楽天経営主義

経営コンサルタントが経営とは関係なく
日常を気ままに綴ります。

銀行回り

2010年02月25日 | 日記
昨日は、顧問先の社長とリスケのお願いに銀行回りをしてきました。

もう5年ぐらい、この時期の恒例行事になってしまいました。
社長も、既になれたものです。
言うべきことを正直に言って、もう一年の返済金額の減額をお願い
してきました。
初めて、社長が私のところに来られたときは、得意先の倒産による
資金繰りの悪化から、抗うつ剤の力を借りてる状況で顔色も悪く、
今にも自殺するんではないかと心配しましたが、
今はシニアサッカーで休日は飛び回るほどお元気になりました。

この会社は、昨年は15%も業績を伸ばしているのですが、それまでが
借りすぎで、元の返済額に戻すことはできません。

借りすぎはイコール銀行の貸しすぎとも言えるわけです。
その企業の返済能力を超えた貸しすぎは、銀行の与信管理のミスです。
その点で、この企業の場合は、銀行のリスケは貸し手責任として
ある程度協力してもらうのは当然だと私は思っています。

もちろん、借り手の責任はあるわけで借りたものは返さなければ
なりません。
でも、この5年間増収もしくは増益を続けても、正規の返済額を
返すに至らない事は、その企業のレベルを超えた貸し越しを続けた
銀行の責任は大きいと思います。

ただ、そろそろ資産リストラ等の根本的解決策を講じなければ
ならないと考えていますが、この不況で遊休資産が塩漬けになって
しまっています。
従って、色々考えましたが、名案は浮かびませんでした。

今のところは社長が元気になっていただいて、この不況の中でも
やる気になって業績を伸ばしていただいていることで善しと
しておきます。

読書

2010年02月22日 | 日記
前回、月20冊のノルマと書きました。
多いと思われる方も、そんなもん?と思われる方もいると
思います。
私の周りには、月30冊とかもっとすごい方の方が多いです。

それに、私の場合は、そのノルマに雑誌やマンガの本まで
入れています(笑)。
それを聞くと、どうってことないでしょ。

昨年末なんて3日間でワンピース25巻読みましたから。

最初はマンガはカウントに入れないで、活字の本という区別を
していました。そうすると、小説は?小説でも娯楽小説も
入れるの?とか、色々カウントするのに区別していかなければ
なりません。それも、減らす方向に。
手間をかけてモチベーションを下げる方向に考えるのであれば、
自分のやっていることを大きく見せる方にカウントした方が
良いと思い、全部いれることにしました。
それに読書を情報入手の一方法と考えると、本の種類は関係
ありません。

情報入手という意味では、テレビもよく見ます。スポーツ好き
というのは前にも書きましたが、海外ドラマも好きなので
よく見ます。

これプラス洋画も見るわけで、先日もコンサルタントの後輩と
話していたら、「よく仕事するヒマがありますね」と言われました。

ホント仕事するヒマはありません。(笑)

速読

2010年02月20日 | 日記
先週は「フリー」(クリス・アンダーソン著)を読むのに
1週間かかってしまいました。
時間をかけて読んだ結果、内容はどこかに「フリーミアム」
と言う世界ができかけているらしいってことがわかりました。
そんなもんです(笑)。

でも、こういう事があると1冊の本が10分で読めるとか書いて
ある速読のコーナーに目がいきます。

早速NLP速読術という本を買ってきました。
私はNLPの知識が多少ありますので、NLP手法をどう速読に生かす
のか興味がありました。
中身はこれまでの速読術の内容がNLP流の用語になっている感じ
でしたね。

この本は200ページほどですが20分で読み切りました。
その後、同じく200ページほどの啓発書を1時間くらいで読みました。

NLP速読術の効果?
それもあるかもしれませんが、私はこれまでにも川村式、
日本速読協会、フォトリーディング等、つどつど速読に興味を持った
時に本を読んだり、研修に行っていたので、そちらの効果の方が
高いと言った方が正しいでしょう。

探偵ナイトスクープで時速150kmの球を野球未経験で打った、
カリスマトレーナーの呉真由美さんの本も買いました。この人の
講座は結構高いのですが、満員みたいです。恐るべしテレビの
力ですね。

