楽天経営主義

経営コンサルタントが経営とは関係なく
日常を気ままに綴ります。

おもちゃ

2011年09月30日 | 日記
ちょっとわかりにくいと思いますが、たばこのパッケージのようなものと
たまごのようなものが写っていると思います。

何かわかりますか?

おもちゃ(大人用)なんです。

最近指導しているドラッグストアーのPOSデータを分析していたのですが、
大分類で玩具の数字が大きく伸びているのです。
ドラッグストアーに玩具は変だなと思い店主に聞くと、大人用でした。
それも、男性用なんだそうです。

こちらのお店では、大型チェーン店に対抗するために品揃えや陳列に
工夫をこらしています。
意外性を訴求するための品揃えだそうです。
どーんと男性用化粧品の隣に陳列しています。
こそこそ買う雰囲気ではなく、堂々と買って下さいという雰囲気ですね。

女性用は置いていないそうです。
そうですよね。女性用まで置いたら、業種が変わってしまいます。

興味深かったので、ちょっとおもちゃ(大人用)の市場動向について
ネットで調べてみました。
市場は近年大きく伸びているようですが、正確な市場規模をとらえた
資料はないようです。
小さいものでは600億円、大きいものでは4000億円と書かれている
ものもありましたが、これは玩具市場全体が9400億円といわれている
中で大きすぎる気がします。
1000億円というものがありましたが、中間をとってこれぐらいが
信憑性があるのかもしれません。

アンダーグラウンドな世界なので、正確な統計数値がとられていない
みたいですね。

ただ、ネット情報の中で男性用おもちゃの伸びは著しいらしく、
2008年は前年に比較して、2倍の伸びを示していると言うことです。

なぜおもちゃ(成人男性用)を置くことにしたのか、経緯は
聞いていません。
でも、こういった商品は口コミ効果が大きく、今まで来たことのない
顧客層の開拓に成功しているそうです。

ドラッグストアーだからとか、業種にとらわれた品揃えをしていたら
このような商品をおこうという発想は生まれないでしょう。

店主の頭の柔らかさに感心しました。

ラグビーワールドカップ 終戦

2011年09月28日 | 日記
日本のワールドカップニュージーランド大会が終わりました。

結果は、J.カーワンヘッドコーチがあげていた「最低2勝以上、
プール3位」の目標を大きく下回る、1分け3敗プール最下位でした。

サッカーのようにメディアでの情報が多くないので、ずっとウォッチ
していたわけではありませんが、カーワンヘッドコーチになってから、
日本代表は進歩していると思っていたのですが思ったほどでは
なかったのか、周りの国が日本以上に進歩していたようです。

たとえ後者であっても、指導者は周りの進歩を見据えた上で指導
しなければならないから、結局指導者の責任であり、カーワンは
更迭ということになるのでしょうね。

指導者としてのカーワンは好きでした。
ラグビーを知っている人であれば、誰もが知っているラグビー界の
スパースターです。

ジーコが日本代表監督をしましたが、ラグビー界のスター度としては
同じようなものでしょうか。
でも、鹿島を育てたくらいしか実績のないジーコに比べ、カーワンは
イタリアの代表監督として実績を残し、イタリアをヨーロッパ6強に
育てています。
何よりも、私がカーワンが好きなのは、ヘッドコ-チに就任してから
日本語を勉強していることです。
今では、結構流ちょうです。

サッカーの外国人監督でそんな人いますか?
コミュニケーションが大切と言いながら、話せないままにしている
監督がほとんどですよね。

八年後のワールドカップ日本開催までに、日本代表の強化を
しなければなりません。
これまでワールドカップで1勝しかしていない国で開催するのは
恥ずかしすぎます。
また、好成績でラグビー人気を盛り上げようとしていた思惑も
外れてしまいました。
このままでは、人気の低落傾向に歯止めがきかないでしょう。

日本のラグビー界にとっては難問が山積みです。
こんな時「宿沢広朗」がいてくれたらと思うのは、私だけでは
ないでしょう。
思わず本棚から、「宿沢広朗 運を支配した男」を引っ張り出して
読み返しています。

