強いインパクトを感じました。
エモーショナル・マーケティングという考え方が具体的に、
わかりやすく書かれていたからです。
そして、私はコンサル現場に活用することによって、
実際に成果を何度も挙げることができました。

そうではあるのですが、ビジネス本大バカ事典の評価には
うなずかざるを得ません。
「全脳思考」はさっぱり意味がわからなかった。
得意分野から大きく範囲を広げすぎてしまった観があります。

エモーショナル・マーケティングを理論的に書いたものとしては
タイトルは安っぽいですが、「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」
があり、これは本当に役に立つ本だと思います。

これまでにも、神田昌典氏の著書については、たくさんの人に
薦めているのですが、実際に読んだ人の反応も極端に違います。

大まかに分けると「分かり切った事と自分の自慢しか書いていない」と
言う人と、「ほんとにおもしろいし、実際にできそうに思えるので、
やってみます」という感じでしょうか。
そして、圧倒的に前者は年配の人です。若い人は素直に内容を受け容れる
事ができるみたいです。

ここで、一番最初の飲み会の話とやっとつながるのですが(笑)、
私は、まだ感覚的に若い人達の方に近いのかなと・・・
長々と、色々な話を引っ張り出して、言いたいことは
これだけだったりして・・・(反省です)。

ビジネス書大バカ事典

2010年08月31日 | 日記
毎日暑いですね~。
だから、ブログをさぼっているわけでないのですが、
今年の暑さは、全てのやる気をそいでしまうような
気がします。

何となく、タイトルが気になったので買ってみました。
仕事柄、ビジネス書はたくさん読みますが、
読んでみると、「くだらない!」と思うものも
たくさんあるわけで、帯封の「そんなビジネス書に
いったいいくら漬かってるの」という言葉に引っかかって
しまったのだと思います。

この本はビジネス書の中でも主に「成功本」といわれる物を
「もどき本」として、著者ごとにそのいくつかの著書を上げて
批評しています。

最初は「そないにボロクソ言わんでもいいのに~」と、思いながら
読んでいました。でも、石井裕之のところから
「そうだよね~」になり、苫米地英人のあたりでは「まったく、
そのとおり!」と大きくうなずいていました。
彼の本の内容は確かに意味不明な言葉が多すぎるし、彼の権威から
何となくそうなんだ~と思わされているところが多々あります。

こういった「成功本」はホントに無意味なんでしょうか。
私は仕事柄、セミナーなんかでこういった本に書かれていることを
引用します。
それは、言葉にインパクトがあってわかりやすいからです。
でも、この本の著者はそれが「ウソばっかり」だと言っています。
ということは、私もウソの片棒を担いでいることになるわけです。

確かに「一分間で~」「~するだけで~できる」「バカでもわかる~」
という表現は誇大表現だと思いますし、「~の法則、原理」は
だれでも、そのとおりやったら、同じ結果が生まれるもの、
その根拠となる論理が確立されていなければ法則でも原理でも
ないのでウソになります。

でも、そういった本を買う人は、そんなことは百も承知なんでしょうね。
変えられない、変われない自分の現状を少しでも変化させるヒントが
欲しいといった軽い気持ちなんだと思います。
もっとシビアに考えていたら、訴えられている出版社がたくさん
あるはずですが、そんな話聞いたことありませんから。

私も一月ぐらい前に「一分間の日記で夢は必ずかなう!」を読んで
日記帳を買ったばかりなんですけど、書く気なくなったなぁ(笑)

この本の後半、第8章以降は著者である勢古浩爾氏の成功や仕事に
対する考え方が述べられていて、その部分が厳しいながら、
うなずける部分が多く、単なる他人の批判本になっていないところです。

これからは、私も安易に成功本の引用はやめようと思います。
でも、著者が勧める経営者の自伝は稲盛さんの実学、小倉さんの
経営学等読んでいますし、本当にすばらしい内容だと思うのですが、
セミナー等で話せるような簡潔なフレーズがないんですよね。

