楽天経営主義

経営コンサルタントが経営とは関係なく
日常を気ままに綴ります。

大事を見つける目

2012年03月26日 | 日記
今年も近所の梅園の写真を撮りました。
これまでは携帯やスマホのカメラで撮っていたんですけど、
今年は一眼レフで撮ってみました。



やっぱりカメラが良くなるとできる写真も良くなるような
気がするのですが、そう思っているのは私だけでしょうか^^

ただし、この写真は2週間前のものなので、梅園に行っても
もう散ってしまってありません。

やっぱり道具の違いって、初心者であってもなのか初心者
だからなのか、良くわかりませんが出ますね。

良いカメラは、色の再現性やものの輪郭をくっきりと写し
出す能力が携帯カメラやコンパクトカメラと違うような
気がします。
(まだはっきりと違う!と言いきれるまでカメラと慣れ親
しんでいません)
だから、これまでよりも一歩前に出て、被写体と近い距離で
撮る傾向になってます。

休みになると、犬の散歩を兼ねて色々なものを撮ってみよう
と、カメラを持ち出すのですが、なかなか何を撮ったらよい
のかわかりません。
気がついたら、犬の写真ばかり撮っています(笑)。

被写体を見つけられないんですよね。
天気の良い日は海、山を見ていてもきれいだとは思いますが
どこをどう撮ったら「きれい!」だとか「すごい!」という
写真になるのかがわかりません。

写真のうまい人やプロの人は同じ風景を見ていたとしても、
その風景の中でどの部分が核となっているのかを瞬時に見
分ける目(感覚?)を持っているのだと思います。

私がぼんやりときれいなだなと眺めている風景を、その
風景の中で一番きれいな部分を切り取ってくれるような
感じではないでしょうか。

もっと凄いのは、自分が日常慣れ親しんでいる普通の風景が
そういった人の手にかかると普通の風景の一部を切り取り
クローズアップすることによって非日常の風景に見せてしま
う事です。

目に映る色々な情報から一瞬にして大事な事(ところ)を
見つける目を持っているんでしょうね。

我々コンサルタントの仕事にも「大事を見つける目」が必要
だなと思うことがよくあります。

企業の現状は色々な要素で説明されます。

人、物、金といった経営資源と言われるもの、競合や法律
改正、社会的環境、これらが複雑に絡み合って、企業の現状
を作り出しています。

これら絡み合った要素を解きほぐすためにSWOTや5forces
3C分析といった様々な分析手法を使うわけですが、熟練した
コンサルタントは企業の現況を見ただけで、どこの部分に
問題点があると即座に判断してしまいます。

大事を見つける目を持っているというか、養われているん
でしょうね。
私はまだまだそんなことができませんが、ぜひ到達したい
目標です。

カメラの腕前が上達するのとどちらが早いか楽しみです。

大国の黙約

2012年03月22日 | 日記
今日の新聞でイラン産原油の4月輸入が前年比で7割減となる
という記事がありました。
原発事故の影響で電力用原油の調達コスト増が懸念される中
大変な事だと思います。

これも、日曜日の日本経済新聞の記事ですが、興味を持って
読みました。

「日本が知らぬ大国の黙約」と記された記事の内容は
「イランには原油輸入の禁止を世界各国に求めるのに対して
北朝鮮には中途半端な査察内容で食料援助に合意しました。
こういったイランに厳しく、北朝鮮に甘い核兵器開発に
対する対応姿勢の著しい違いは国連安保理の常任理事国で
ある米英仏と中ロの思惑がらみの裏取引が見える」
というものです。

記事の内容は、これまでの国際関係でいつも見せられ、
感じさせられてきた構図で目新しいものでは無いと感じる
人の方が多いでしょう。

その記事は「北朝鮮の隣にある日本は米欧とは脅威が違う
のだから、イラン制裁に協力する見返りに北朝鮮に厳しく
対処するよう米国に迫る。大国の都合に振り回されない、
したたかな発想があってもいい。」と結ばれています。

ホントにそのとおりというか、多くの日本人は世界の
便利屋のように使われて、それでいて外交の世界では
存在を無視されている日本の現状に歯がゆい思いをして
いるのではないでしょうか。