日本のラグビー界には、いや日本にはこんなスゴイ男がいた
ということを知っていただきたいです。

トンガ戦・・・その後

2011年09月22日 | 日記
はぁ~
ですね。

完敗でした。
日本の強化策の方向性は間違ってたのかな。

パシフィックネーションズカップで1点差とはいえ勝ったので、
絶対勝利するものと思っていました。

はぁ~

考えてみると、ラグビーは実力の違いがはっきりと試合結果に出ます。
今のIRBのランキングを見ると優勝の可能性があるのは、ランキング
5位までですね。
ホームの優位性を考えるとランク1位のニュージーランドが優勝する
可能性はほぼ100%に近いと思います。
それやったら、ワールドカップする必要ないやん。

もう八年後の日本開催も返上したら良いのに。

ラグビーワールドカップ トンガ戦

2011年09月21日 | 日記
今日は、ラグビーワールドカップのトンガ戦が日本時間の4時半に
キックオフです。
先日も、ランキング12位のトンガとは拮抗した試合になるので、
ぜひ見て下さいと紹介しました。

でも・・・・・テレビ中継がない!!

やっと見つけたと思ったら、深夜0時3分から・・・・
誰が、結果がわかった試合を見るねん!!

BSを含めると、こんなにチャンネルがあるのに。
視聴率が期待できないのであれば、せめてBSで放送すべき
ではないでしょうか。
この時間、テレビショッピングや韓流ドラマしかしていないのに、
それよりも視聴率がとれないと言うことでしょうか。

知らない人も多いと思いますが、ラグビーワールドカップは
サッカーワールドカップ、オリンピックと並んで、世界三大
スポーツイベントに数えられています。

民放はスポンサーの問題があるのであれば、NHKは放送すべき
じゃないのかな、視聴料をとっているんだから。

八年後には日本大会が開催されるというのに、この人気の低迷ぶりは
大変心配にさせられます。

せめて、トンガ、カナダ戦に快勝し、今後の盛り上がりへの
きっかけとなってくれることを祈ります。


政府の経済政策にがっかり

2011年09月20日 | 日記
昨日政府の円高対策として、いくつかの施策が発表されています。
それを読んで、がっかりしているのは私だけではないと思います。

施策は、円高メリットの活用策と痛みの緩和策の2本柱だそうです。
円高メリットの活用策とは「円高ファシリティ」の積極活用と
資源エネルギーの確保・開発だそうですが、具体策は何ら示されて
いません。唯一具体的なのは電気・ガス料金の円高メリットの
可視化だそうですが、何の役に立つねん!と言いたくなります。

一方、痛みの緩和策は、雇用創出産業の国内立地に3000億円規模の
補助金を出すことや、中小企業向け融資の全額保証や低利子融資が
あげられています。

円高が日本の企業を苦しめているときに、日本で新規投資を
行おうとする企業があるでしょうか。
仕事がないのに補助金をもらって雇用を創出しようとする企業が
あるのでしょうか。資金繰り対策の低利子融資だそうですが、仕事が
無ければ、一時的に資金繰りを回避できても、その資金が無くなれば
また資金繰りに窮するのは目に見えています。
実際これまでも、同様な政府のその場しのぎの資金支援で、借金の
総額を大きくして、どうにもならなくなった中小企業に何度も
相談を受けています。

何度も書いていますが、マクロ経済については苦手です。
でも、根本的な解決策を早急に打ち立てないと、日本の経済は
立ちゆかなくなるのではないかと心配し、危機を感じているのは、
私だけではではないと思います。

根本的な解決策とは何か。
私はデフレ対策しかないと思っています。
ドルや他の通貨に比べてマネー供給量が足りないから円が高く
なっているのだと思います。(断言できないところが、勉強不足で
申し訳ない)