送別会

2010年08月25日 | 日記
月曜日にサラリーマン時代の上司の送別会に行ってきました。
前に書いたことがありますが、私に仕事だけでなく、生き方まで
多くのことを教えていただいた大切な人です。

私が勤務していた会社の役員を務めていて、数年前から引退を
会社に訴えていたのですが、やっと認められたということです。

今後は数年前から、就任している自宅マンションの建て替え組合
理事長の仕事に専念するとのことです。
マンションの建て替え組合の仕事って大変なんですよ。
住民の合意を得たり、立て替え決議後も住民間の意見調整等で
もめている話を良く聞きます。
でも、元上司のところでは、一切ないそうです。さすがです。

会社を辞めてからは、年に数回しか会う機会はなかったのですが、
会えば、今でも多くのことを学ばせていただきました。
学ぶと言うよりも、人間が大きくて、気遣いをされる方なので、
安心して話ができて、ちょっとゆがみかけた心を元の位置に
戻してもらうような存在だったような気がします。

年数回とは言え、同じ大阪市内で働いているから、いつでも会いに
いけるという安心感があったのですが、引退されれば、
これまでのように気軽に飲みに行きましょうなんてことは
できないわけで、私にとってはすごく喪失感を感じます。

たくさんの人との出会いがある中で、本当に尊敬できる人と
出会えたことに感謝、感謝です。


想像力

2010年07月19日 | 日記
すみません、くだらない話です。

前にも書いたかもしれませんが、私は車の運転が好きです。
車を運転していると、リラックスできて、気持ちが落ち着きます。
だけど、考えていることは結構くだらない事ばかりなんですね。

今日、車を運転していると2,3台前をどんくさ~い車が走って
いました。おかげで、スムーズに車が走れません。
こういった、交通の流れを乱す車が大嫌いです。
見ると、車の後ろに初心者マークと紅葉マークが並んで貼っています。
おまけにリアウィンドウには「赤ちゃんが乗っています」のシール。
そして、ナンバープレートは「11-22」(いいふうふ)。

これはどのように理解したら良いんでしょう。
紅葉マークは75歳以上で義務化されています。初心者マークは
免許取得後1年以内です。

70歳を超えて、若い後妻(初婚でも良し)をもらい、子供ができたけど
車が無くては不便で仕方がないから、頑張って自動車の免許をとった。

こんな推理をしてみましたがいかがでしょう。

せんべいこわい

2010年07月17日 | 日記
4月の末に健康診断に行ってきました。
レントゲン、血液検査の結果はおおむね良好でした。
しかし、血圧が144と91だったのには驚きました。
当然、問診では「高血圧ですね」と当たり前の告知です。

でも、わたしはこの告知を聞くまで、ずっと血圧が低いと
思っていたわけです。
ジムに行っていたときは頻繁に血圧を測っていましたが、
だいたい上が110台、下が70台で安定していたのです。
確か半年ぐらい前に測った時もそのぐらいのはずです。

だから、高血圧と告知されたときは、昨日まで男として暮らして
きたのに、DNA判定で急に今日から女ですと言われたぐらいか、
朝起きて鏡を見たら前髪がブラマヨの小杉みたいになってたくらい
の大ショックだったわけです。

とりあえず、いつも行く先生に再度見てもらうと、その時は少し
下がってましたが139と89でした。
急に血圧が上がった理由を聞いてもわからないということでした。
一過性のものかもしれないし、生活習慣の変化からきたものかも
しれないので、様子を見ましょうといわれました。

生活習慣の変化・・・
この一年間で生活習慣が変わった事と言えば、①ジムに行くのを
やめて、運動らしきものを全然していないこと、②喫煙を再開
したこと、③毎日せんべいを異常に食べていること、です。
どれも、血圧を高めそうやんか!