一般の人が読むスピードは分速で400~600字くらいと言われています。
これは=音読のスピードです。黙読していても実際は音読して
いるので、音読のスピードを超えられないのです。
新書や文庫の1ページの字数が600字と言われていますから、普通は
1ページ1分かかるわけです。

私の場合、2冊目の本は200ページの本を1時間ですから、
トレーニングしていない人の3倍くらいのスピードで読んでいる
と言うことです。

黙読しない、ブロック読み、呼吸法ぐらいを行うとこのぐらいの
早さで読めます。
これが、私の場合身につかないんですけどね。すぐに一般人の
分速600字に戻ってしまいます。だから、よく速読の本には速読を
始めると頭の回転が速くなると書いてますが、全然早くなりません。

それと、速読を始めるとどんな本でも早く読めるように勘違い
してしまいがちですが、私の上の2冊の本の数字でもわかるように
内容によって読むスピードは大きく違ってきます。
NLP速読術の方は書いてあることがわかるので、先へ先へと目が
進むのです。

私は法律に無知な人が六法全書を速読しようと思っても、速読する
ことは無理だと思っています。

ゆっくり、じっくり本を読むことも読書の楽しみ方だと思います。
どちらかというと私はそちらの方が好きです。
私の場合は、月20冊というノルマをかけているので、忙しくなると
速読しなきゃと言う思いになりますし、速読がしんどいので、もっと
楽に早く読める方法がないかと探す行為を繰り返しています。

日本でいちばん大切にしたい会社2

2010年02月16日 | 日記
日本でいちばん大切にしたい会社の続編がでました。
シリーズ化されるそうです。
ぜひ色々な素晴らしい会社をどんどん紹介して欲しいですね。

昨年はこの本を紹介しようと思って文章イップスになって
しまったので少々不安ですが、印象に残った会社について
書きたいと思います。

それは樹研工業と未来工業という会社です。
両社ともほぼ定年がありません。
しかも、樹研工業は給料も年齢序列です。すなわち年齢が
高い人が一番給料が高いのです。
一般の企業では仕事に脂がのる40才前後ぐらいが昇級カーブが
高く50才ぐらいで給料が頭打ちになるところが多いと思います。

でも、この会社の社長は、「いい仕事ができるのは40才
過ぎてからで、技術が完成される60才ぐらいが一番生産性が高い」、
「年寄りの生産性は新入社員の5倍くらいある」と言います。

樹研工業は世界一小さな歯車を作る会社として有名です。
この年寄りの方が生産性が高いというのは技術系の会社だから
でしょうか。

そうではないと思います。
私の指導先の営業マンを見ていると、やはり年寄りの方が生産性が
高いのです。
経験、知識が豊富なベテランがそれを生かして行動したときに
結果が出やすいのは当たり前の話です。
ただ、新しいことには積極的になれないきらいはありますが、
それを排除して、その人の能力を発揮しやすい土壌を作るのが
経営者の努めですよね。

高齢者の方が生産性が高いという話に惹かれたのには、
もう一つ理由があります。
先日、私の先輩コンサルタントの方が60才になったので引退を
考えていると言われました。

その方は、私に製造現場の見方を教えてくれた人で、そのおかげで
私は商業部門の診断士でありながら製造現場も見ることができる
ようになったので非常にショックでした。
今でも、頼りになる大先輩です。

引退の理由は年寄りで理解力が低くなっているので、あまり
不細工な姿をさらしたくないというものです。
周囲にかなり年齢がいっているのに仕事を受けてコンサルタント
として満足な仕事ができず、醜態をさらしている人が多いと
いうのです。

その先輩コンサルタントが描いているあるべき姿がすごく
高いのかもしれません。
あるべき姿とのギャップに耐えられないのかもしれません。

でも、私自身が最近よく「やっとコンサルタントらしい仕事ができた」
と思うことが多いのです。
コンサルタントは積み重ねた経験と知識が豊富なほど仕事がし易く
なります。
必要と書かなかったのは、無くても明晰な論理展開力と対人能力
といった資質があれば、できると思うからです。
でも、それがない人は経験と知識でカバーするのです。

