楽天経営主義

経営コンサルタントが経営とは関係なく
日常を気ままに綴ります。

これが欲しい - フルメタルTIGER

2009年10月31日 | 日記
最近ヒッキー気味です。と言っても、宇多田のファンではなく引きこもりの
意味ですよ。

事務所でも自分の部屋に引きこもり、仕事が終わればまっすぐ帰って
家の中に引きこもってます。
別にインフルエンザ対策で人との接触を避けている訳では無いのですが
心地よい空間が事務所の自分の部屋の中と家ぐらいになってしまった
のかもしれません。

そのせいか、テレビをよく見ます。
帰るのが遅いため、ケーブルテレビの海外ドラマをよく見ます。
実はいくつか海外ドラマの感想をブログの原稿として書きました。でも、
アップすることもないかと思い、そのままにしているものもあります。

昨日は帰っておもしろい海外ドラマもなく、ケーブルのチャンネルを
ザッピングしていました。
すると車輪倶楽部という、主にモータースポーツを紹介する番組で
凄いものを紹介していました。

フルメタルのTIGER重戦車です。

このTIGER重戦車の凄いところは、パーツの一つ一つが成型品
(ダイカスト)ではなアルミ素材から削りだして作ったものだと
いうことです!!
だから大量生産はできなくて、注文を受けてから作り出すそうです。

これを作っているのは(有)山本工業という、愛知県の金属切削を
本業とする中小企業です。
だから、このモデル作りは本業ではなく、まったくの社長の趣味のようです。

山本工業
http://www.yk-m.com/metal-tank/index.html

いいですね~、社長の趣味だから、金属の材質を生かした精巧な作りに
加え、主砲を打つと、砲身が後退したり、エンジン音は実際のマイバッハ
エンジンをサンプリングしたものを使う等、こういったモノが好きな人の
心をくすぐる作りが満載されています。

また、自社の技術の優秀さをこういった形で表現してしまうところが
スゴイと思います。ガチガチに技術力をうたうよりもよっぽどインパクトが
ありますよね。

冗談抜きに欲しいです。RC仕様で785,000円。高いけど、削りだしだから
このぐらいするでしょう。

この番組を見ながら、「欲しいな~、いいな~」を連発していると
後ろから嫁と娘が「何が良いのか、さっぱりわからん!!」と話している
のが聞こえました。

どうも家の中にも心地よい空間は少なくなっているようです。

ボーン・アルティメイタム

2009年10月30日 | 日記
明日フジ系列の土曜プレミアムで「ボーン・アルティメイタム」が放送されます。
この映画は必見です。まだ見たことがない方は是非見てください。

本当は、見たことのない方には前作2作「ボーン・アイデンティティ」、
「ボーン・スプレマシー」を見てから、楽しんで欲しいのですが、時間的に
無理ですよね。
ちょっと、ややこしいですけど単品でも楽しめると思います。

原作はロバート・ラドラムの「暗殺者」(邦題)です。
こちらも「暗殺者」、「殺戮のオデッセイ」、「最後の暗殺者」と三部作に
なっていますが、原作と映画のあらすじは主人公名と作戦名ぐらいしか
一致しません。
でも、映画、本の両方ともおもしろいですよ。

ところで、原作の方はテロリスト、暗殺者として有名な「カルロス」を
捕まえるために、主人公が自分の過去を捨てるのですが、
この「カルロス」というのは実在の人物で、今はフランス警察に捕まり
終身刑で服役中です。
この「カルロス」は世界中のテロ事件に関与し、100人近くを暗殺したと
言うことです。実在するゴルゴ13みたいなものですね。
コードネームは「ジャッカル」で、そうF・フォーサイスの「ジャッカル
の日」も、この「カルロス」をモデルにしているんですよ。

アクション映画が嫌いな方もストーリー展開のおもしろさに引き込まれる
と思いますので、見てくさい。

コストパフォーマンス

2009年10月08日 | 日記
前回の日本陸海軍機大百科を読み返すと、
これは高いとか、安いとか、またお金のことを言っていると
思われそうですね。

たかだか1990円、2000円弱のことでグズグズ言うなんて
なんとちっちゃい人間なんやと思われていないかと不安に
なったので補足します。

日本陸海軍機大百科のような趣味性の高いジャンルは、高度な内容を
求められます。
購買者層は既に相当な知識を持っていたり、その分野に非常に
愛着が強いわけです。
その専門性を満たそうとすると、内容や提供するサービスも高価に
ならざるをえません。
だから、分冊にしたり、シリ-ズものにしたりして1回あたりの
コストを下げようとするのが、こういった商法の基本的な考え方だと思います。

そうであるのに、日本陸海軍機大百科は専門性であったり、趣味性が
非常に低いのに1990円ではコストパフォーマンスが悪いと言っているわけです。
第1号の790円なら納得できます。

本に入っている販促物を見ても、飛行機のダイキャスト・モデルが
売りのようですが、前回に書いたように精度が悪いし、もう少し
マニアを納得させる作りにして欲しかった。

手にとって「ブ~~ン」とはしないですけど、飾るだけでなく
さわる楽しさを与えて欲しかったですね。
(正直言って、ちょっとだけ「ブ~~ン」としました。)

今日は第2号の発売です。
実は最初からこの第2号の「疾風」と第3号の「雷電」が欲しかったんですよ。
今号から1990円だしなぁ、どうしようかなと思案しています。

とりあえず本屋に行ってみます。

日本陸海軍機大百科

2009年10月04日 | 日記
写真は日本陸海軍機大百科の第1号です。
テレビのCMを見た人がいるかもしれませんね。
と言っても、脳は見たいと意識したものしか認識しませんから、
興味がなくて気がつかない人の方が多いかもしれません。

そんなニッチなマーケットのお話です。

実は私小さい頃から戦闘機、戦車、潜水艦、小銃といった
武器が好きなんです。軍事オタクと言えるかもしれません。
でも、少し違うのはそれらのメカニズムが好きなのであって、
あまり戦記だとか運用には興味がありません。
これも、興味の無い人には違いがわからないでしょうね。

この本のTVCMを見て、久しぶりに、子供の頃に返って
何号出るのか知らないけど、定期購読して全部集めようと思って
本屋を探しました。
ところが、発売から2週間近くたっていたためか売っているところがない。
やっと1冊だけ残っているところを見つけて買ってきました。

でも、正直言ってがっかりしました。

この大百科の魅力はダイキャストモデルとその各号で扱う陸海軍機の
詳細な説明と写真、図と言うことなのですが、薄っぺらな冊子で
新たに知るようなことは、ほとんど無かった(空母内にどのように
収納されているかは知らなかった・・これだけですね)。

そして、ダイキャストモデルがちゃっちい。
形だけで、もう少しマニアの気持ちを高めてくれるような精巧さが
欲しかった。
翼端の折りたたみができるとか、せめて脚の収納ができるように
ぐらいできるようにすべきでしょう。
1号は特別価格で790円だけど、2号からは1990円なのに、あんな記事と
ダイキャストモデルだったら、買う気はしませんね。
トミカ(ミニカー)なら、500円前後でドアも開くのに。

デアゴスティーニがこのような収集と知識を合体した本?おもちゃ?
収集品?では有名です。
必ず創刊号は半額以下で、導入障壁を下げる商法をとっています。
本屋には、同じ商法のものがいろいろな会社から出ています。
今回買ったのもハシェット・ジャパンという会社のものです。
でも、シリーズ最後まで買う人の割合ってどのくらいなんでしょう?
興味があります。