ただ、①は行っていたといっても月に2,3回なので、大差はない
と思いますし、②は昔喫煙してたときも血圧は低かったので、
因果はないと結論づけました。
ということは、犯人はせんべいと言うことになります。

もともと、せんべい、おかき、あられといった米菓が好きで
ここ数年いろんな銘柄を食べていました。好きなのは醤油味の
草加せんべいみたいなものや、サラダ味です。
塩分きつそうでしょ。
特に、この一年は何故かやけにバカ食いしていました。
毎日食後につまみますし、休日などは一人で一袋食べていました。
多分、この一年は奈良のシカよりせんべいを食べていたと思います。

すぐに毎日食べていたせんべいを止めました。これはたばこを
止めた時より楽でした(当たり前か)。
そして、毎日同じ時刻に血圧を測ることを薦められたので、血圧計を
買ってきて毎朝朝食前にはかることに。

えらいもんです。
2ヶ月後、血圧は上はほぼ110台です。
最初の頃、130台だったのが嘘みたいです。
皆さん塩分は控えめに!そして、せんべいはこわい。

ジェフリーアーチャー

2010年07月04日 | 日記
久しぶりに自分のブログを見ました。
気にはなっていたのですが、見るのが怖くて・・・(笑)。

ついでの投稿みたいになりますが、今日日経新聞に
ジェフリーアーチャーの記事が載っていました。
最近、彼の本が日本で売れていないらしいです。
そういえば私も彼の本を書店で探すのずっと忘れていたんです。
でも、昨年引きこもりになっていたときに、久しぶりに
書店で彼の未読作品を見つけて買いました。
「誇りと復讐」という作品ですが、ものすごく面白かったです。
コンゲーム作品としては、彼の処女作である「百万ドルを取り返せ」
と一、二を争うぐらいではないでしょうか。
ぜひ、まだ読んでいない人には読んで欲しいです。
最後まで、ハラハラドキドキですよ。

もう一つ、本の話ついでに。
これは5月に読んだ本でおもしろいものがあったので、紹介
しておきます。
「天地明察」冲方 丁著です。
江戸時代の囲碁棋士で天文暦学者の渋川春海を書いた本ですが、
主人公の一途で素直な生き方に、読んでいると心が洗われます。
自分が真反対な性格だからか、すごく惹かれました。
この本は本屋大賞を受賞しているので、今でも本屋さんに行くと
平積みしています。読んだ人も多いかもしれませんね。
まだの人、おすすめですよ。

普天間基地移設2

2010年05月05日 | 日記
結局ビックリするような腹案は出てきませんでしたが、
そのことについては予想済みでした。
でも、別のことでビックリさせられました。
それは首相の「海兵隊を抑止力として考えていなかった。」という
コメントです。

これとよく似た発言を月曜日のTVタックルという番組で、ある
経済評論家が言っていました。
「海兵隊は外国に派兵する軍隊だから、日本にはいらない。」だったと
思います。この人も「抑止力」の意味を知らないんですね。

このM氏については、「年収300万円時代・・・」という著書を読んで、
看板倒れというか役に立たないことをおおげさに書く人だなと思って
いました。
それが、クリントン前大統領が米国人記者解放交渉のために
北朝鮮に訪問した時「同盟国なんだから、ついでに日本人拉致者を
何人か連れて帰ってくれたらいいのに」という、信じられない幼稚な
発言をするのを聞いて、「早くテレビから消えて!」と見るたびに
思っています。

そんなアホな評論家はどうでもいいんです。
テレビを消すか、チャンネルを変えればいいんですから。
でも、一国の首相が同じ見解だったとは・・・

私は不思議で仕方がないのですが、鳩山首相の家系は政治の
名門です。
そのような環境で育てば、小さい頃から「国家観」や「平和観」に
ついての英才教育を受けていると思うのです。
それなのに、日本の防衛について、米国駐留軍の役割について
首相になるまでよく考えたことが無かったのでしょうか。
そうだとすれば、情けなさをとおりこして悲しくなります。