頭の良い人ばかりで、おまけに専門である官僚や政治家が、それらに
いっこうに有効な施策をうてないことが不思議で仕方がありません。

通貨供給については日銀の主権であり、政治家や他の省庁が手を
出せないのはわかりますが、あまりに無策すぎます。

野田政権、これまでの政権よりちょっとはマシかなとも思ったの
ですが、民主党自体がダメですね。

ラグビーワールドカップ

2011年09月12日 | 日記
先週、ラグビーのワールドカップが始まりました。
と言っても、興味のある人少ないんでしょうね。

サッカーのなでしこジャパンの方がメディアの取り上げ方が
大きいようですしね。
この人気薄の中で地上波放送に踏み切った日本テレビさんに
拍手したいです。
多分、視聴率は悪いでしょう。

知らない人のためにお伝えしますが、予選プールA組の日本は
土曜日に第1戦をフランスと行い、21-47で負けました。
スコアだけを見るとダブルスコア以上ですが、後半は一時期
4点差までせまるなど、今後の戦いに期待を持たせるものでした。

次戦は9月16日は世界ランキング1位のニュージーランドとの
戦いです。

日本の世界ランキングは13位であり、現在15位であるサッカー
日本代表よりも上です。
サッカーであれば世界ランキング1位のチームと13位の
チームが試合をすれば、拮抗した良い試合をするでしょうし、
結果もどちらに転ぶかわかりません。
先日も15位の日本と82位のウズベキスタンが引き分けでしたし、
試合内容は拮抗してました。

でも、ラグビーでは間違ってもそんなことは起こりません。
ランキング15位と82位が試合をすれば、100点以上点差が
開くことは確実です。
特に、ランキング10位内の国(実際は9位までかな?)と
それ以下の国では実力に大きな差があります。
多分予選プールを勝ち上がる8チームはランキング9位までの国に
なるでしょう。

そんな意外性のなさが、人気が出ない原因の一つかもしれませんね。

ただ、前回のフランス大会時には20位だった日本が着実に実力を
つけて、今は13位です。
勝負に時の運は大事ですが、時の運ばかりに左右される勝負よりも
実力を高めた同士がぶつかり合った上で、運というスパイスが
勝負に少しの彩りを添える、そんなスポーツの方が日本人の
メンタリティに合っているような気が私はしています。

と言うわけで、日本がニュージーランドに勝つなんてことは
ありえません。だから、予選プールを勝ち上がって、決勝
トーナメントに出ることも、この大会ではありません。
しかし、ニュージーランド戦後の2試合は世界ランキング12位の
トンガと14位のカナダです。

この2試合の勝負の行方は本当にわかりません。拮抗した戦いに
なる事は必至です。
ぜひ、一度もラグビーを見たことが無い方は見ていただきたいと
思います。


児童虐待と農業に期待すること

2011年09月09日 | 日記
先日といっても、もう数ヵ月前になります。
その時に感じて、議論したことを今になって思い出したので
書きます。

Jリーグの元マッチコミッショナーだった、サッカー界の重鎮
であるN氏とお会いする機会がありました。
その方は現在青少年へのサッカー指導の一環として、児童虐待を
受けて施設に避難する子供達にサッカーを通して精神面のケアや
社会生活にとけ込まそうとする活動をしています。

今お世話している施設には80人ぐらいの子供達がいるそうです。
そんな施設が日本中に400ぐらいあるそうです。
単純に考えると、日本中に80人×400=32,000人もの児童虐待を
受けている子供がいることになります。
子供を持つ親の身でなくても信じられない数字です。
でも、最近のニュースを見ていると、間違いではないでしょう。
(話を聞いてから時間が経っているので、正確な数字は自信が
無いことをお許し下さい。)

一緒にN氏と活動されている奥様が一番困っていることとして
言われていたのが、施設から出なければならない年代に達した
子供達の就職問題だとおっしゃっていました。

虐待を受けていたころ満足に学校に行っていないこともあり、
大学に進学できる学力が不足している子が多いと言います。
また、早く自立したい子がいるでしょうし、手に職をつけたいとか
事務職よりも身体を動かす仕事がしたいという子供もいるでしょう。
しかし、それらの子供の希望をかなえる職がないということです。