多くのコンサルタントが凡人ですから、経験と知識が蓄積される
40代後半から50代がやっと仕事らしい仕事ができるようになるのでは
ないかと思います。

まさしく、樹研工業社長の「いい仕事ができるのは40過ぎてから」
です。

それと、仕事の達成感と満足の基準をどこに置くかも重要だと思います。
私の場合は、顧客から感謝や満足の声が聞けるかどうかということに
なります。これは、この仕事を始めるきっかけになった思いでも
ありますから、ブレません。

顧客から感謝や満足されなくなれば自然と仕事もなくなります。
年齢や、周りの人がどう見えるかから決めるべき事ではないと思う
のです。
先輩!まだまだこれからですよ!

未来都市VS.宇宙基地

2010年02月15日 | 日記
昨日テレビでタレントの生田とうま(この漢字難しくて出てきません)
が、誰にも教えたくないスポットととして、京浜工業地帯の
夜の化学コンビナートを紹介していました。
私もこの景色が大好きなんです。
大阪でもみられるんですよ。

阪神高速湾岸線を南に行くと高石出口近辺右側に同じような
化学コンビナートをみることができます。
景色としては和歌山方面から左に見た方がよく見えるし、構図的
にも良いかもしれませんね。
残念ながら、いつも一人で走っているので、写真を撮ることは
できません。
特に深夜の方が幻想的です。

彼は「未来都市」と表現していましたが、私は昔から「宇宙基地」と
表現していました。
東の未来都市に対して西の宇宙基地とさせていただきます。

そんなことで張り合っても仕方ないのですが、テレビを見ていて
男性はやはり同じようなものに惹かれるんだなと思いました。

インビクタス/負けざる者たち

2010年02月11日 | 日記
タイトルにはしましたが、まだ見に行ってません(笑)。
今の仕事が片付いたら、ぜひ見に行きたいなと思っています。
でも、その時まで上映しているかどうかという不安が・・・

良い映画という評判ですし、テレビでも盛んに宣伝していますが、
日本では2週間で封切館から消えるのではないかと心配しています。
題材がラグビーですからね。
見に行きたいと思う人が少なのではないでしょうか。
日本ではラグビー人気がありませんからね。

ラグビーはすごくおもしろいスポーツなんですよ。
私はスポーツを見るのが好きで、ヒマなときはどんなスポーツ
中継でも見ます。
エアロビ日本選手権やチアリーディングの世界大会代表選考会?
なんてものまで見ます。
その中でも、ラグビーが一番おもしろいですね。
中、高と自分がやっていたことを抜きにしてもおもしろいです!
(しつこい?)

特に最近はより連続攻撃が行いやすいようにルールが変わったことも
あって、昔は「団子状態ばかりで何やっているかわからない!」
と言われましたが、そんなことはありません。
私がやっていたときとは、全く別のスポーツになってしまったようです。

それを実感したのが、1月31日のトップリーグ決勝戦「東芝-三洋」
の試合です。結果は6-0で東芝が勝ちましたが、両チームとも
ノートライでした。
連続攻撃がしやすい現在のルールの中でトライをあげることができない
というのは異例だと思います。それだけ、両チームのディフェンス力が
凄かったことを表しています。
得点が入らなくてディフェンスばかりの試合はおもしろくないことが
多いのですが、この試合は両チームの攻撃も工夫をこらしているの
ですがそれを上回るディフェンス力でした。
負けはしましたが特に三洋のタックルは見応えがありました。
感動させられた試合です。

数日後、スポーツ専門チャンネルでインビクタス封切り記念かなんかで
インビクタスで描かれた1995年ワールドカップ決勝「南ア-NZ」戦を
やっていました。この試合はワールドカップ史上初めて延長戦になった
熱戦です。
でも、試合のおもしろさからいうと数日前に見た「東芝-三洋」戦の方が
上だと思いました。
その頃のワールドカップ決勝は昔のルールなんです。
チームのレベル、出ている人の体力はワールドカップの方が当然上です。
それなのに全然ゲームのスピード感が違うのです。
15年間のラグビーの進歩はスゴイものだと思わされました。