まぁ、これは鳩山首相だけでなく、その前の自民党首相についても
同じ事は言えるわけですが。

これらの2代目、3代目政治家首相を見ていると、そのご先祖も
今では歴史に名前を残してはいるが、「たいした人達じゃなかった」
のかもなんて、思ってしまいます。

普天間基地移設

2010年05月04日 | 日記
今日はやっと鳩山首相が沖縄を訪問して、県知事をはじめ関係者との
会談を行うようです。
せっかくの連休をつぶしてまでの訪問ですが、これだけ期待感の薄い
訪問も無いのではないかと思います。
新聞も一面で扱っていません。

政治の話はここではしたくありません。でも、軍事オタクとして私の
持っている知識では、マスメディアで流れてくる普天間基地移設
修正案というものは頭をかしげることばかりです。

移設修正案も鳩山首相が「腹案」をなかなか正式発表しないので
色々な案が漏れ聞こえてきますが、主なところは
1.辺野古への移設は当初計画より縮小する
2.その結果として、当初の湾を埋め立てるV字滑走路は止めて、
杭打ち滑走路を施設する。(これも、沖合とか地上滑走路に延長とか
色々な案があるみたいです)
3.基地の縮小にあわせて、部隊の全面移管は無理なので、ヘリ部隊
もしくは訓練を徳之島へ移す。
といったところだと思います。

これは海兵隊という部隊の性格を考えると、米国にはとても
受け容れ難い案だと思います。
海兵隊は米国5軍(陸、海、空、沿岸警備隊)の中でも、有事への
即応性が一番求められます。
米国の同盟国や権益が侵されるようなことがあると、真っ先に
派遣されるのが海兵隊です。
だから、地上戦力でありながら、要員輸送のための海軍力や
支援攻撃力としての空軍力を所持しているわけです。
一軍で地、海、空軍力を所持しているのは、それらを一体的に
運用することで、海兵隊に有事即応性を持たせるためなのです。
ヘリコプター部隊は海兵隊の移動の足として地上兵力と一体的に
運用されなければ意味がありません。
200kmも離れたところにおいておくようなことは考えられない
話です。

また、軍隊は海兵隊に限らず自己完結型の組織であることが基本です。
軍隊の主たる機能は戦うことですが、その機能を完する調達、輸送、
整備といったあらゆる機能を軍隊でまかなうことを基本としています。
本来機能を補完する大きなバックヤード機能が必要なわけです。
その戦力を一部でも、本隊と離れたところに移すとその部隊を維持する
ためのバックヤード機能を二重で持たなければなりません。
つまり、コストが大きくアップしてしまうはずです。

この二点から考えても、私には修正案なる物が米国には受け容れがたい
ものだと確信するのです。
だから、首相が今更沖縄に行ってこの修正案で地元の同意を得ても
米国の同意は得られないわけで、骨折り損だと思うのです。
(多分、地元の同意も得られないと思いますが・・・)

それ以上に、こんな素人の私にでもわかるようなことが、頭の良い
首相がわからないわけがないと思うのです。
いくら「友愛」を理念としていても、首相は日本の三軍の最高司令官
であるわけですから、軍の性格、機能は十分知っているはずです。
逆に、知らないとすると、そんな人が日本の最高司令官になっている
日本は恐すぎます。

ひょっとすると、今日の夕方には首相が我々では思いもつかない
ような「腹案」を提案して世間を驚かせるのかもしれません。

製品保証

2010年04月24日 | 日記
最近、購入製品で新品と交換してもらったものがいくつかあります。
下記の製品はここ3~4ヶ月の間に新品と交換してもらいました。

・電気カーペット
・洗濯機
・低反発マット
・カーステレオ(2回目)