これは、施設の子に限ったことではないでと思います。

単純労働のような簡単なところから入って、年数を重ねるに
従って、技術と知識を積み重ねていく。
そんな余裕のある仕事じゃないとついて行けない子供達が
かなりいることは確かです。

これまで大きな雇用の受け皿であった製造業の仕事は高度化され、
中小企業であっても、高い技術と知識が要求されます。
単純労働はほとんど無いか、あってもパートやアルバイトの
仕事とされ、正規雇用は望めないでしょう。

昔であれば、何も知らない人を一から一人前の熟練工に育てる
余裕があったのでしょうが、今はそんな余裕を持って人を
育てている企業は少ないと言えます。

でも、漁業、農業といった第一次産業は仕事の内容として
単純作業は欠かすことができません。
そして、技術と知識の蓄積もできます。
大きな雇用の受け皿になる潜在能力を秘めていると思います。

そのためには、家族経営からある程度の規模集約化による
企業経営への脱却が必要なことは誰にでもわかることです。

農業の企業化、企業の農業参入によって高齢者がほとんどである
専業農家がつぶされるということが、農家保護政策推進者の
反対理由だそうですが、就農者の平均年齢は65歳前後であり、
一般の企業であれば定年を迎えている人が多いといえます。
生活の糧のために働く必要は無いと思います。

こう書くと働かなければ食べられないじゃないかと、
おしかりを受けるかもしれませんが、日本人の平均貯蓄額は
1400万円に対して、農家の平均貯蓄額は3000万円を超えて
いるというデータもあります。

であれば、一般の給与所得者よりもいい生活をできますよね。
おまけに、食費はほとんど掛からないわけですから。

農業(漁業も?)が新しい産業として、日本の発展に寄与
するような政策、制度がでできるよう、強く期待します。

と言っても、誰に期待すれば良いんでしょうね?


OB会、創業塾

2011年09月07日 | 日記
前日に草稿にためていた原稿がアップされていたみたいで、
ご覧になった方は中途半端な内容のものをお見せして
しまいました。

すみません。

今週の日曜日は前に投稿したことがある中学校のラグビー部
OB会でした。

残念ながら、私は泉佐野商工会議所の創業塾の仕事があった
ため、参加することができませんでした。

が、OB会長である責任上(一期生の主将だったからです)
2次会に参加しました。
泉佐野市から大東市まで、車ですっ飛ばしていきました。

一日のセミナーだったのでつかれもありましたが、参加して
良かったです。
後輩の多くから「先輩」「先輩」と話しかけられて、
敬われるのは、ここ最近にない心地よさでした。

最近、つらい目にあうことが多いから・・・(笑)

2次会には一部欠けていましたが、1次会はやくざの組長や
パチプロといった柔らかいところから教員、警察といった
お堅いところまでバラエティにとんだ参加者だったようです。

一方、泉佐野商工会議所の創業塾は、今年は予算削減による
広報不足で、例年より参加者は半分近くに減っていました。
でも、その分密度の濃いセミナーができたのではないかと
思っています。
今年商工会議所の予算が減ったため、創業塾は取りやめに
なったところが多いと聞きます。

創業しようという人々への支援体制は一頃の勢いが
無くなってしまったのは残念なことです。
開業率は一向に増えていないんですけどね。
創業塾といった創業支援策は開業率アップに貢献しない
ということでしょうか。
かといって、代わりの支援策が打ち出されている様子も
ありません。

創業しようとする人にとって、ビジネスプラン作成は
必至だと思っています。
融資や出資を求める人だけでなく、自分のビジネスの
将来を事前に占い、失敗の可能性を少なくするためには
自分のビジネスをあらゆる確度から検討することが必要です。
更に大事なことは、それを形に残すという事です。

多くの創業塾は最終的にビジネスプランを作り上げる事を
成果物としています。
その創業塾が無くなってしまうと、ビジネスプランの
考え方、書き方を教えてくれる場所が無くなってしまいます。

そこで、これまでの私のビジネスプランの作り方に関する
指導内容をビデオに収めて提供する事を企画しています。
一月後ぐらいを目処に考えていますので、ご興味がある方は
私のホームページからお申し込み下さい。