大体、米国は大国としても、それ以外の英仏中ロって
大国ですか?
中国はGDPで抜かれましたが、国民1人当たりGDPでは日本の
10分の1だし、英仏にしてもGDPは日本の半分を超えたくらい
です。ロシアなんて言わずもがなです。

経済だけが大国の条件ではないと思いますが、これらの
国は国連分担金の負担率が非常に低く、最近では日本も
負担率を低くしたので、英仏を足した12%超ですが、
それまでは、英仏中ロを足したものよりも多い16%超も
負担しています。

こんな国達が常任理事国として、国連の運営に力を持って
いるなんて、国民の立場からすると許されないと思います。

結局、大国の条件は核兵器を持っているかどうかなんですね。
となると、将来的にはインド、パキスタン、イスラエル、
イラン、そして北朝鮮までも将来常任理事国入りするかも
しれません。

もちろん国際紛争を解決するための機関ですから、発言力が
金銭負担の多い少ないで決められるものであってはならない
わけですが、大国と言われる常任理事国の思惑でたいした
成果もあげられない国連にこれ以上、期待も金銭負担もして
欲しくないと思います。

そうであるのに、外交は国連を舞台に行っていく「国連主義」
なんて訳のわからない事を言っている政治家や外務省の官僚
のセンスを疑います。

いっそ一度国連を脱退してみてはどうでしょう。
日本が抜けた国連は資金難に陥るでしょうし、日本に再加入
を求めてくるでしょう。
その時に、金銭負担に見合った地位を要求すれば良いと思い
ます。

たとえ再加入を求めてこなくても、少ない負担で独自の外交
姿勢を貫けるのではないかと思います。


スピードラーニング

2012年03月17日 | 日記
朝の通勤の時にスピードラーニングを聞いています。
石川 遼君の宣伝で有名な英語教材です。

ほぼ毎日聞いていて、だいたい2週間で1エピソードから次に
映る感じで聞いています。
今エピソードナンバーが26なので、ほぼ1年間は聞いている
ことになります。

1年続けた効果のほどはというと、全くありません。
聞いているとはいっても、聞き流しているだけなのですが、
この教材は、聞き流しているだけで英語力がつくというのが
うたい文句ですから、問題はないはずです。

遼君は高校生の頃から外国の記者に対しても流ちょうな英語で
応対していることから、それはスピードラーニングのおかげ?
みたいに見えますが、違うんでしょうね。

大体、年間数億円も稼ぐ人間が、英会話を通信教育で済ます
わけがないですよね。
絶対に他のレッスンを受けています。

スピードラーニングの売りは毎日聞き流しているだけで
ある日突然英語が口から飛び出すというものです。

好きなんですよね。
こんな「楽ちん」なフレーズが・・

今までも、こんな「楽ちん」なフレーズに惑わされて商品を
選んでがっかりしたことは数え切れないのに、人間って
懲りないですよね。

「洗うだけでフサフサ」、「食べてもスリム」とか、世の中には
こういった「楽ちん」フレーズが満ちあふれています。

「楽して事をなすことはできない!」
日頃、指導先の企業にはきつく言っているのに、自分自身には
甘くなってしまいます。

「甘い言葉」「楽ちんフレーズ」を見たら、そんなことは絶対
あり得ないと、まず否定することから始めたいと思います。






創業セミナーDVD

2012年03月11日 | 日記
うっかりしていましたが、やっと創業セミナーのDVD販売を
始めることができました。

今月の初めから、私の会社のサイトから申し込みができるように
なっていたようですが、チェックをするのを忘れていました。

一応、見本として最初のセッションをサンプルビデオでアップ
しています。

90分のセミナーで創業塾の核であるビジネスプランの書き方を
できるだけ詳しく話そうとしたのですが、実際には10分ほど
時間オーバーしてしまいました。

また、アイスブレークを入れる時間もなく、表情も硬いまま話を
していますが、慣れないことと少ない時間の中でできるだけ多く
説明をしようとしたことが原因なので、ご容赦願いたいと思い
ます。

できるだけ多くの方に、ご覧いただけることを願っています。

販売ページ
http://www.pro2-c.com/dvd.html