スゴイのは一番上の電気カーペットです。多分購入してから
10年近く経っていると思います。
カバーする絨毯の部分なんかは、とっくの昔に捨ててしまって、
何回か買い換えています。
松下電工製ですが、温度調節コントロ-ラー部分に火災の
危険性がある部品を使っているとかで、最新の製品に換えて
くれました。しかも上の絨毯付きで。

2番目の乾燥洗濯機は、買ってすぐに洗濯槽の蓋の留め金がとれ,
修理。その後運転中異音がするので来てもらったら、部品交換を
2カ所でしなければならないと言うので、「買ったばかりなのに」と、
ちょっと強めにクレームしたら、交換を申し出てくれました。

3番目は前にお気に入りで紹介したトゥルースリーパーですが、
思いの外、へたりが早かったので、こんなものなのか問い合わせたら
「そんなはずがない」交換するという対応です。

4番目は車の純正品です。CDが途中でよく止まります。
車の1年検査の時に症状を言って、修理しておいてくれるように
頼んだら、修理ではなく、カーステレオの交換で対応してました。
実は1月点検の時も同じ症状で交換してもらったので2回目です。

決してクレーマーではないですよ(笑)。
強めに言ったのは、洗濯機ぐらいですね。
買ったばかりだし、故障するたびに洗濯ができないわけですから、
文句も強めになります。
トゥルースリーパーは背中の痛みを軽減してくれて気にいっていたのに、
へたりが早く、効果が無くなってきたから問い合わせただけです。
カーステレオなんて、こんなこと気にしていたら、イタリア車なんて
乗っていられません。
最初の頃から、調子が悪かったけど気にせず乗っていました。
定期検査の時に「調子の悪いところは?」と聞かれたので言った
だけです。

メーカーの製品保証に対する気の使い方はすごいですね。
確かに、電気カーペットはすぐ火災につながるので、そのままには
できない問題だと思います。
米国トヨタのプリウスのように対応を誤ると、リコール費用を上回る
賠償請求や訴訟対応費用が必要になってしまいます。

また、パナソニックは事故が多発したFF式石油ファンヒーターに
200億円の費用を投じて回収した事は有名です。
これなどは、吸排気ホースからCOが漏れた事が原因ですが、
20年以上経ったものに劣化がおこるというものでした。
20年以上経った製品のホースの劣化などは経年変化として、
どうしようもないとも思えます。(被害者にとっては、そんなことは
関係ないことは理解してます。)

ただ、パナソニックは顧客に責任転嫁をしなかったことにより消費者
イメージが向上したといわれます。

私も、電気カーペットの対応で、パナソニック製品に対する信頼が
いっそう高くなりました。
(その後買った洗濯機は他社にしてしまいましたが・・・・)

しかし、10年も経つような製品を新しい物に交換したり、ちょっと
初期不良が多かっただけで新品に交換するような製品保証が一般的に
なってしまうと、大企業は良いのですが、中小企業が作る製品は
どうしたらいいのかと思ってしまいます。

消費者にとってはその製品が大企業製か中小企業製かなんてことは
関係ありません。
このような大企業の対応が一般的になってしまうと、莫大な
製品保証コストを負担できない中小企業は圧倒的に不利になって
しまいます。

もちろん中小企業製製品だからといって、故障や不良に甘くして
良いわけがありませんから、製品販売に際してはそれだけ製品
として完璧なもの、完成度の高いものが求められます。
そのためには開発から製品化の段階でありとあらゆる角度から
どのようなリスクが存在するのかを検討する必要があります。

リスクも使用者だけでなく、使用者がその製品を使って回りの
社会にどのような接し方をするのか、その際に発生するリスクは
どのような物があるのかまで検討する必要があるでしょう。

大変な手間とコストではあると思いますが、何らかの故障や不良
が発生して、その対応にとられる手間とコストよりは大幅に
少ないことは明らかです。

中小企業であっても新製品を市場に投入するに際しては、
これまで以上の完成度の高さが求められているようです。