もうラグビーシーズンも終盤を迎えていますが、日本選手権という
最大イベントが先週から始まりました。
ぜひ、機会があれば一度ラグビーを見てください。
できたら、ぜひ競技場に足を運んでいただきたいですね。
神戸ウィングスタジアムはおすすめですよ。屋根付きで寒くないですし、
ピッチが近いので迫力も満点です。(日本選手権の試合はありません)

疑う、分ける、つなげる

2010年02月10日 | 日記
「疑ってみる、分けてみる、つなげてみる」
これは最近読んだ小宮一慶氏の「深掘り」政経塾に書いてあった
考え方の切り口です。

前に紹介した「当たり前のことをバカになってちゃんとやる」
以来、この人の本をよく読みます。
切り口が明快で読みやすい文章が特徴です。
最近の時事ネタをこの三つの切り口で考えて展開していく内容です。

さて、「疑ってみる、分けてみる、つなげてみる」の切り口は
コンサルタントは、程度の違いはあれ、日常的に使っていると
思います。

クライアントの言うことや、事象をそのまま鵜呑みにしていては
我々の仕事は成り立ちません。性悪説のように「疑う」わけでは
ありませんが、相手の主観をできるだけ排除しようという思考は
身についてしまいます。

如何に物事を分けて考えるか、どう分けるか、これは
コンサルタントのセンスが表れるところではないかと思います。
分け方を少しでも間違えると正しい姿がなかなか見えなくなる
ことがあります。

ただ、「疑う、分ける」というのは比較的簡単であり、
気をつけていれば身につけることができる考え方だと思います。

「つなげてみる」
これは、発想を色々展開したり、全く違った種類のことから
弁証を行うなど、駆使するためには知識の広がり、深さが必要に
なります。
小宮氏の本を読んでいても、ここのところの違いをすごく
感じました。
「つなげてみる」は意識してトレーニングする必要がありそうです。

ところで、最近凄く「疑っている」事が2つあります。
一つは、私は毎晩風呂上がりに野菜ジュースを飲みます。赤とか紫とか
黄色いやつです。
あれって、野菜と果汁が十数種類混じっているんですけど、
いつ飲んでも同じ味がします。これっておかしくないですか?
天然果汁であれば、その時の出来不出来で甘いときもあれば、酸っぱい
時もあるはずです。しかも、十数種類の色々なものを混ぜて、どうして
味を調えるんでしょう?
味見をして、「今日はもうちょっとミカン入れて!」とか言う人が
工場にいるんでしょうか。
不思議に思いませんか?

もう一つは、また頭髪ネタで申し訳ないんですけど、最近のCMで
頭髪が増えた人の表彰をしているところが流れています。
「○ープ21」だったと思います。あれって大きな会場にたくさんの
人が集まってやっていますけど、おかしいとおもいませんか?
わざわざ人の頭を見に行きますか?
コンテストだから、使用前の写真と今の頭を見比べて、どんだけ
生えたかを競うわけでしょう?
そんなのみたい人があんなにたくさんいるのかな。
ダイエットのコンテストだったらわかります。
凄くスタイルが良くなった人を見てみたいというのは納得できます。
でも、頭ですよ。ひたすら人の頭を見るんですよ。
しかもおっちゃんの!
関係者だけであれだけの人間を集めているんでしょうか。
不思議です。

梅林

2010年02月08日 | 日記
昨日、犬の散歩をいつもと違うルートで歩いていると、
知らないうちに梅林ができていました。
昨年の夏に造園工事をしているのは見ていたんですが、
梅の木だったんですね。まだ、梅林というのは言い過ぎかも
しれませんが、10年後くらいには立派な梅林になっていると
思います。

多くの日本人はサクラの花が大好きですけど、私はどちらかというと
梅の木が好きです。
若い頃はサクラの花の、あのはっきりしない色が嫌いで、はっきりとした
紅い梅の木に惹かれたんですね。
でも、最近はやっとあのサクラの花のぼんやりとした景色の風情が
わかるようになりました。

でも、相変わらず梅の花も好きです。好みは紅から白に変わりましたけど。
しかも、白い梅のつぼみがふくらみかけが好きです。
ふかしたての肉まんに見えません?
別に肉まんが大好きというわけではありませんが、すごく可愛く見えます。